こんにちは!柴田圭ですっ。
最近、燦萄を見ていたり慶はムラっ気があったりしますが、子供達のモティベーションに関して色々と思うところがあります。
今モティベーションが高くない事は悪いことではない。
ヤル気やガンバる事を押しつけてはいけない。
と僕は思います。
恋愛に例えると
彼と付き合うとき、彼女と付き合うとき、もちろんめちゃくちゃ好きだから告白してお付き合いする場合もあると思いますが、
フラれたらフラれたで良いけど、何となく好みだから、気になるから、魅力を感じるから、告白してみたり、別に嫌いじゃないし好印象だからまだ好きではないけど告白されたから付き合ってみる、
という場合も多いと思います。
彼が彼女を大好きで、彼女は彼を嫌じゃないし付き合った。
まだ彼女は彼を好き、というところまでは言ってないけど、彼は大好きだから同じだけの好きを求められても彼女からしたら苦しく好きへのブレーキになってしまうケースも多いと思います。
それが一緒にお付き合いしているうちにどんどん相手の良さを知ったりして徐々に好きになって行くものだと思います。
途中で自分の事をめちゃくちゃ好きに思って!と強要されても好きな気持ちは上がらないばかりか落ちる人も多いと思います。
テニスもそうで、強くなりたい、がんばる、は人から強要されるものではなく自分の気持ちであって、強要されたらモティベーションが落ちる子の方が多いと思います。
だから僕はもっと"頑張りなさい!"はマイナスワードだと思います。
テニスって、最初は子供の遊びで親は微笑ましく見ていますが、試合にで始めると親御さんのモティベーションが子供のモティベーションを飛び越してしまうケースはとても多いと思います。
そのモティベーションでかける資金や送り迎え、試合でのサポートなど子供にとって良い環境を作ってあげる動機になると思いますので素晴らしい事ですが、そのモティベーションを子供に押しつけてしまうと多くの子供は親にやらされている感が出てモティベーションを落とす原因になります。
(逆にゲームをやめさせたかったら、やめなさい!じゃなくて、ゲームやってる横から口出してもっとガンバりなさい!って言えばもう大半の子は親の前ではゲームやらなくなると思いますよ。笑)
テニスにとって親御さんのモティベーションもサポート力としてとても大切な要素だと思います。
親御さんの負担も多大なスポーツだと思います。
ただ、やはりその子のテニスの主役はその子であって、親が色々と口出しをしてしまえばモティベーションを落とす事になってしまい兼ねません。
口を出しても大丈夫な子もいれば全くダメな子もいたり、思春期などの時期的なものもあると思うので、人や時期、その時のヤル気度によってもぜんぜん変わって来る正に生き物のようなモノだと思いますので、親御さんもとても難しい事だと思います。
僕も最近は自分でそこを見つめて、如何に良いレッスンをするかより、如何にモティベーションを上げてあげれるか、を強く意識しています。
ヤル気の高い子は誰でも強くしてあげれますが、モティベーションの低い子を強くするのは至難の業ですからね。
そういう観点から、モティベーションを一番左右するのは親なので、今日はそこについて書いてみました。
もちろん僕の意見が正解ではないですし、人によって正解は違うと思います。
ただ、もしお子さんのモティベーションがイマイチ上がらないような場合は接し方を変えてみるのももしかしたら1つの解決策かもしれないな、と思います☆