MOMENT

レンタルDVD三昧なアナログオヤジの、残日録。

権力の階段 ~総理への道~

2020-08-26 23:47:58 | Vシネマ
オールインから、新しいジャンルの作品が・・・
っても政治の世界で総理を目指すのはどう見ても「日本統一」だし
政治の派閥はある意味ヤクザの組織みたいなもんで、斬った張ったが無いだけで
血も涙もない権力闘争を得物なしで日々行ってるのは
ヤクザ社会とかわんないってとこに目をつけたのが
CPのロゴでお馴染みのVシネマ製作会社シネマパラダイス
いわゆるって言っても、私もよく知らないんですが
夏山一族っていうのかなぁ、製作サイドと一部俳優っても過去に子役だったけど
今どこにも出てない夏山千景とかいたけど
 
そんな夏山一族の会社が政治の世界という権力闘争を「日本統一」に見立てて制作した作品
一応今んとこ三部までは製作されてるようですが
ほぼ「日本統一」の政治版と言っても過言ではないのが
本宮泰風さんの役名が日村蓮司、山口祥行さんの役名が田島悠人、そして小沢仁志さんの役名が谷川雄一
もう完全にパロってつでしょう
っていうか役名に問題なし
これはもう堂々としたパロディ作品でもあるわけです
 
まずは日村蓮司の父親と谷川は同期の20年国会議員
派閥の親分に小田というのがいるものの、野口雅弘演じる鈴木総理は小田の傀儡政権であるのを嫌い
幹事長を押し上げて、いわゆる派閥クーデターとして、鈴木政権を倒すために
勉強会と称して80人の賛同者を日村の集金能力で集めるものの
小田の切り崩しにあって40名ほどしか集められなかった・・・
一方日村哲也の息子蓮司は、父親を嫌い、そう言った政治の闇とか裏金を暴く週刊誌記者として名を上げていた
また学生時代に谷川2命を救ってもらった田島悠人は、今では谷川の第一秘書として裏の仕事もしてる
この蓮司と悠人は高校時代の級友でもあった
 
もう完全にどこから見てみ政治に形を変えた「日本統一」でしょう
で、政治記者たちの抜いた抜かれたって言う日々の記者活動もう描かれていて
そこにオールインでは考えられないほど女優陣も豊富に投入されています
ここがCP映画希強みでしょうか
 
そんな中でIRがらみで蓮司は父親が、今回の件での資金集めに関する政界の闇を
知って、それを暴く前に確認しようと20年ぶりに父親に会おうとするんですが
その連司の前に、この闇を暴かれたら谷川も政治家としての政治生命がたたれる可能性があると言うことで悠人が立ち塞がる
 
シネマ⭐︎パラダイスのコンテンツとして3本作られたようですが
オールインも3ヶ月連続リリースですか
 
最後に”夏山牧子に捧ぐ“ って言う献辞が出るんですが
チーフPを努めて来られた方が亡くなられたんですかね
 
政治家の権力闘争とヤクザの全国制覇の闘争とは
実によく似てるというか着眼点に目から鱗の作品でしたねぇ
ダイジェストを見ると次は親父の死んだ後、蓮司は地盤を継いで選挙に出馬するんですね
そこで谷川と悠人と蓮司が一つに収斂していくのかな
とりあえず次回が楽しみ
 
2020年製作、日本Vシネマ、シネマパラダイス作品
辻裕之監督作品
出演:本宮泰風、山口祥行、石山雄大、古井榮一、野口雅弘、山崎直樹、佐藤寛子、五十嵐めぐみ、高嶋香帆、茜屋日海夏、大月秀幸、舘昌美、萬野崇博、長原成樹、宅麻伸、小沢仁志
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ストレンジ・シスターズ

2020-08-26 19:03:00 | アジア映画
アジア映画の棚にあって、どことなくホラーっぽいし
普段はあんまり手にとってジャケット見ないんだけど
セットにしようって色々漁ってるから、ついジャケットの裏表を見てしまったのよ
ったら、なんと「マッハ!」「トム・ヤム・クン!」「チョコレート・ファイター」のピンゲーオ監督作品じゃありませんか
さらに主演の女の子がBNK 48の女の子って言うじゃありませんか
って、ジャケットでは向かって左の子なんですが
個人的な好みでは右の子の方が・・・
でレンタルしてきて、見たらなんともがっかりな作品
ピンゲーオ監督は、ホラーって言うよっか、女の子にも容赦なく体を張ったアクション
それもめちゃくちゃなのを撮らせたら絶品なのにね
 
