こんにちは!柴田圭ですっ。
ジュニア育成をやってみて思った事パート2です。
ジュニア育成で大切なのは選手よりもコーチよりもクラブよりも親という事です。
(また文字の色と拡大してみました。笑)
これまでもちょこちょこ書いたりして来ましたが、親の子供への接し方が一番重要だと思います。
それはテニスが完全に自立したスポーツだからです。
テニスはひとたび試合に入れば大人と同じ大きさのコート、同じルールで完全に1人で生き抜いて行かなければ行けない生存競争の社会です。
その中で、子どもを勝たせたいと思ったら子どもを自立させる事が何より大切で、その上で1人で生き抜いていけるように考える力や対応力、精神力などの人間力を育てて行かなくてはいけないと思います。
ですのでジュニアテニスで子どもを勝たせたかったら親は子離れをし、選手も自分から甘えないようにする事が大切だと思います。
(ですが、この4年間ジュニアテニス界に携わってみて守ろうとする親御さんの方が圧倒的に多いのではないでしょうか。)
テニス選手の親、としての目線で見なければ本当に良いお父さんお母さんばかりだと思いますけど、テニスは1人のサバイバルなスポーツですからね〜。
普通の良い親とテニス選手の良い親がまた少し違うと思うので、按配の難しいところだと思います。
燦萄に関してはお母さんも燦萄を自立させる為に時にご自分とも戦いながら携わって頂いていて、燦萄はおじいちゃんおばあちゃんといる時間も長くそこで甘えていたようで、東海ジュニア以降はおじいちゃんおばあちゃんも含めた燦萄に影響する家族全体で燦萄の育成に向き合ってくれています。
そして燦萄自身も自分から甘えないようにしている、と東海ジュニア以降話しています。
燦萄の思い通りに行かない事が許せないワガママイライラが良くなったらアイツは本当にトップになれると思うので、本当にここが正念場です。
また長々と書いてしまいましたが、テニス選手の親としての携わり方の教育をされているクラブもありますし、サッカーのグランパスユースなんかは親の教育がとてもしっかりしているようで、
ジュニア育成をはじめて親の携わり方の大きさと大切さをとても強く感じました。