札幌のクリスチャン鍼灸師

札幌市中央区山鼻地域、石山通沿い側で、脈診流による経絡治療専門の鍼灸院をしています。

安保徹先生が今週ラジオに出演しています

2007-10-22 08:09:17 | 医療・健康
これまでも何度か新潟大学の安保徹(アボトオル)先生の理論を紹介してきました。
先生は免疫学の立場から、自律神経、つまり交感神経と副交感神経のバランスと、白血球の中の顆粒球とリンパ球の割合に関する病気の関係を発表しています。
その事について以前書きましたので、↓
http://pub.ne.jp/shinqroom/?entry_id=765787
をごらんください。
その安保先生が今週月曜から金曜にかけて、NHKラジオ第一放送で、朝5時38分ぐらいから7分ほど出演されています。
先生は免疫力を低下させるという事で、現代医療による癌治療を否定しています。
これまでも制限があるせいなのかは分かりませんが、番組に出演しても癌について全く話した事がありませんでした。
それが明日は癌についても話をするようです!!!
本当に楽しみです。
また、安保理論は鍼灸や穀物菜食による効果にも密接な関係があるという事で、代替医療の団体からの講演以来が多く、ひっぱりだこだとの事です。
さて、今朝の先生の話ですが、興味深い事を言っておられました。
それは、骨髄や胸腺で作られたリンパ球は、これまで20歳代がもっともピークで、80歳90歳になると枯渇すると言われていたのが、最近の研究では、年を取っても腸管においては、多くのリンパ球が存在するという事です。
そこで私はふと、これは腸造血説を唱える千島学説に繋がるのではと思ったのです。
千島学説は現代医学にとって異端視されていますが、骨髄造血説を否定し、血は腸で作られるとされているのです。
これまで安保理論と千島学説の接点は聞いた事がありませんが、今後の研究に期待したいものです。
議論は尽きないと思いますが・・・・。
というか、筆者としても千島学説を、必ずしも支持しているという訳ではないことを、一応付け加えておきます。



コメント (2)
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