多分CGだと思うんですが、首から脊椎をつけたまま首だけ漂うって言う映画はどうなのか
怖くもないし、ただただ唖然茫然と漂ういくつかのお姉ちゃんの脊椎付きの首が浮いてるのを見てるだけって言うのがクライマックスのケレンだったんですか
もうDVDですがお金返してって言いたくなるような
って言いはしませんけどね
それだけドイヒーな作品
 
っていうか東アジア圏では、この首と脊髄だけの妖怪というか
もう名前も忘れて(見たばっかなのにね)しまった妖怪
日本人だから知らないだけで、東アジア圏では、この妖怪は人民には既知な存在なのかもしれませんが、私にはなんの興味も湧かなかった・・・今必要な妖怪はアマビエ様〜〜
 
その妖怪の元締的な姉妹がいて、姉がババァの肉体になったから
首だけ若い姉ちゃんに入れ替わろうって妹希妖怪の元締めみたいなのが
主演のJBKのお姉ちゃんもこの妖怪だったんで首が浮いてる間に肉体入れ替わっちゃおうっていうだけのお話でしかないし
 
それを阻止するべくこれまた姉妹というよりかは従姉妹同士の姉にあたるのが人間で
妖怪妹を守るために16歳の今日まで武道に剣術薬草学とか
これまた血の繋がっていない叔父さんと言うかJBKのお父さんに訓練されてくるわけで
実質姉妹ではありゃしないんです
って言うことで邦題の「ストレンジ・シスターズ」って妖怪の方の姉妹のことかってしまいには思ってしまいました
 
そうそうババァ妖怪の妹の家来の妖怪たちがタイ映画には珍しく
全員全裸だったんですよね、一応コマ落としで見ましたが確かに全裸でしたが
仏教の国でこう言うのって時代的にOKになっているんですかね
ここではまだブログにアップしてはいませんがベトナム映画で「第三夫人の髪飾り」って言う映画を見たんですが
これもちゃんとした濡れ場もあったし、薄絹通しての濡れ乳首ポチって言うのもあったりで
ここんとこのアジア映画も御時世から少しづつなんでしょうか?
 
これって一応<未体験ゾーンの映画たち2020>の前半戦で公開された作品だったんですね
 
2019年製作、タイ映画(日本公開作品)
 
プラッチャヤー・ピンゲーオ監督作品
出演:プロイユコン・ロージャナカタンユー、ナンナパット・ルートナームチューサクン、ラター・ポーガーム


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日本統一外伝 山崎一門2

2020-08-25 23:22:38 | Vシネマ
今月も25日になりましたので、オールインのリリース時期となりました
まずは「日本統一」のスピンオフ作品から、
前作「日本統一外伝 山崎一門」の続編です。
まさか2
本も作られるとは思っていませんでしたが、この作品も「日本統一40」の後日譚になってるようで
神戸で菊村をやっつけた際に田村は足に被弾し、氷室は左腕に被弾して
治療のために仕事から離れている設定
 
山崎一門の面々は、事務所でオレオレ詐欺の受け子をやってた金時ムスコ演じる半グレが事務所で中島に”童貞捨てるからフーゾク連れてって“ってこんがんして
みんなで大騒ぎしてたらはたまた大家さんが入ってくる
 
叱られるかって思いきやなんとオレオレ詐欺にかかったようで、金時ムスコのレクチャーと、なんと川谷の姐さんが乗り気でオレオレ詐欺の退治に動かざるをえなくなり
大家さんに要求されて1000万はなんと川谷親分の女用のヘソクリを姉さんが拠出したため
失くしたら殺されるとビクビクしつつも受け渡し場所に張り込むと
前作でボコボコにした受け子が現れて、お金が様々な人に渡って詐欺の本部に・・・
 
