日活の1959年製作、ほぼ60分強の作品なので日活番線のシスタームービーだったようですね
主演は「機動捜査班シリーズ」で刑事として活躍していた青山恭二の犯罪映画
本日午前中に衛星劇場で拾った作品でしたが12月の幻の蔵出し作品でのOAだったようですね
4人の男がドル買いのボスを嵌めて殺して手持の金120万を強奪してしまう
ボスの直近の島(青山恭二)だけは、ボスが溜め込んでロッカーに仕舞い込んでた全財産をさらに盗み出してしまう
そして恋人と共に高級アパートに引っ越して
そうですかこの時代はアパートが憧れの住まいだったわけの高層だしなんとかコンシェルジュまで常駐してる
家電が普及前だからコンシェル忍者呼び出される
っていう時代背景も面白い
まぁそれから団地になってマンションっていうハイソな住宅磁場になって行くんでしょうかねぇ
一人だけボスのお金をネコババしてる島の周りでは一緒に山分けした連中が一人、一人徳不審死を遂げていき、脅迫はついにシマの元に届き
それは殺したはずのボスからという・・・
まぁボスではなかったものの結末は悪銭身につかずで関係した男たち全員と園男たちの女たちにも及びなんとラストはみんな死んでいき、お金まで日に包まれるというお話でした
脅迫っていうてもあまり緊迫感もなかったし
山内明さんが特殊メイクで彼とはにても似つかぬお姿だったのがいんしぃうてきでしたし
なんだ最後に青山恭二が拳銃持っていたのか全く持ってわからない始末ですが
それで結局は映画的に始末しちゃうんですが
まだお若くて売れてない時代の米倉斉加年さんが賭場の胴師役でワンシーンのみ出演されていましたね
1959年製作、日本映画、日活作品
若杉光夫監督作品
出演:青山恭二、高田敏江、山内明、清水将夫、大町文夫、伊達信、佐々木すみ江、堺美紀子、日野道夫、嵯峨善兵、黒崎信男、岡村春彦、米倉斉加年