クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

合宿スタート

2016-07-26 | 上の娘ごと

ミュンヘンに到着した翌朝、B青少年オーケストラのメンバーと合流し、

大型バスで3時間程かけてイタリア南チロル地方にやって来ました。

いよいよ合宿開始です。

今回、B青少年オーケストラからのヴァイオリン・ヴィオラの募集人数は7人だったのですが、

オーディションの結果、基準を満たした学生は6人だけだったそうです。

この6人と、チェロ2人、コントラバス2人、計10人が今回の日本人メンバーです。

合宿中の練習時間は、毎日10時間程だそうです

夫にそのことを言うと、

「え?!ヨーロピアンがそんなに練習できるはずがない!」

と驚いていましたが、ヨーロッパの中でもドイツ人ですから十分あり得そうです。

指導も、B青少年オーケストラの母体であるB放送交響楽団で活躍するプロによるものですから、

相当厳しいに違いありません。

合宿中の時間割表が配られ、それを娘がLINEで送ってくれましたが、

全てドイツ語で何が何だかわかりません。

わかるのは時間の表示だけw


寮と言っていますが、実際はペンションなのだそうです。













ペンションで飼っている2匹の猫のうちの1匹。

       




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なんとかなりそうです

2016-07-25 | 上の娘ごと

どうでもよいお菓子類はしっかり詰めていったのに、

肝心な演奏会用ドレスを忘れていった上の娘。

滞在先のイタリアの寮に送ろうかと提案したのですが、

昨年も参加した4年生の先輩が、寮は山の中だし、管理人さんが英語を全く話せないので、

送ってもらっても確実に届くかわからない、やめた方がいいとアドバイスしてくれたそうです。

さらに、その先輩は、黒の上下を何枚か用意してきたそうで、

そのうちの1セットを貸してくださることに!

なんて、親切な方!

申し訳ないですが、甘えさせて頂くほかなさそうです。

イタリアでは、先輩のお洋服をお借りせざるを得ませんが、

8月5日に帰国し、そのまま広島入りするので、広島の滞在先に黒ドレスと黒のブラウス、

黒のパンツを送ることにします。


ミュンヘンには無事到着したようです。

早速、LINEが来ました。

さらに、LINE電話もかけて来ましたが、全く時差もなければ、音声も良く、

声が近くてびっくりしました。


空港からホテルに向かう道中。



この日、ミュンヘンは雷雨の予報だったそうですが、思い切り晴れている!

いつもながらの晴れ女ぶり

翌日からはイタリアなので、ミュンヘンでは1泊。




朝食。

        


朝食後に、B青少年オーケストラのメンバーと合流、

     


バスでイタリア南チロル地方に移動だそうです。

        


