前作「賭場の牝猫」の公開が1965年7月、で、二作目のこの作品の公開が65年の10月っていうことっで
それなりにヒットしてのシリーズ化ってことになったようで
再びというか前作では伊東っていうキャラクターは死んだので今作では新しい浅野という役所で二谷英明さんが登場してきて
前作よりも強めに野川由美子さんとの濡れ場要素も配してのちょっとお色気強めの第二弾となっておりましたかね
まぁ前作の続編ということで身をトルコ風呂に潜めた雪子は網走帰りの浅野と偶然出会い
彼の風貌に伊東を重ねてたちまち恋に落ちていくものの
なんと今作では雪子に行き別れた姉がいてなんと天風組の養子となっており
そ乃天風組乃親分が何者かに殺されて
撃たれた拳銃がベレッタ
その天風組親分の犯人をこれまた菅井一郎と藤竜也の刑事コンビが脇で追っているという構図
そして浅野に惚れた雪子はなんと姉の組員である浅野のために天風組の賭場を”こうわかい“って書くと自然“弘和会”って変換されるのはこれまたなんですが
こちらの”こうわかい“は”光和会“でして
この親分に須賀不二男さん、そこに壺振りとして雪子が入り、浅野と示し合わせて賭場の取り戻しを画策するのがメインストーリー
野川さんの壺振りのお色気シーンにも度が入り結構なお色気シーンとなっており
いかさまに関しても前作では避けてきてた着物脱いだ野川さんのいかさま賽改めのシーンもあったりでお色気シーンが強くなってきてましたねぇ
まぁ浅野ニック実は姉が惚れていたことを知り
万事ことが運んでめでたしめでたしで
雪子はついに旅に出るのであった
ここまで人気あるようならカラーA級作品にしても良かろうものの
次作第三弾でも未だモノクロのようですね
一体何が足りなくてシスタームービーなのかなぁ
1965年製作、日本映画、日活作品
野口晴康監督作品
出演:野川由美子、二谷英明、藤竜也、堀恭子、河上信夫、杉江弘、日野道夫、山田禅二、雪丘恵介、桂小かん、長弘、小泉郁之助、緒方葉子、森みどり、林泰江、、伊豆見雄、玉井謙介、露木護、浜口竜哉、山口吉弘、ー北竜二、須賀不二男、菅井一郎
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