クラシックな音楽的生活

日々、家の中にヴァイオリンとピアノの音が流れています。

参議院選挙

2016-07-10 | 日記

皆さん、投票には行かれましたか?

我が家は、家族4人全員が有権者です。

選挙権年齢が18歳以上に引き下げとなり、

18歳4か月の下の娘も選挙権を得ることとなりました。

20歳7か月の上の娘も、選挙権を得てから今回が初の選挙となります。

政治に全く関心がなく、政治はおろか選挙の仕組みさえもほとんど理解していない

お気楽な我が家の娘たち。

今回の選挙は、そんな娘たちへの啓発に良い機会です。

私自身、先日のイギリスのEU残留離脱を問う選挙で、1票の重さ、大切さを痛感しました。

若者の未来がお年寄りによって決められてしまうという怖さも実感しました。

日本も、人口の4分の1が65歳以上です。

18歳、19歳も投票できるようになった今、若者が自分たちの未来のために

1票を投じなくてどうしましょう。

選挙の基本から、今の政権、今回の選挙の争点について、必要最低限ではありますが、

説明して聞かせました。

私自身も知識が浅いので、偉そうなことは言えませんが、

有権者として持っていなければいけない当たり前の知識は身に付けさせなければ。

その後は自分たちで考え、決めることです。

皆さん、投票に行きましょうね!



