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朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

いつの日か 大空かけめぐる 池袋『大都会』

2020年12月09日 | 居酒屋・バー
前々回が、おしゃれなうどん店、前回はおいしいクリームパン(例外含む)を紹介した。
女性読者を意識した(?)記事が続いた拙ブログだが、今回のテーマは、よりによってオヤジ臭濃厚な酒場
24時間営業かつ激安ゆえ、朝昼晩どの時間帯にも泥酔客が存在するため、若い女性客はほとんど見かけない。
そのお店の名は『大都会』。池袋駅からほど近い、昼酒好きにはおなじみの名店or迷店である。
以下でメニューや価格を紹介していくが、実は私、こちらのお店には1年以上ご無沙汰しており、
現在とは価格などが異なる可能性があることをご理解いただきたい。とはいえ、今でも相当安いはずだが。

初訪問は今から4年前。レンガ造りの建物の階段を下った半地下に店舗があり、
ちょっと薄暗い店内には、テーブル席がすき間なく設置してあり、デキ上がっている客が多数。
注文は食券制で、追加する場合も口頭では受け付けず、券売機で購入しなくてはならない。
価格は券売機に表示されているが、各テーブルにもメニュー表が置いてある。その一部を公開しよう。
ドリンク全体が記されたメニューは撮り忘れたので、セットメニューを掲載。


上記画像でおわかりのとおり、生ビールは本来380円なのだが、2杯で600円、3杯だと800円になる。
酎ハイ類も、1杯250円がセットだと200円に。元々安いのに、この価格はありがたい。
だが、さらに驚きなのが下記のセット。


生ビールなどのドリンクにお刺身がついて、ワンコインの500円!
日本酒2本と、グラス生ビールにお刺身つきで1000円! 生ビール3杯にお刺身と小鉢がついて1000円!
さらにタイムサービスでは酎ハイ120円、各種つまみは100円と、もはや駄菓子屋のような安価
なお、タイムサービスおつまみは、昨年の入店時は120円になっていた記憶がある。

初訪時は友人と一緒だったので、とりあえず「生3杯セット」の食券を購入。
店内中央部の食券置き場に提出すると、店員さんが生ビールの券を2枚千切り、引き換えに生ジョッキ2杯を置く。
料理はあとからテーブルに持ってきてくれるが、ドリンク類は客自身が運ぶ。
まぐろの刺身と、酢の物の小鉢が到着したところで記念撮影。

※3杯セットなので、1杯分の食券が余っている

まぐろの色、というか鮮度については、しょせん生ビールのオマケなのだから、気にしてはいけない(笑)。
ついでに、おつまみメニューの一部も紹介しておこう。


刺身、サラダ、揚げ物、串焼などなど、いわゆる居酒屋メニューはだいたい揃っている。
右下に紫色表示で「そば」とあるように、こちらはそばも提供する居酒屋なのだ。
ただし、通常250円、タイムサービスで150円(ときどき100円)という安価ゆえ、味もソレナリである。
この日注文したのは、「あげだし豆腐」「ソーセージ盛り合せ」、サービス価格の「あげたこやき」など。


味については、決してマズくはない。かといって絶品! なワケはない。まあ、酒が安いんだから文句はいえまい。
また、店員さんたちの応対は、愛想のかけらもないが、まぐろの色と同様、気にしてはいけない。
その後も大都会さんは、池袋で飲んだときの二次会・三次会などで、何度か利用した。
一応、料理も撮影したが、どれもウマくもなくマズくもなく、印象には残らなかった。他の店で飲んで酔っていたしね。

