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朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

清宮&早実は、来春の甲子園確定!?

2016年11月02日 | 高校野球
久しぶりに、高校野球について書いてみた。
一応スポーツ・ジャーナリスト(笑)だからね。自分で(笑)って付け足すレベルだけど。

昨年から、東京だけでなく全国的に話題となっているのが、早稲田実業の清宮幸太郎選手

※写真は10/30の秋季都大会準決勝での打席

中学時代からスゴイ奴だと聞いていたが、入学して即、結果を出してみせたのはたいしたもの。
そんな、彼の才能や将来性は確かに認めるが、それを伝えるマスコミ連中は、
いくらなんでも騒ぎすぎだ
夜のニュースでも「今日の清宮は3打数1安打でした」などと、まるで大リーグの日本人選手のような扱い。
この前なんて、練習試合の結果まで報じているTV局もあって、驚かされた。
清宮自身に不満はないが、彼をゴリ押しする報道姿勢は、どうも気に食わない。

マスコミだけでなく、早実の監督もおかしい。清宮入学直後からの取材攻勢に対し、
「ウチの清宮はまだ1年生なんだ! 他の部員の迷惑になるし、今は放っておいてくれ!」
というように、取材陣を追っ払うのが普通だと思うのだが、
「では10分間だけ、記者会見をやりましょう。私も同席します」
と、清宮と一緒になって、取材を受けてやんの。
「清宮君こっち向いてー。あ、監督さんも笑ってくださーい」なんてカメラマンに言われて、
いいトシこいて笑顔振りまいたりしてな。そのうちピースでもしそうな雰囲気だよ

結局、過熱報道のおかげか、昨年の夏から、清宮目当ての客が殺到し、早実の試合は毎回超満員。
先日の30日に行われた秋季大会準決勝は、日曜ということで切符売り場は早朝から長蛇の列。
下記写真のように、試合開始は10時なのに、前日の昼15時、
つまり19時間も前から、ダンボール片手に並ぼうとするオッサンまで出る始末。


入場料がガッポガッポ入るので、東京都高校野球連盟は大喜びだ。
都道府県によって価格は異なるが、東京都は入場料を800円も取る。甲子園のアルプス席600円より高い。
この前、東京都高野連のおエライさん方の昼食を見たけど、豪華な弁当だったなあ。

ここで本題。
現在、日本各地で秋季大会が行われており、勝ち抜いた高校は、来春のセンバツ甲子園に推薦される(=出場決定)。
サッカーのワールドカップと同様、北海道は1、九州は4と、各地区に出場枠が割り振られている。
そして、清宮の早実がある東京の枠は「1~2」と、他地区のように固定ではない。
東京大会で優勝したチームは推薦決定だが、準優勝かそれに近い成績のチームも、
推薦にふさわしいと判断されれば選ばれることがある、ということだ。
ただ、「推薦にふさわしい」の明確な基準がないため、
「去年準優勝のA高校は選ばれて、なんで今年準優勝のウチはダメなんだ!」と、論争が起こることも。
ここだけのハナシ、推薦にふさわしい、の本意は「甲子園に出せば大会が盛り上がる」、
つまり「高野連が出るのを望むチーム」が実際の必要条件ではないか。
今年、高野連がもっとも甲子園に出したいのが、早実なのは言うまでもない。

そんな早実は、周囲の期待に応えるように、東京都秋季大会を勝ち進み、見事決勝進出。
優勝すれば当然のこと、たとえ準優勝でも、センバツには間違いなく推薦されるだろう、と噂される。
…この噂が事実だとすると、なんだか、納得いかねえよなあ。

世の中、ファンがいればアンチもいる。
何度も書くが、最近のマスコミのゴリ押しを嫌う、アンチ早実・アンチ清宮は多い。
そんな彼らが期待しているのが、今度の決勝戦で、早実が大敗を喫すること。
大負けでの準優勝では、高野連もさすがに推薦し辛いのか、
平成に入ってからは、東京第二代表(そんな名称はないけど)で、決勝惨敗のチームは皆無のはず。

早実と対戦する、決勝の相手は日大三。言わずと知れた、東京屈指の強豪校だ。
三高が、10-0くらいのスコアで勝ったら、マスコミや高野連は困るだろうな。
とりあえず、審判団の公正な判定を期待したいね。
ちなみに私自身は、熱狂的な三高ファンで、なおかつ狂信的なアンチ早実なので、
三高には100-0で勝って欲しいと思っている。

試合は、明日11月3日の14時から、神宮球場にて。
勝ったら大宴会、負けたら大ヤケ酒だ
コメント (2)
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