MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、店舗型レンタル店の残日録。

RRR

2023-07-09 05:05:37 | アジア映画
インド映画史上空前の大ヒット作「バーフバリ」シリーズを生み出したS.S.ラージャマウリ監督が贈る待望の最新作が、なんとロングランヒットで限定劇場での公開中にもかかわらず7月5日に二次使用のDVDがリリースされた。
この映画も歴史活劇でして
インドが英国植民地時代の1920年のインド。村人少女マッリの才能を気に入ったキャサリン総督夫人は、強引に彼女を総督府のあるデリーに連れ去ってしまうところから映画は始まる。
 
っていうことっで統治国であるイギリスに使える警察官ラーマとさらわれたマッリのお兄さんだったんですね
髭面と老練なお顔からしてお父さんだと思ってましたビームとの
いわゆる敵対する陣営に属する二人の出会いと友情の三時間の長尺アクション映画
それぞれの人物っていうかキャラクターの紹介として森の民であるビームはなんと森で虎と対決して捕まえてしまうという野人
この虎さんは中盤こういうことのための伏線であったんですねって言う形で再び登場してきます。
インドはIT大国であるために映画界でのCGやVFXの技術力も超一流ですから映画も
これでもかってIT技術を見せ付けてくれる。
 
もう一人のラーマは総督府に押し掛けてきた群衆の中に一人で乗り込み群衆たちを一人で蹴散らしてしまう
そんないわゆる敵対する立場の2人は互いの素性を知らぬまま一人の少年の命を救う事件から唯一無二の親友となっていくのだが・・・
見てるこっちはラストは結局この二人の友情と信頼を超えたタイマン勝負をクライマックスのケレンにするんだと思って見てたら
そこにはいく前に二人の対決を比喩的に心情を視覚で表したものなのかビームは水でラーマは火として総督府での対決をしっかりと見せといて
 
インターバル開始早々ラーマの少年時代に話が戻り
なんと彼は村人たち一人1人に銃を分け与える使命感を持って自分の気持ちを隠して英国側についた演技をしていたんですね
インド激動の時代で、彼ら二人は立場的には両極の場に立ってるものの実は同じ立場の人間だったってことで二人の友情、使命、家族、誇りが一つに結実して英國総統を倒してしまうんですね
 
実に上手にインド映画っていうかボリウッドダンスをプロットとして組み込んだシノプシスが上手いよね
っていうかエンドクレジットではもうボリウッドダンスをメインに耳に目に残る作品だった
インド映画もアクションシーンは役者さんがよく翔ぶし跳ねるよねぇ
アクション満載であっという間の三時間の映画だった。
 
2022年製作、インド映画(日本公開作品)
S・S・ラージャマウリ脚本・監督作品
出演:N・T・R・ラオ・ジュニア、ラーム・チャラン、アーリヤー・バット、アジャイ・デーヴガン、レイ・スティーヴンソン、アリソン・ドゥーディ、オリビア・モリス

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 花を喰う蟲 | トップ | 呪呪呪/死者をあやつるもの »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんは! (ヒロ之)
2023-07-09 19:44:38
インド映画の技術力も凄まじいものがありますよね。
しかもあり得ないシーンですらも、現実的に見せて説得力持たせるのだから本当に大したもの。
3時間がこんなにもあっという間に終わる感覚、他の長時間映画ではあり得ないかも。
踊りと歌を組み込むインド映画ですが、本作はきちんと流れに沿って入れているのが良かったです。
とにかく見所しかない映画で大満足でした。
返信する
ヒロ之さん、こんばんは (morkohsonimap)
2023-07-10 03:15:34
コメントありがとうございました。
いや本当に楽しい映画でしたね
中身もギュッと濃くてっていうかインド人俳優三顔も濃いでした。
ってことで長尺も苦にならないほど映画の内容も濃かった
最近のインド映画は歌やダンスの無いシリアスなものもあるんですが
こう言ったように筋を壊さずに自然と流れで入れてくるのもありですね
デモ結局最後は悪役もヒーローもみんなでボリウッドが定番のようで・・・
返信する

コメントを投稿

アジア映画」カテゴリの最新記事