約3時間かかるそうです。



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忘れ物をしました

2016-07-24 | 上の娘ごと

今朝、羽田からミュンヘンに発った上の娘ですが、早速やらかしてくれました。

かなり重大な忘れ物をしてしまったのです。

前夜は、パッキングに午前2時(もはや今日)くらいまでかかりました。

1週間ほど前からスーツケースを出し、気付いたものからどんどん詰めていくように

助言しておいたので、それなりに準備は進んでいたのですが、

3週間分の荷物ですし、楽器はもちろん、楽譜等持っていくものがたくさんあり、

最終的にだいぶ時間を費やしてしまいました。

もう大学生ですし、私がいちいち持ち物チェックをする必要もないので、

絶対に忘れてはいけないものと、忘れそうなものだけ確認をしました。

その中に、その重大な忘れ物も入っていたのです。

娘もしっかり返事をしていて、すぐに行動に移ったようだったのですが、

入れていなかったのですね。

娘が家を出て2時間ほど経った頃、娘の部屋のクローゼットの中を見て唖然としました。

持って行ったはずのものがそこにある・・・

それは、演奏会用の黒のサテンのドレスでした。

もしかして、他の黒のワンピースにしたのかもしれないと思い、探すも、

それも残っていました。

黒のブラウスと黒のスカートにしたのかもしれないと思い、探すも、それもありました。

演奏会用の靴とドレスを持っていくというのは、

楽器と楽譜を持っていくのと同じくらい当たり前のこと。

忘れるというのはちょっと考えづらいので、にわかには信じられませんでした。

とりあえず、LINEをしてみると、

「忘れた」 「バカすぎた」と返信が来ました。

やっぱり忘れたのでした。

本当にバカすぎます。


ガトーショコラ





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前日だというのにレッスン

2016-07-23 | 上の娘ごと

「ミュンヘンで銃撃事件、9人死亡」というニュースが飛び込んできた今朝。

上の娘は、B青少年オーケストラの合宿に参加するため、明日ミュンヘンに発ちます。

いつどこで何が起きるか、いつどこで何に巻き込まれるかわからない今の世界情勢。

どんなことに気を付ければよいのかもわからない。

人がたくさん集まる場所、空港、駅、催し物が行われる会場等はできるだけ避けるべきでしょう。

今回の銃撃事件はテロではなかったようですが、だからと言って安心できるものではありません。

いつの時代も、安全に絶対というものはないけれど、

今は、どこに行くにも何をするにもリスクを抱えて行動しなくてはいけなくなってしまいました。

無事を祈りつつ、送り出すしかありません。


出発の前日にもかかわらず、今日もY先生のレッスンがあった上の娘です。

実技試験が終われば、先生も生徒も夏休み、9月までレッスンがないのが通常です。

それなのに、実技試験前最後のレッスンの時に、Y先生、

「次のレッスンはいつにする?」

とおっしゃたのだそうです。

娘は、え?もう9月以降の話?と思ったそうですが、そうではなく、

「23日(7月)はどう? 何時でもいいよ。」

と。

24日からドイツに発つので、荷物のパッキングもしなければいけないし、

オーケストラの練習もしなければいけません。

実技試験の後は、もう一つ残っている本番とB青少年オーケストラの方に頭を切り替えたい

娘なのです。

B青少年オーケストラに乗ることはY先生もご存知です。

「あ、はい・・・ でも、24日からB青少年オケでイタリアに行くので・・・」

とやんわりお断りの意思表示をしたそうなのですが、

「じゃ、B青少年オケでやる曲見てあげるよ。」

とまさかのご提案。

実は娘は今回、ヴァイオリンではなく、ビオラに持ち替えての参加なのです。

そのこともY先生はご存知です。

「え、でも、ヴィオラですよ。」

と一応、娘が念を押すと、

「うん、ヴィオラ見てあげる。」

もう、娘はびっくり、二の句が継げない状況に。

結果、ドイツに発つ前日にまでレッスンが入ってしまったのでした。


今日の記事は、すでに実技試験の話に繋がっています!


池袋西武地下 「サルテリア」のソフトクリーム。



ジェラートのお店で、あえてのソフトクリーム。

そういう気分だったので。

雑味がなくて非常に美味しかったです。



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本番で思うこと

2016-07-22 | 上の娘ごと

今日は、上の娘の本番がありまして、私も付き添いで行ってきました。

もう20歳ですし、そろそろ付いていかなくてもいいかな・・・

と思い始めていたのですが、今日行って、そんな気持ちは吹っ飛びました。

大学生になっても、20歳を過ぎても、上手い子ほど、母親が付いて来ている。

コンクールでの母親の付き添い率の高さは、上の娘の時を見ても、

下の娘の時を見てもわかっていましたが、それも高校生までかなー、

と思っていました。

でも、大学生になってもあまり変わらず、3年生になってもやはり変わらないのでした。

むしろ、上手い子ほど、母親が一緒。

今日の参加者の中に、おそらく同じ音大から来たと思われる3人(仲良くおしゃべりしていたので)

の女子がいました。

どこの音大かは察しがつきます。

この3人の演奏を聴きましたが、素晴らしく上手い子たちでした。

わかってはいることなのですが、演奏を目の当たりにすると、毎度実力の差に愕然とします。

お母さん方は当然付き添っていて、そのうちお2人は、三脚持参でした。 

スーツケースから、ドレスと靴だけでなく、撮影機材が出てきたときはびっくりしました。

ピアノのコンクールではよく見かけますし、私のママ友も三脚持参派が何人もいます。

でも、これまでヴァイオリンの方ではあまり見かけませんでした。

少し前は、そういう母親の強すぎる一生懸命感をちょっと斜に見ている自分がいたのですが、

今はとても大切なことだなと素直に思えます。

これまで私が見て来た本番での、私の勝手な見解ですが・・・

母親が付き添わず、ドレスやヘアスタイルに気合が入っていない子はほとんどの場合、

あまり上手ではないのです。

ドレスの後ろリボンを母親が形良く結んであげている子ほど、レベルの高い演奏をするのです。

見えている部分だけでも、それだけのことをする母親というのは、

小さい時から二人三脚で頑張り続けて来たということなのだと思います。


明日こそ、実技試験のことを書きたいと思います



先日の授業オーケストラの演奏会を聴きに来てくれたシンガポール駐在時代の友達と

スタバでお茶をしました。





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