韓国のお得意ジャンルでのホラー映画だし
さっき見たインドの映画もタイトルに同じ文字が三つくっついてるって言う共通点もあって
ここで選んだのがこの作品
「RRR」は原題そのまんまですが
こちらも“呪”が三つ重なってるものの、こちらは邦題ですけども
三つ字重なりっていうことでこの作品の感想っていうか雑感を・・・
しばし、お付き合いいただければ幸いです。
しばし、お付き合いいただければ幸いです。
って個人的には韓国映画だし、ものすごくエグくて血みどろホラーを期待していたら完全に肩透かしくらってしまった作品
見終わって調べてみたらこの作品も2020年に韓国のネットTVで放映された「謗法 ~運命を変える方法~」という作品の正統続編作品だそうですが
個人的には血液型の性格でテレコであっても前作見ないと気がすまない人ではあるのですが
この作品単体で見てもお話は完全に通じておりましてっていうか調べても日本ではDVD化されてねえし
ヒロインの呪術師であり、後半突然日本と中国で呪術修行を三年以上してきたって言うソジンさんが前作では活躍したんだなぁって言うのがわかったくらいで
この作品を単体で見てもほとんど問題はないと思っております
これってある意味ゾンビって言ってもいいような泥人形みたいな屍が蘇って殺人を起こして後その場で屍が朽ち果てて泥が落ちてくみたいに改めて死んでいく様をCGで見せてくれるのがケレンのようですね
死体が蘇るのは呪術によってですけども一応蘇るってとこはゾンビって言う言ってもいい
っていうのも呼び方がわからんからここではゾンビと屍の二通り書いているものの同じ事でして
このゾンビと言えるのか屍はちゃんと人体を形成してるものの、目的の殺人を果たすとその場で朽ち果てていくとこが新しいアイディアでしょうかねぇ
動く屍を殺人の道具に利用するというアイディアが斬新でしたし、呪術によっての蘇りっていうことで更に生きている人間に擬態するし、走るし、喋るし、集団で襲ってくるというか人間そこのけのソンビたちは、薬害実験によって殺された被験者の恨みを晴らしていくんですが
そこいらこの作品自体お話の進行には警察まで加わってくるけど屍集団にはたちうちできないって
もうそこからこれは韓国映画でしかできないものでしょうねぇ
でも決しておバカではない警察組織ではあります
そして更に韓国映画らしいのは悪として描かれる製薬会社の二代目女社長の強烈な悪徳個性が群を抜いて素晴らしい
一応ヒロイン的立場のおばちゃんでは呪術として太刀打ちできないとこに
で、お約束っていう具合にソジンが現れてくるとこが・・・・
よくある展開で実に単純明快な観やすい作品でした
邦題や日本版のジャケットからくる印象よりも明るく楽しい屍(ゾンビ)映画でした。
できれば前作見てみたい・・・
2020年製作、韓国映画(日本公開作品)
ヨン・サンホ原作・脚本作品、キム・ヨンワン監督作品
出演:オム・ジウォン、チョン・ジソ、チョン・ムンソン、キム・イングォン、コ・ギュピル、クォン・ヘヒョ、オ・ユナ、イ・ソル
恨みつらみで亡くなった屍を、復讐する対象者にぶつけるというプロットは良かったです。
あくまでもソジンさんが居てこその決着なんでしょうね、女性記者にはそういう能力はないようでしたし。
アクションすらも対屍という意味でのホラーの味付けがされていたのは好印象でした。
どうやら同日リリースで全12巻の「謗法〜運命を変える方法〜」が韓流ドラマ枠としてリリースされてるようですね
暇があったら一気見してみたいと思いますが12巻は長いから月末のリリース枯れ時になるかなぁ
うまく全巻レンタルされてないことを・・・
って今作はドラマ版のスピンオフ映画だったようですね
でも韓国映画らしさが随所に見られてエグさがないだけでそれなりに楽しめました。