クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

レッスンとか打ち上げとか発表会のこととか

2016-03-10 | 下の娘ごと

清塚信也さんのピアノリサイタル話が、「その7」まで行ってしまったとは。

そんなつもりはなかったのに、びっくりです。

その清塚さんのリサイタルの日、下の娘は、久しぶりにE先生のレッスンがありました。

大学にて、ベートーベンのソナタ第17番を見ていただきました。

卒業実技試験後、最初のレッスンです。

なので、さすがにまだ怒られることもなくw、穏やかに進んだようです。

春休み中、バッハも見てくるように言われたそうです。

そのE先生の門下(大学生と高校生)の打ち上げが、月曜日にありました。

某ホテルにて、ビュッフェランチ。

高3は4人全員が出席です。

ホテルランチにしては会費が安すぎるので、ホテルでその金額は絶対にありえないと思い、

検索してみたところ、やはり会費の倍以上の金額でした。

ということは、E先生がご厚意で差額を出してくださったということなのでしょう。

昨年11月の発表会でも、会費がありえない金額で、おかしいなぁと思っていました。

これまでの発表会では大学のホールを使っていましたが、前回は外部の会場を使いました。

大学であれば、会場代はかからず、プロのカメラマンにお願いする撮影代と

お花代だけだと思うので、会費がお安いのもうなずけます。

が、外部の会場を借りて行われた発表会も、大学での発表会とほぼ同じ金額。

ということは、これもやはりE先生が差額を支払ってくださったということなのでしょう。

そもそも、E先生門下の発表会は、他の門下に比べて、会費がかなりお安いです。

ヴァイオリンではありますが、上の娘の方の発表会などはその約3倍です。

その上、伴奏代もかかりますから、結構な金額になります。

門下生(というよりその親)に少しでも負担がかからないよう考えてくださる、

お優しいE先生なのです。


下の娘、友達と4人でディズニーシーに遊びに行きました。

   



   


もうすぐ誕生日を迎える下の娘。

今年のプレゼントは、シェリー・メイのぬいぐるみと、スカート&パンツのセットです。

       



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清塚信也ピアノリサイタル その7

2016-03-09 | 日記

アンコール曲は、清塚信也さんがアレンジしたクラシック曲メドレ―。

これがまた、とーっても楽しくて!

素敵なアレンジと速弾きのオンパレード。

最後まで魅了されっぱなしでした。

覚えている限りで、曲名を並べておきます。

トルコ行進曲、マリオのテーマ、キラキラ星、革命、ラフマニノフのピアノコンチェルト、

ラプソディ・イン・ブルー・・・・

記憶が定かではないので間違っているかもしれません。

他に2、3曲入っていたと思います。

クラシック曲が、とても生き生きと、そしてキラキラしていました。

清塚さんは、通常のクラシックコンサートのような、

演奏後に何度も何度も拍手に迎えられて舞台に出て行くお約束のスタイルが苦手だそうです。

なので、すぐにアンコール曲を弾く旨をあらかじめ告知。

アンコール曲を弾き終わったら、それですっきり終わりにしましょう。

と、呼びかけていました。

そして、実際、その通りに爽やかに舞台を去っていきました。

最後まで、かっこ良い清塚さんでした。

今回のリサイタルは、チャリティコンサートでしたので、

リサイタル終了後は、ロビーで募金を呼びかけていました。

この日の満足度から行くと、福沢諭吉さんを出したい気持ちでいっぱいでしたが、

懐具合と相談するとそうもいかず、ほんの気持ち分出させていただきました。

清塚さんも募金箱を持って立つということでしたが、

長蛇の列になるだろうなと予想できたので、それはあきらめて、

おじさんの持つ募金箱に入れようと思ったまさにその時、

「こちらで清塚信也さんご本人が受け付けておりまーす!」と声がかかりました。

ハッと見ると、清塚さんが!!

まだそれほど列になっていなかったので、すぐに並びました。

さほど待つこともなく、すぐに順番が回って来て、顔面30㎝の超至近距離で

お顔を拝見することができましたよ!