一応リハビリ中の、田村はワンコの(なんとエンドクレジットでは3番目にエントリーされてる)ダンベルちゃんとお散歩ですか
オレオレ詐欺本部では足の悪い男に現金強奪されたため
足を引きずってる田村に半グレ連中が襲ってくるも、簡単に撃退されてしまう
氷室は釣りに行こうって思っていたものの、配下の動きが気になって
 
事務所に出かけたところで前作の詐欺さんが殺されて
大家さんのお話を知り
って事で、最終的に氷室、田村と中島たちが別口から一つに収斂し
のんべの闇医者まで現れて、さらに大家の婆さんはこれを機に大阪の息子というか暮らすことに
ってことで新しい大家さんは金時さんが・・・
 
本編がシリアス作品の中で、山崎一門が軽ーくコメディリリーフを見せてくれていたことも暑んですが
スピンオフは、完全にまとめ役のない完全なドタバタコメディ作品になってて
小沢仁志さんも軽いノリで楽しんでるようですが
 
この連中のドタバタはある意味クドイし、まったくおもろうない
ある意味若手の個性を殺してしまってるような・・・
結局本編「日本統一39」、「日本統一外伝 山崎一門」、「日本統一40」、「日本統一外伝 山崎一門2」とリリース順に完全に一つのお話にもなっていたんですね。
 
ただ、演じてるみなさんの服装が冬服でしたので、コロナ禍の前に撮影していたようですね
 
2020年製作、日本Vシネマ、アドヴァンス作品
辻裕之監督作品
出演:本宮泰風、山口祥行、ダンベル、舘昌美、中倉健太郎、大山大介、北代高士、中澤達也、小手山雅、本田広登、川﨑健太、飛鳥凛、高橋ひろ子、金時むすこ、黒川モトハル p、永尾宗大、大竹口拓海、板倉佳司、松田章、滝本ゆに、小沢仁志

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ムルゲ 王朝の怪物

2020-08-25 19:52:16 | 韓国映画
いや、面白かった、
前に同じ韓国時代劇で「王宮の夜鬼」という作品を見ましたが
こちらの”夜鬼“っていうのは、俗に言う”ゾンビ“だったんですが
ゾンビが絡んで、王朝を転覆して、政権奪取しようと言う一派が
それに王朝につかえる剣豪が、奸臣たちと一戦を見えると言う
剣戟あり、政権奪取の反乱あり、そしてゾンビがこれに花を添えて
って言う作品だったと思いますが
 
いわゆるこの作品も、ある意味ゾンビを怪物(モンスター)に取っ替えただけ
って言ったら身も蓋もないんですが
いや、こう言った奸臣が王朝をひっくり返して政権奪取しようって言うときに巡らせる奸計が実に半端ない
王様なぞはまるで手足をもぎ取られた赤子のようで
そんな王様に忠義を尽くす剣豪って言う構図はエンタメの王道なんですが
 
この映画は、実際になんだか韓国の歴史書に書かれたいた
“もののけを利用して王朝転覆を図ったものがいた”って言う一句から発想して作られたみたいで
そんなことがオープニングで語られます
 
ムルゲによる被害が相次ぐ中、王様はかつて朝廷を追われた最強の将軍である主人公を呼び戻してムルゲ討伐を依頼する
主人公はムルゲ討伐に長年の相棒と弓矢の腕前と医術の心得を持つ娘と共に仁王山へと向かうものの、実は・・・
ということで始まりますが、ムルゲの被害者がグロテスクな映像で前半は描かれていき
奸臣のセリフからムルゲはいないんじゃないかって思わせているんですが
こう言ってなかなか怪物出さないのもある意味王道ですが
でたらでたで、これまた無敵な怪物でした、現実離れしたような怪物造形ではなかったなぁ
 
奸臣は怪物がいようがいまいが実はどーでもよくて
怪物譚で王朝の転覆を図っていただけですからねぇ
主人公は奸臣の奸計を見破るものの
一応信頼のおける相棒と弓の名手の娘とがいますが
彼は王朝を守るためにムルゲと戦い、奸臣部隊と戦い、かつ王様の命をも守らねばならぬと言う三つのベクトルで孤軍奮闘するから
見てるこっちはハラハラドキドキするんですね
 
