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レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

SALAAR/サラール

2024-12-15 05:05:05 | アジア映画
TWINさんお得意のインド映画
いわゆるボリウッド的な要素、つまり3時間(174分)にわたる長尺なのに所々で歌唱は入るもののダンスが全くない映画
そうなんです劇中なくても大抵エンドクレジットで出演者総出で集団ダンスを見せてくれてるんですが
それさえもない映画だし、なんか終始重たい雰囲気で作られてるアクション映画ではありましたが
 
そして映画自体インドっていうよりか、どっかの架空の国のお話になってて
ある意味日本で言うところの大河ドラマっぽい作品でして
いろんな国家っていうか領地を持った連中がしのぎを削って国家をっていうか覇権争いっていうか日本で言うたら戦国時代みたいに群雄割拠での戦国物語みたいな作品でして
 
っていうかオープニングではたった十歳の時に友情を育んだ平民の少年サラールと領主の息子とが領主の鼻輪を智力と暴力で取り返すものの獲ったやつはその兄貴でして
そこには暮らせなくなり母親の命も危ないとこを鼻輪の君が助けて逃してやるとこから始まるんですが
 
その智力と暴力に長けた少年サラールが大人になった2017年に映画は飛び
国の政情が不安定ってことで米国に亡命していた男の娘がインドに帰ったことで命を狙われて
かつてのサラールがその命を狙われた娘を単身で守る
って言う行動に出るものの
 
なんと時制が2000年に急に戻り先に書いたように後半の二時間は群雄割拠の戦乱の中でして孤立した件の鼻輪の領主が救いを求めてるきたことで
サラールは立ち上がり・・・・
近代じゃなく現代兵器だ身を固めた他領主に与する各国の傭兵に対して
こちらは無手勝流の徒手空拳でバッタバッタと敵をちぎっては投げちぎっては投げって言う
まさかの映画ですのでアクション的に人体破壊もあって面白いのですが
 
映画としてテンポは遅くかつ重厚な映像で紡いでいくから三時間の長尺になるものの
映画としては
何一つとして解決してなくて
そうなんですよ実はto be continuedの作品でしてこのままいくと何部作になるのやらっていう作品だったのだった
 
2023年製作、インド映画(日本公開作品)
プラシャートン・ニール脚本・監督作品
出演:プラバース、プリトヴィラージ・スクマーラン、シュルティ・ハーサン、イーシュワリ・ラーオ、シュリヤー・レッディ、ジャガパティ・バーブ、ボビー・シンハー、ジョン・ヴィジャイ
 

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