フランス駐在時代にブロカントで購入した砂糖壺。





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同部屋だった3人で その7

2016-07-09 | 上の娘ごと

彼女に対して、悪いものや不安なものは一切感じませんでした。

もし、ほんの少しでも何か良くないものを感じていたら、

すぐに何らかの行動に出ていたと思います。

でも、そんな必要は全くないように私には思えました。

むしろ、彼女は護ってくれる存在なんだろうなと感じました。

勝手な思い込みかもしれませんが、

彼女から「とても楽しい部屋なんだよ!」と伝えられたと同時に、

「だから心配しなくて大丈夫だよ!」と伝えられたようにも思いました。

大変なものを見てしまった!と衝撃を受けつつも、

恐怖のようなものは全く感じなかったのです。

逆に心が温かくなる感じがしました。

とはいえ、怖がったり怯えたりしてはよくないので、

娘には黙っていることを決めました。

この奇妙な体験を打ち明けたのは夫にだけでした。

実際、あの1年間、3人は仲良く楽しく共同生活を送ることができました。

誰も病気になったり、怪我をすることもありませんでした。

親元を離れて一人帰国し、日本での生活をスタートさせた時は、

何もかもが初めてで、心配なことが満載でしたが、

あの部屋に導かれたおかげで、全てがうまく回ったように思います。

今でも、3人は特別な感じで繋がっています。

1年間お世話になった部屋を出る日が来た時、私は娘に、

「最後に部屋を出る時、きちんとお礼を言ってね。
 
 部屋を見回して、お世話になりましたって感謝の気持ちを伝えてね。」

と言いました。

「大丈夫!そのつもり!」

と娘は言っていましたが、もちろんそれは純粋に「部屋」に対して。

でも、それで十分と思いました。

退寮して、しばらく経って落ち着いた頃、

私は自分が体験したことについて、娘に話して聞かせました。



10年以上前にTDLで買ったプーさんのクッキー缶





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同部屋だった3人で その6

2016-07-07 | 上の娘ごと

「今ね、すごく楽しいの!」

3年生のMちゃん、2年生のうちの娘、1年生のMちゃん、

この3人がこの部屋に来てくれて、

「私、とても嬉しいの!」

彼女は、そんなふうに私に伝えてくれたように思います。

3人は、学年も違うし、専攻の楽器も違うし、生まれ育った地も違う。

でも、縁あって、遠く離れた場所から同じ学校に学ぶことになり、

さらに寮の同部屋で1年間生活を共にすることになりました。

3人は、出会ったその日からすぐに仲良くなりました。

毎日笑いが絶えない部屋だったそうです。

程よい距離感を保ちつつも、心を開いて、なんでも相談し合っていたそうです。

とても良い空気が流れていたのでしょう。

楽しそうな笑い声に誘われたのかもしれません。

彼女はそっと出てきて、3人を近くで見守っていてくれたように思うのです。

もしかしたら、一緒に交じって笑っていたのかもしれません。

霊感を全く持ち合わせていない私ですが、彼女はどうしても私に伝えたかったのでしょう。

後で思い返しても、あの時の娘の強引さはどうにも不自然だったのです。

娘に聞いてみても、なんでそんなに室内を見せたがったのか覚えていない、

と言っていましたし。

あの時、一瞬、娘の中に入りこんでいたのかもしれません。

私に伝えたい一心で。



ロイヤル・ドルトン Winnie the Pooh マグカップ






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同部屋だった3人で その5

2016-07-04 | 上の娘ごと

スカイプを切った後、たった今自分が見たことについてしばらく反芻しました。

部屋に娘しかいなかったというのであれば、

私が見たものはつまりやはり、そういうものの存在ということになります。

今でもその時の様子は目に焼き付いていてよく覚えているのですが、

当時も顔がはっきり見えたわけではないのです。

部屋の奥の窓際に、3年生のMちゃんの机とベッドが置かれていて、

ほぼ逆光のような状況になっていました。

シルエットはくっきりとしていて、最初は勉強机に向かって座っていました。

後ろ向きだったのですが、そのうち振り向いて私の方を見たのです。

でも、それはおかしな感覚で、目が合うとしたら撮影している娘なはずで、

私はただ映像を遠く離れた場所から間接的に見ているだけなのです。

にもかかわらず、確実に私を見て私に何かを投げかけてきたのです。

次に彼女は隣に置かれているベッドに飛び移りました。

それは浮遊するかのような動きではなく、しっかりと重力を感じる人間の動きでした。

そしてまた私の方を見ました。

そこでようやく、私は理解しました。

はっきりと伝わってきました。

彼女が娘を介して私に伝えたかったこと。

そうか、そういうことだったのか・・・・



最近下の娘が買ったキューピーちゃん。





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同部屋だった3人で その4

2016-07-02 | 上の娘ごと

見覚えのある室内。

2段ベッドが1台、シングルベッドが1台、勉強机が3台、

クローゼットが3つ、オープンラックが3つ、鏡、タンス・・・

3年生のMちゃんが使っている机とベッドが見えた時、私は言いました。

「あ、Mちゃんいるんだね!」

おかっぱの女の子が見えたのです。

その当時、同部屋の2人のMちゃんたちとはまだ面識がなかったのですが、

娘が3人で撮った写真を何回か送ってくれていました。

とはいえ、おかっぱの女の子が3年生のMちゃんかどうかは定かではなく、

単純に、彼女が使っている机とベッドだったから(それは知っていました)、

そう言ったのでした。

「え?なんで?今私1人だよ?だから電話してるんだよ?」

え・・・

もう、一瞬でいろいろ考えましたよ。

たぶん、私は見てはいけないものを見てしまった・・・

まず、このことを娘に悟られてはいけない・・・

娘を不安にさせてはいけない・・・

この場をなんとか上手く納めなければ・・・

「そうなんだ、なんか声が聞こえた気がしたんだけど。

 Mちゃんたちいるんなら、ちょっと挨拶しようかなと思っただけ。」

自然に言えたみたいです。

娘も特に不審に思わなかったらしく、

「うん、今2人ともいないからまた今度ね。」

とあっさり答えてくれました。

とりあえず、娘に気付かれずに済んだことに私は心からホッとしました。

娘の方も、室内を私に見せて満足したようで、

その後はいつもの電話モードに切り替え、またしばらくお喋りを続けました。

が、喋りながらも、私は気が気でありませんでした。


最近嵌っているアイス。



カップではなく、バータイプの白くまアイス。

うっすらピンクのかき氷風アイスの中に、練乳、小さくカットした果物が入っています。



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