奸臣の関心は王朝を転覆するだけだからベクトルは一方だけに向いているだけで
王朝転覆の必然としてムルゲがいたっていうだけですから
ある意味有利ですよね一緒くたに殲滅すればいいだけですからね
 
いわゆる見せ物の娯楽の一環として映画が存在してることを十分に理解して
映画製作してる韓国の製作姿勢だからこう言った面白い作品が生まれてくるんですよね
こう言ったエンタメに関しては、昔はお手本であったはずのどっかの国の映画は、もう韓国映画に追いつけられないほど差をつけられてしまったようですね
 
今回紅一点として出演されていた弓の名手ミョン役 のイ・ヘリさんって
さほど美人って思えないんですが
なんかすごく惹かれる女優さんでしたね
 
ムルゲの生い立ちがちょっとかわいそうでした
 
2018年製作、韓国映画(日本公開作品)
ホ・ジョンホ監督作品
出演:キム・ミョンミン、キム・イングォン、イ・ヘリ、チェ・ウシク、イ・ギョンヨン、パク・ヒスン、パク・ソンウン
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ファンシー

2020-08-24 23:13:57 | 邦画
上山田温泉を舞台にっていうかロケ地にして、癖の強い人間たちのなんでもない日常を描いた群像劇
漫画が原作のようです
ここ最近日本映画を見るように努めている私にはこの作品のことはまったく知りませんが
永瀬正敏、窪田正孝そして小西桜子って言う配役を見て
何となく気にかかった部分があったので、邦画の棚っていうか、ほぼ隣にある「初恋」を手に取って裏面読んだら
窪田正孝、小西桜子ってヒーロー、ヒロインだったんだよね
「初恋」ではもうヒロインでありながらも最初から最後までベッキーさんにみってかれてたヒロインさんでしたが
今作ではR -15作品ということでなんと体を張った演技でしたネェ
 
「初恋」では常に着衣でしたので、ほとんど気づかなかったんですが
今作では永瀬さんとの濡れ場を演じられているもので
いやおっぱいまったく無いお方だったのね
ちっぱい好きがよだれ流して喜んじゃうほどまっ平なお胸のお方でした
いや、これは「初恋」同様コレクションしておかねばという作品でしょう、ちっぱい好きには・・・
 
邦画としては他にも娼婦とかストリッパー役とかで脱がれてる方とか
ヤクザが出てきて、シマを巡っての小競り合いがあったりで
実に私の好きなジャンルの作品に入れてもいいような
って主人公である永瀬演じる男は夜は彫師で、昼の正業は郵便配達
郵便局長はなんと夜は温泉街の売春斡旋業と
もう郵政民営化だから副業やりまくり
そんなどこにでもある温泉街のちっちゃなシマでヤクザはしのぎをしてるんですが
こんな温泉街の堅気でないわい雑な商売人やなんかを背景にして
 
永瀬演じる郵便屋さんと、何故かインポで、自分はペンギンだと思い込んでる詩人家に窪田正孝、その彼が紡ぐ詩に恋い焦がれておしかけ奥さんになってしまう小西桜子演じる不思議な音楽の子
この三人が紡ぐ三角関係が物語の芯になってます。
 
ヤクザは単なる背景ですが、それでも手抜きで撮ってはいません
郵便局員の吉岡睦雄に、日頃野恨みで、売春斡旋の漢として刺された田口トモロヲ演じる局長さんに殺されちゃうのね
って事でメインのお話の外側では人も死にますし、ハジキも火を吹きます
ってことでヤクザの抗争ドラマ好きな私には退屈しない作品だった
っていうか「初恋」の前にこっちを撮っていたようですね
小西桜子さん、初映画出演で初ヌード作品
メガネっ娘っていうのも私にとってはちっぱい同様高得点でしたが
二作ともヤクザ映画だったって言うのは・・・
 
ちなみに監督さんも小西さん同様初監督作品だそうです。
 
2019年製作、日本映画、「ファンシー」製作委員会作品
廣田正興脚本・監督作品
出演:永瀬正敏、窪田正孝、小西桜子、深水元基、長谷川朝晴、坂田聡、今奈良孝行、飯島大介、吉岡睦雄、澤真希、佐藤江梨子、榊英雄、宇崎竜童、田口トモロヲ
 
