中国産のいわゆる国威高揚つまりはプロパガンダ映画の最たる作品
そうなんです中国の領空圏を侵略された中国空軍はジェット戦闘機を派遣して領空侵犯の警告を出すものの
侵犯機は最新ステルス戦闘機でこちらの旧式ジェット戦闘機ではまるで歯が立たなくておちょくられて戦闘機パイロットは悔しい思いを常に味わっていた
何せ国防費が日本の45倍だとか言われてる中国ですがねぇ
いわゆるこの度誕生させた中国初のステルス戦闘機”殲35“の製作秘話って言うお話だったのね
したがって最初っから最後までの二時間5分完全なるプロパガンダで貫かれてる作品ですが
一応はちゃんとしたシノプシスだ作られてた感動巨編って言う作品
ってことで空軍きっての航空機技術を持ってる兵士レイ・ユーはステルス戦闘機開発のテストパイロットチームに推薦されてテストパイロットとしてその能力を期待されていた
他駐屯地から腕に覚えのある連中が集められてステルス戦闘機の飛行テスト等に参加して“殲35”の性能や極限領域等のテストに毎日明け暮れる様を描いていくだけの映画ですが
ちゃんと映画としてテストに失敗したりとかのシーンも組み入れて物語に緩急をつけて観客を飽きさせないプロットで構成されており
中国産と言うことをおいておいても映画としてきちんとできてる作品
チーム長がテスト飛行で死んだりとかレイ・ユーに腕と度胸とでは引けを取らないライバルがいたりとか
ちゃんと映画として成立しており
最後はこの二人が協力して・・・
っていうかステルス戦闘機が飛行する高度には鳥って飛べるのかな
最終テスト中にバードストライクに遭遇しライバルは負傷してさらに機体は不調になるものの機を離れずになんとか基地に着陸させるって言うサスペンスがクライマックスでしたが
この“殲35”は現在中国の最新ステルス機であり、あの使い物になるかならないかの中古空母に搭載されてる様ですが、空母での発艦がジャンプ台ではその性能は発揮されてはいない
でも中国産初の最新空母にはカタパルトが搭載されててこのステルス機は機能してる様で
エンディングでは領空侵犯の外国機(国名は完全に伏せていますが・・・言語は英語だったなぁ)と互角にわたりあっていましたねぇ
2023年製作、中国映画(日本公開作品)
リウ・シャオシー脚本・監督作品
出演:ワン・イーボー、ユー・シー、チョウ・ドンユイ、フー・ジュン、シュー・カイチョン
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