昨日は街に買い物に出かけましたが本日はヒキコモリです。昨日の夕方から降り出した雪、今朝は青空も垣間見えたのに今またしんしんと降っています。洗濯機の水道は凍るし、給湯器からはお湯が出ないし・・・(途中の水道管が凍ってしまうらしい)。せっかく近所のお子さんたちが雪かきしてくれたのだけれど、また道路はうっすら白くなってきています。う~む明日の朝は大丈夫なのかなあ。無理して来るな~休め~と言われても、二日も続けて家に引きこもるのは苦痛だ。休暇ももったいないし(笑)。
本日のヒキコモリは予測していたので、図書館でたくさん本を借りておきました。金曜から今日にかけて読んだ本は7冊。さすがにちょっと疲れたので、気分転換にNLの続きでも書いておこうかな、と。
*****
エッシャーはオランダ生まれの版画家です。「物見の塔」とか「滝」などの作品は、作者を認識していないだけでどこかで一度は目にされているでしょう。
エッシャーに出会ったのは高校生の時(小中学校の教科書には載っていたと思いますが)。当時私はちょっと変わった数学塾に通っていました。自分で好きな問題を解いて、わからなかったら先生に質問する、というもの。生徒は3人。だから自分の番が回ってこないこともありました。月謝を払ってくれた両親には申し訳ないのですが、正直受験の役には立ちませんでした(笑)。先生の求める回答はいちばんシンプルで美しくなければならず、学校では数行かけて解く問題も、高校では習っていない公式を使って1行で終わっちゃったり。それでもやめなかったのは当時は数学が出来ないなりに好きだったことと、やはり先生の回答が美しかったからでしょう。その先生のご自宅には本がたくさんあり、ふっと興味をひかれて借りたのが「だまし絵」の本でした。その中にエッシャーの作品もたくさん紹介されていたのです。この時初めて「面白いな~」と思って眺めたような気がします。
そんな懐かしさから、デン・ハーグでエッシャー美術館を訪ねました。マウリッツハイス美術館からすぐです。
<建物外観。残念ながらミュージアムパスは使えません>
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/89/776655aa8b4d147d7120f7e9d08cc573.jpg)
建物の中は本当にエッシャーワールド。細部にまで遊び心がいっぱいです。ダリほどはじけてはいないけれど(笑)、不思議なオブジェがいくつも飾られた部屋もあります。そしてここで初めて、エッシャーの不思議なデザインの工程を知り、数学の先生のお宅に本があった理由がわかった気がしました。ちょっとした数学的頭脳が居るんですね~。そしてかなり細かくて根気がいる作業です。写真を見るといかにもそういう仕事が似合いそうな風貌ですが、一方でモチーフがプラナリアだったりヤモリだったり・・・と微笑ましいのもたくさんあって、そのギャップに何とも言えない親しみを感じました。中にはかなり切実なメッセージ性を持った作品もありますが、きっとユーモア溢れる方だったのだろう、と思いますね。
<館内は写真撮影OKです。ただしフラッシュはダメ。>
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/51/7ce835e1418f0bde0d3827b271c562d9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/8b/0d2b7574045b929e26f3ade1e210e9b7.jpg)
<ダリに比べれば全然!常識的(笑)>
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/50/23d3652b58e837e92090098a245c5de9.jpg)
真剣に眺めると目が疲れる作品が多いのですが(笑)、それでも何故か肩の力をふっと抜いてもらって温かい気持ちで美術館を後にしました。
本日のヒキコモリは予測していたので、図書館でたくさん本を借りておきました。金曜から今日にかけて読んだ本は7冊。さすがにちょっと疲れたので、気分転換にNLの続きでも書いておこうかな、と。
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エッシャーはオランダ生まれの版画家です。「物見の塔」とか「滝」などの作品は、作者を認識していないだけでどこかで一度は目にされているでしょう。
エッシャーに出会ったのは高校生の時(小中学校の教科書には載っていたと思いますが)。当時私はちょっと変わった数学塾に通っていました。自分で好きな問題を解いて、わからなかったら先生に質問する、というもの。生徒は3人。だから自分の番が回ってこないこともありました。月謝を払ってくれた両親には申し訳ないのですが、正直受験の役には立ちませんでした(笑)。先生の求める回答はいちばんシンプルで美しくなければならず、学校では数行かけて解く問題も、高校では習っていない公式を使って1行で終わっちゃったり。それでもやめなかったのは当時は数学が出来ないなりに好きだったことと、やはり先生の回答が美しかったからでしょう。その先生のご自宅には本がたくさんあり、ふっと興味をひかれて借りたのが「だまし絵」の本でした。その中にエッシャーの作品もたくさん紹介されていたのです。この時初めて「面白いな~」と思って眺めたような気がします。
そんな懐かしさから、デン・ハーグでエッシャー美術館を訪ねました。マウリッツハイス美術館からすぐです。
<建物外観。残念ながらミュージアムパスは使えません>
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/89/776655aa8b4d147d7120f7e9d08cc573.jpg)
建物の中は本当にエッシャーワールド。細部にまで遊び心がいっぱいです。ダリほどはじけてはいないけれど(笑)、不思議なオブジェがいくつも飾られた部屋もあります。そしてここで初めて、エッシャーの不思議なデザインの工程を知り、数学の先生のお宅に本があった理由がわかった気がしました。ちょっとした数学的頭脳が居るんですね~。そしてかなり細かくて根気がいる作業です。写真を見るといかにもそういう仕事が似合いそうな風貌ですが、一方でモチーフがプラナリアだったりヤモリだったり・・・と微笑ましいのもたくさんあって、そのギャップに何とも言えない親しみを感じました。中にはかなり切実なメッセージ性を持った作品もありますが、きっとユーモア溢れる方だったのだろう、と思いますね。
<館内は写真撮影OKです。ただしフラッシュはダメ。>
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/11/51/7ce835e1418f0bde0d3827b271c562d9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/8b/0d2b7574045b929e26f3ade1e210e9b7.jpg)
<ダリに比べれば全然!常識的(笑)>
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/50/23d3652b58e837e92090098a245c5de9.jpg)
真剣に眺めると目が疲れる作品が多いのですが(笑)、それでも何故か肩の力をふっと抜いてもらって温かい気持ちで美術館を後にしました。
本当はバックカントリーの予定でしたが、さすがに積もりすぎで中止になりました。
帰りも松本から飯田までは雪がなかったんですが、治部坂から津具まではガタガタで、僕の車では茶臼山を越えれなさそうでした(鳳来の坂もやっとかっとでした)それ以降、浜松までずっと雪が途絶えることなかったです。ノーマルタイヤの人はみんなスタックしてました。高速も止まってるし、愛知県の街中はすごくカオスなことになってそうです。