 
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マー ―サイコパスの狂気の地下室―

2020-08-24 19:32:15 | 洋画未公開
オクタヴィア・スペンサーのお顔だけがアップのジャケット
演技派の彼女のホラー作品ということでセットレンタルしてはきたものの
最初は一体オクタヴィア・スペンサー演じる、マー(ママ)は一体何をやりたかったんだ
って不思議というよりは、完全にホラー映画の雰囲気が微塵もなく展開されていくんで
こちとらある意味イライラしながら見ていたんですが
 
ある意味オクタヴィア・スペンサーよりも、こっちの方がヒロインというか、主演じゃねえのかって言うくらい
高校生(JK)役 イアナ・シルヴァーズ演じるマギーがじつに魅力的で
ダイアナ・シルヴァーズを見てるだけで、言うに言われぬイライラ感は和らいでいくんですが・・・
そうマギーとスー・アンとが初めて出会うシーン
 
そうなんです、マギーは都会から、母親の離婚で母親の田舎町に引っ越してきたんです
初日からなんでしょう地元の目立つグループから誘われて
田舎町の高校生たちが夜やることは、お酒とハッパとセックスだけ
でもアメリカではID示さないとお酒は買えないから
 
酒屋の前を通る大人にお酒を買ってもらおうってこと
でスー・アンと出会い、とりあえず買ってもらえることに
でも2回目からはスー・アンは自宅の地下を彼らに開放して酒とハッパのパリピ高校生たちが集まる場所に・・・

スー・アンは自分をママと呼ばせ、地下室以外への出入りを禁じてくるものの
上に誰かもう一人いるような感じだった
しかし、スー・アンは自分の子供みたいな高校生たちと楽しんでるようです
一体スー・アンは何がしたいんだ
映画が進むにつれていろんなことがわかってくると
スー・アンノ異常な心理が見えてきます
 
そうなんですねマギーの母親も、マギーの彼氏になった警備会社の社長も地元保安官も、そしてスー・アンもみんな親たちも実はみんな同じ高校の同級生だった
ってことで典型的なアメリカの田舎町の親子は同じ高校の先輩後輩でもあるんですね

そういう人間からスー・アンは現在警備会社経営してる男を高校時代好きになり
マギーの母親からスー・アンはフェラ野やり方を教えてもらい
そんなスー・アンをみんなが過去にからかってて
マギーの母親が帰ってきたことでむかしのトラウマ何よみがえり
 
今になって、その時の復讐を始めるに至ったってことだったんでしょうかね
内気ゆえに酷い目に遭わされた過去を持つスー・アンってことで
自分の娘自体を障害者として登校させずにいたんですかね
マギー希お母ちゃんみワンコをスー・アンに託した時に気づかなかったんですかね
 
クライマックスではスー・アンは完全に狂ってしまったようで
江戸の仇を長崎で見たいに高校生を一人一人・・・
その前に警備会社のフエラ好きの何を切っていたり
保安官まで射殺してしまう
一番痛そうなのはJKの口が悪いと縫っちゃうシーンか
アイロンを胸にジュワーっとされた奴とか単純に包丁刺された奴とかいるけどねぇ
縫っちゃうくらいしかホラー要素のない作品でありました。

ただ終わらせ方が定番の火事ってことでスー・アンが死んだかわかんない終わらせ方
これって続編作れるよね

ってことで、親を亡くしたスー・アンの娘さんって、やっぱ児童福祉局の施設入りなんですかね
 
2019年製作、アメリカ映画
テイト・テイラー脚本・監督作品
出演:オクタヴィア・スペンサー、ジュリエット・ルイス、ルーク・エヴァンス、ミッシー・パイル、ダイアナ・シルヴァーズ、アリソン・ジャネイ、テイト・テイラー
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カツベン!

