昨日の続きです。
宮(あらまつりのみや) → 風日祈宮(かざ
ひのみのみや) という順番が一般的なようで
す。
なので、私もそれに習いました。
「正宮」は、最も格式高いお宮で、御祭神は
もちろん天照大御神様。
内宮の一番奥に位置し、20段ほどの石段を
上ったところにあります。
こちらが「正宮」。
撮影が許されているのはこの石段の下までで
す。
ここでスマホやカメラはバッグにしまい、一
段一段、心を整えながら上って行くことが大
切なのかなと思います。
正宮の中心の「正殿」は、4重の垣根に囲ま
れ、守られています。
通常は、石段を上りきり、一つ目の鳥居をく
ぐり、垣根を一つ越えた場所までしか立ち入
ることができません。
御垣内(みかきうち)参拝という特別参拝も
あって、その場合は二つ目の鳥居をくぐり、
垣根も2つ越えた場所でお参りすることがで
きます。
そうした参拝の仕方も知ってはいましたが、
伊勢神宮初心者の私には恐れ多いことだと思
い、今回はやめておきました。
そもそも、垣根を1つ越えただけで、もう十
分な御神気を感じることができます😌
正面に御幌(みとばり)という品格のある白
い布が掛けられていて、正殿が直接見えない
ようになっています。
私はその御幌の前で、この場所に立つことが
できた幸せと日々生かしていただいているこ
とへの感謝をお伝えしました。
私が手を合わせている間、3回、ふわ〜、ふ
わ〜、ふわ〜と正殿側からの風をはらんで御
幌がこちら側にめくれ上がりました。
私は目を瞑らずにお参りすることがよくあっ
て、この時も目を開けていたので、御幌が吹
き上がっていることに気付き、その様子を恍
惚とした思いで見ていました。
正殿から直接御神気を授かり、尊くもありが
たい気持ちで一杯になりました。
正宮をお参りした後は、荒祭宮へ。