演奏直後の紅潮したお顔で、やっぱりイケメンさんでした。

意外に小柄なことにも驚きましたが、それ以上に、手があまり大きくないこと、

そして、手のひらがとんでもなく柔らかく、むにゅむにゅなことに驚きました。

これには、下の娘もやはり驚いていました。

「だから、あんなに自由自在に動いて、無理がないんだな~」

と言っていました。

清塚さんには、「素晴らしい演奏をありがとうございました。」と伝えました。

しっかりと目を合わせて、「ありがとうございます。」と答えてくださいましたよ。

演奏然り、話術然り、立ち居振る舞い然り、優しさ然り、イケメンぶり然り、

これでは誰もがやられちゃいますね。

一夜でファンになりました。



ハーゲンダッツの抹茶クランブル、美味しすぎる。




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清塚信也ピアノリサイタル その6

2016-03-08 | 日記

清塚信也さんご自身が作曲した曲を、清塚信也さん自らがピアノ演奏する。

これこそが、本来のピアニストの姿なのだそうです。

清塚さんの作品を聴いていると、この方は優しい人なんだな、

心が綺麗な人なんだなと感じます。

清塚さんがアレンジした曲を聴くと、音を自在に操ることができる人なんだな

と感じます。

「のだめカンタービレ」、「コウノドリ」での撮影秘話も披露してくださいました。

コウノドリに主演した綾野剛さんはとてもストイックな人で、

最初、「ド」の音がどこにあるかさえも知らない超初心者であったにもかかわらず、

約1年かけて吹き替えなしで清塚さん作曲のピアノ曲(一部)を弾ききったのだそうです。

しかも、撮影では、1音でもミスしていたら、

たとえ監督がOKを出したとしてもNGを出してくれ、とお願いされたそうです。

その男気を買って、清塚さんも、綾野剛さんがピアノ演奏のシーンを熱演し、

監督が大満足のOKを出し、周囲のスタッフも感嘆の声を上げる盛り上がった空気の中、

ものすごく出しにくく辛かったけれど、一音間違っていたので、NGを出したのだそうです。

お二人ともプロ中のプロですね。

最後は、ガーシュインメドレー。

「ピアニストがテクニックにばかり走り過ぎると、特に玄人には評判が悪いんですよ。

 まるでサーカスだ、とか言われちゃうんですよ。

 でもね、やっぱり少しは見せたいじゃないですか。

 一応、僕もこれだけ超絶技巧を弾けるんだってね。

 こんなに手が速いんだってことをね。

 あー、今のは語弊があるな。 ま、そっちの手も速いのかもしれないですけどww」

そして、座ると同時に始まったガーシュインメドレーが、もうそれはそれは凄かった!

鍵盤上を指が自由自在に動き回るのですね。

とんでもなく指が回ります。

そしてめちゃくちゃ速い。

しかも、サーカスなんかでは全然ない。

素晴らしく音楽的です。

なんだろう、この方、できないことは何もないんじゃないのかな。



ガリガリ君リッチ 桜餅。





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清塚信也ピアノリサイタル その5

2016-03-07 | 日記

第一部は、ショパンを始めとしたクラシックの名曲が並んでいましたが、

第二部は、清塚信也さん作曲、あるいは編曲によるピアノ作品で構成されていました。

清塚信也さんは、ピアノ演奏の素晴らしさはもちろんのこと、

知識とウィットに富んだトーク術にも長け、

さらに、作曲の才能まで持ち合わせているという、

もっと言ってしまえば、甘いマスクのイケメンさんという、

天から二物も三物も四物も与えられている方なのです。

もちろんその裏には計り知れない努力が隠されているとは思いますが(顔を除いてね)。

清塚さんはこんな風に語っていました。

60年くらい前までは、ピアニストはみんな作曲家であった。

自分が作曲した作品を、自らピアノで演奏していた。

ラフマニノフ、プロコフィエフの頃まではそうだった。

が、その頃から、録音されたものが一般に普及、それまでは演奏会に来ている人たちしか

聴けなかった曲が、広く知れ渡るようになった。

そうなると、ちょっとした弾き間違い、ミスタッチ等、それまで上手く誤魔化してきたものが

誤魔化しきれなくなってきた。

耳が肥えてきた人たちに、すぐにミスを気付かれ、また指摘されるようになってしまった。

ミスのない楽譜通りの完璧な演奏を常に求められるようになってしまった。

演奏のための練習に多くの時間を取られるようになり、

次第に作曲することとピアノを弾くことが切り離されて行われるようになっていった。

実際、今の音大では、作曲科とピアノ科とは、全く別の科として分けられている。

「でもね、僕はそれが嫌なんです。ピアニストであるけれど、作曲家でもありたいんです。」



だんだん暖かくなってきましたが、第何弾目かの冬アイス。



本当はもっとたくさん食べてるけど。


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清塚信也ピアノリサイタル その4

2016-03-06 | 日記

清塚信也さんのピアノ演奏が素晴らしいのはもちろんなのですが、

驚くべきことに、彼は話術にも非常に長けているのです。

もはやエンターテイナー。

1曲目のドビュッシーで、舞台袖からすーっと現れ、さっと椅子に座り、

すっと弾き始めた時には、クールで物静かな王子様タイプなのかなと思いました。

でも違いました。

まさかこんな展開になるとは。

清塚信也さん、ものすごくトークが上手な方なのですよ。

お話がとってもおもしろいのです。

下手なお笑い芸人よりも、よっぽど笑いのセンスが高くて、

クスクスどころか、ゲラゲラ笑ってしまいそうになる勢い。

笑いも取れるピアニストとか、かっこよすぎw

もちろん、まじめなお話もたくさんありましたよ。

2曲目からは、毎回演奏前に、マイクを手に持ち、曲について、作曲家について、

エピソードを交えながら、わかりやすく説明してくださいました。

バッハから始まって、モーツァルト、ベートーベン、ブラームス・・・ラフマニノフまで、

ギュッと凝縮した簡単音楽史も、すーっと頭に入って来ました。

一歳違いで、親友でもありライバルでもあったショパンとリストの二人については、

その対照的な性格・音楽観について、おもしろおかしく話してくださいました。

2人ともイケメンで女性に人気があったのですねー

それだけが2人の共通点w


ひな祭りのこの日、母から特大サイズの苺を2パックもらいました。

    





とーっても甘い苺でした。


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