2020-08-23 23:34:06 | 邦画
最近は、邦画を見ていこうと
これでもかなり私自身努力して見ているつもり
どうなんでしょう、この映画最初は見る気もなかったんですが
セットにする後一本がなかったってことで
これって周防正行監督だったのね
自慢じゃないけど邦画は任侠とか時代劇とかのアクションか、映画5社の黄金期作品から衰退期のプログラムピクチャーとか、ロマンポルノとかピンクしか邦画作品見てきてないですから
周防監督作品はピンク映画の「変態家族 兄貴の嫁さん」しか見てない
って事でなんと周防作品は二作目の視聴になります
 
これって東映さんが配給していたのね
ってことでいつもの岩に波頭がうちつける三角マークのロゴではありません
時代設定は大正ですから、東映さんは昭和になってからできた映画会社
ってことでこのモノクロのロゴは
「変態家族 兄貴の嫁さん」の時も、松竹の富士山ロゴを真似して作っていた周防さんですから
映画に合わせてこのロゴにこだわったんでしょう
って言うことでこのロゴからファーストシーンは35mmのモノクロ無声作品につながって
その作品の撮影風景になってカラーヴィスタサイズになっていくと言うこだわり
 
時代劇作品の撮影での台詞は“イロハ”を口でいうだけ
これもなんか希本で読んだような気もする
そんな田舎町でのロケシーンに出会した男の子と女の子の10年後のお話
映画館で売られていたのか、キャラメルが、実にいい小道具としてラストでも生かされてました
 
この男の子が弁士に、女の子が女優さんに・・・
女優さん役の黒島結菜さんが素敵でした、まだ25前後でしょうか
私にはお初にお目見えの女優さんですから、今後はキラキラ映画でなければピックアップしていくようにしよう
 
そうなんですか、フィルムは当時は買い取りだったのかな
劇場でストックしていたようですね
テーマは無声映画ですから、チャップリン映画とか目玉野口松ちゃんとか阪妻さんでしょうか、洋画の「十戒」とかは現物を使ってるようですが
それ以外の日本作品は改めて現代役者で撮りなおされたようですね
スラップスティックコメディをプロットに取り入れていたりしてのドタバタコメディ
クライマックスシーンではちょっとドタバタしすぎかな・・・って気はしましたが
 
突散らかすだけ散らかして、刑務所での弁士の語りだけで
映画全巻の終わりは見事だったかな
そしてエンドクレジットのBGMはなんと「東京節」でしたか
オープニングの映画撮影シーンではオケだけでしたがエンドクレジットは替え歌でしたが、涙がちょちょぎれた
一応「東京節」って、個人的にはエノケンさんの映画で認知してたんだったかな鬼人的には
♪ラメチャンタラギッチョンチョンノパイノパイノパイ
がサビのやつです
 
2019年製作、日本映画、「カツベン!」製作委員会作品、東映配給
周防正行監督作品
出演:成田凌、黒島結菜、永瀬正敏、高良健吾、音尾琢真、竹中直人、渡辺えり、井上真央、小日向文世、竹野内豊
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シー・フィーバー 深海の怪物

2020-08-23 19:29:55 | 洋画未公開
8月19日にレンタルリリースされた最新作
GEOさんから、この金土日オール100円ってことでレンタルしてきた作品
禁を破ってTVドラマの最新作の前半5巻とかも一週間だったので
そんなこんなで100均で1100円もレンタルしてしまった
ちなみにこの新作は一泊二日ですが・・・

実に静かに始まる作品
途中からですが、なんと現在この地球に住んでる全人間が直面してるコロナ禍の
感染を拡大させるのか、この船で留めておくのか
って言う人間の根本的な問題にも触れて来ていてるようで・・・
 
優秀ながらも人付き合いが苦手な学生シヴォーン
専任教授からパーティに付き合えと命令されても言うことは聞かない
翌日博士号取得の為の海洋生物の調査で漁船に乗り合わせるが
漁船は家族で経営してるようで、2、3人は雇われ船員というか漁師
船長は借金で首が回ってないような家族操業なちっちゃい船
白髪の婆さんまで乗ってるし
漁師たちは公開に赤毛は不幸を呼ぶとかみんなから言われるほど
シヴォーンは赤毛
でも、人嫌い同様意に介さないものの
 
航海中、巨大で複数の触手を持つイカ?の様な生物の襲撃に遭い、船の進行を阻止してるのはスクリューに絡んだ触手のため
さらに船体に絡み付いた触手がなんと船の鉄板を侵食してくる
イカみたいな生物とわかるのはシヴォーンに潜水させて調査させているんですが
触手のみで、本体は未発見
船員達は対策を練るが、いつの間にか巨大な生物は離れてなんとか船は動くが
しかし巨大な生物は寄生虫の様な物を植え付けていて
そいつが今度は人間に侵食しており、侵食された人間の目によくわからん生物体が見え
その繁殖で目が爆発すると言うグロというか衝撃的な映像が

静かにジワジワと浸食していく謎の生物
誰がいつ感染するか分からない恐怖、その恐怖により船上の漁師たちの精神が未知の生物同様に蝕ばまれていく・・・
シヴォーンはさすが生物学の学生、丘に上がるには陰性と分かるまで上陸はしない方がいいというが
対立する船員達との亀裂
シヴォーンはなんとイカの触手同様に網の綱でスクリューを止める

目が破裂する以外は実に地味で静かに展開する映画
シヴォーンの対応が今のコロナ禍を見るまでもなく正しいのだろうけど、
やっぱ船から降りたいよね
で、シヴォーンのとった行為は至極当たり前なことでしたが
悲劇的な終わり方をする映画
 
2019年製作、アイルランド・アメリカ・イギリス・スウェーデン・ベルギー合作映画
ニーサ・ハーディマン脚本・監督作品
出演:コニー・ニールセン、ハーミオーネ・コーフィールド、ダグレイ・スコット、オルウェン・フエレ、ジャック・ヒッキー
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制覇8

2020-08-22 23:23:50 | Vシネマ
ようやっと、日本映画専門チャンネルでの”「制覇」劇場“でのOAにリアルで追いつきました
これで”「日本統一」劇場“も、追いつきましたので
今後は横着せずに、なんとかOA月にはちゃんとブログアップしていこうと思ってますが
根は横着者ですからねぇ
 
さて前作「制覇7」で、濡れ手に粟で浜松を実質的に手に入れた新道会若頭武田は
裏の暗殺実行部隊であり、今まで表に出ずに影の功労者である裏部隊のリーダー金田と次郎を天竜一家の後釜に据えて
丸たちを逆に裏部隊に組み替えた。
 
天竜一家の組員たちは、新道会に拾ってもらったりしていましたが
姫路のこれまた一本どっこの侠客で岡崎二郎演じる葛西組組長が
天竜の八代と兄弟であると言う縁からはぐれた天竜の組員を拾い上げていて
そんな中に新道会を恨み続けてる佐竹がいた
 
っていうか驚いたのはその葛西組に肩入れしてるのは
今では一応堅気の土建業を経営してる郷田辰夫がいたのだった・・・・
彼には今でも石原拓海がついているんですね
 
新道会で天竜の生き残りを拾っていた次郎がなんと佐竹に射殺されてしまう
ってことで「日本統一20」でも書きましたが、次郎演じてる宮崎貴久さんが役者生活から足を洗うことになられて
この「制覇」シリーズもこれ以上出られないってことで、命を落とす格好に・・・
ここでも一応宮崎さんんへの感謝ってことでしょうか
今まで一郎・次郎と喧嘩ばっかしていた冨田じゅんさん演じる母親が
子を亡くしてヤクザを詰る演技をちゃんと見せてくれているんですね
っていうか、彼を殺すために天竜一家の表社会に出させたってのが本当のところなんでしょう
これでもう、過去作品以外でしか宮崎貴久さんを見ることはないのね
得難い脇役さんでしたが・・・
 
で、一応門を潜ったものは親の責任と葛西親分と新道会は一触即発の関係に
そこの渦中に堅気になったとは言え、郷田辰夫がいるわけですから
難波本家では郷田の存在に注視して
五代目枡田親分初め郷田の真意を探るものの、郷田はあくまで堅気であり復帰は考えてないと・・・
 
そこへ武田たちが葛西組に押しかけ、郷田と葛西連合と一触即発の・・・
って時に佐竹が外で暴発し、彼の放った一弾が堅気のJKの命を奪ったため
葛西は近藤と手打ちのために自ら指三本詰めて詫びを入れて引退する
 
これまた濡れ手に粟で姫路をも手に入れた新道会
椎名は打つ手打つ手が裏目に出てきて
新道会は難波を中心にして西に姫路から睨みをきかせ
東には浜松から睨みを聞かせることに・・・
 
椎名・舛田連合と新道会との権力争いが激化していくことになっていくんでしょうが
現実的にはこの葛西組のお話からフィクションが入ってきてまして
今までは六代目になる道のりを描いて来ていた「制覇」シリーズでしたが、フィクション要素を入れてきましたねぇ
 
2016年製作、日本Vシネマ、制覇製作委員会作品
港雄二監督作品
出演;小沢仁志、谷村好一、SHU、宮﨑貴久、羽村英、城明男、千葉誠樹、冨田じゅん、斎藤綾乃、樋口隆則、下元史朗、高岡健二、小沢和義、石原拓海、岡崎二朗、白竜
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ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像

2020-08-22 19:04:20 | 洋画
TSUTAYAさんでは、結構な本数を仕入れていたのと
セットに入れる作品も、ほとんどなかったんで、どことなく美術を巡るミステリーだと勝手に思い込んで、いつものようになんも考えずにレンタルして来ちゃいました
95分というちょうど寝る前に見るにはグッドな尺だと
手にとったら、なんとアルバトロスではありませんか
ちょっと嫌な気もしないではないですが
たまにあるんですよね、アルバトロスの作品では
地味ですが良質な家族愛を裏テーマにしたフィンランド映画だった
 
美術品を競売で仕入れて顧客に販売する古美術商の老人が、
なんと学校で悪さしたための罰則としての職業体験と称する制裁で娘から
古美術店で働くことになった孫と過ごす間に
とある絵画を見て、永年の経験からその真贋を見極め作者のサインがないもののロシアの作家レービンのものと判断し
それをオークションで買い取ることに・・・
フィンランドでは校則として本人に反省の機会として職業体験をさせるんですね
家庭謹慎とかで、家に自粛謹慎させとくより、第三者のテニス委ねて社会貢献させるのも、ある意味ありかもしれませんが
 
この主人公のおじいちゃん、奥さんが亡くなってからは家族とほとんど没交渉で、仕事一筋
殿結果今回の掘り出し物の真贋を見抜くほど眼力があるものの
仕事にかまけて娘たち家族を省みることがなかったんですね
そんな中孫を預かることになって・・・
初めはお互いぎこちないものの
一幅の絵を留守番中に設定価格より高めに売り
差額をポンポンに・・・って言う現代っ子の様相を見せますが
それで商売の面白い一面を見つけた孫でしたが
じいちゃんは見つけたレーベンのキリスト像日本執着しており
そのオークションでの落札価格をどう入手するかに腐心しており
 
また真贋の確認に孫まで担ぎ出して証拠固めまで・・・
孫は最初マゴマゴするものの、じいちゃんの美術に対する思いを見て
なんと自分の貯金までじいちゃんに貸してしまう

美術オークション主催者が、美術館からレーベンの本物と連絡を受けたのと前後してじいちゃんはなんとか集めた金でレーベンの作品を持ってってしまい
レーベン収集家に連絡入れるものの
収集家はディーラーに確認を取ると、彼は贋作と言い切って
じいちゃんのレーベンは売れ残り
挙句じいちゃんは美術店を手放さざるを得なくなり
レーベンの絵を持って自宅に篭り・・・やがて死ぬ
娘が遺品整理で呼んだディーラーはレーベンの絵を売った時の値段で引き取ると娘に言うが
その場にいた孫が・・・
 
家族をかえり見ない父親からレーベンの絵の裏に手紙が残っており
家族って離れていても・・・って言うお話でしたが
美術ディーラーたちの熾烈な真贋争いとか、その美術に対する汚い行為とかを描きつつ、絵のことよく知らなくても割りと楽しめた作品ですが
全体的に地味な作品でした。

2018年製作、フィンランド映画
クラウス・ハロ監督作品
出演:ヘイッキ・ノウシアイネン、ピルヨ・ロンカ、アモス・ブロテルス、ステファン・サウク
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