「チャーシュー」と「もちのチーズ焼」。


初訪問時とは別の友人が頼んだ「あげたこやき」と、私がオーダーした「水ギョーザ」。


「チーズ&サラミ」に季節限定と思われる「かきフライ」、妙な形状の「ちくわ磯辺揚げ」。

これまで、複数の友人を連れて行ったが、喜んでもらえた記憶はあまりない(苦笑)。

実は大都会、池袋だけでなく、千葉県の松戸にも店舗がある。
松戸店を利用したのが昨年の5月4日。個人的には令和初のひとり酒であった。
池袋店と同様、松戸駅近くのビル地下階にあるため、店内は薄暗いが、テーブル間のスペースは池袋よりも広い。
入店したのが午前11時。早い時間にもかかわらず、店内は酩酊&泥酔したおっさん客が多数。
ゴールデンウィークなのに、他に行くトコねえのかよ…まったくダメ人間どもめ。
私? 私にはこのあと、松戸競輪という重大な用事があったのだ(←お前もダメ人間じゃねえか)。

※当該日はGⅠ日本選手権競輪の準決勝

競輪場で勝負する前の景気づけに立ち寄った、松戸店の主なメニューは、こちらがフード。


そしてこちらがドリンク。どちらも池袋とは少々異なるが、松戸の方がさらに安い。


特にドリンクは、松戸は生ビール280円、酎ハイ類は180円~と元々安いのに、セットだとさらに割引き、
しかも、よせばいいのに期間限定サービスを実施しており、私の好きなウーロンハイは100円ポッキリ!


5月なのに10月末日までとは、サービス期間が長すぎるのでは?
なのでいきなり、100円酎ハイのチケットを2枚購入。何度も買いに行くのはメンドくさいしね。

※ウーロンハイと緑茶ハイ

100円ゆえ、あまりよろしくない焼酎を使用している様子。お陰で私も、すぐに酩酊客の仲間入り(笑)。
おつまみは「デミソースハンバーグ」と「コロッケ」を選択。


ハンバーグは生野菜付きで350円。自家製ではないだろうが、なかなか美味しかった。
コロッケは(イモ・カレー・かぼちゃ)から2種を選ぶスタイルで180円。私はイモとカレーにした。


好物であるハンバーグとコロッケを肴に、結局ウーハイと緑茶ハイを計6杯飲み干した。
だいぶ酔いが回ってきて、競輪場に行くのが億劫になってきたので、食事でシメることに。
松戸店はラーメンもあるようだが、酔った身体が温かいそばを欲したので、
「そば・カレーライスのセット」550円をオーダー。カレーは余計だったかな。


そばは柔らかめの茹で置き・立ち食い風、カレーはじゃがいもが入る、昭和テイストであった。
満腹状態で店を出て階段を上ったら、酩酊どころか、もはや泥酔モード状態に。
松戸競輪場がある北松戸は、電車でひと駅なのだが、とても乗車できる状態ではないので、
お店近くの公園まで移動し、ベンチに座って休憩、というか、そのままお昼寝。
子供たちがはしゃぐ公園内で、昼間っから寝ているおっさん…令和の時代では珍しい不審者である。
30分くらい寝たのかな。さすがにそろそろ競輪場に向かわなくては、と立ち上がった瞬間、
悪い焼酎がこみ上げてきたので、あわてて公衆トイレに駆け込み、私自身、令和初の嘔吐を…。
結論:大都会で昼間っから飲んでる客より、私の方がダメ人間だった! 猛省。

先述したように酒類は安価だが、接客も客層も、あまりよろしくない。
また、年中無休の24時間営業ゆえ、衛生面も気になる方はいるはず。
上記二点の理由により、ブログでオススメしていいものか、と1年以上悩んでいたが、
【日が沈む前に飲む酒はウマい】(注:この頃のブログ名)を体現しているお店なので、載せることにした。
とにかく、お金はないけど酔っぱらいたい、短時間でベロベロになりたい、
という方にはピッタリのお店である。だいたい、大都会という店名が素晴らしいではないか。
ちなみに、今調べたらクリスタルキングは、メンバー脱退が相次ぎ、現在はひとりしか残ってないらしい。知らなかった!
と、居酒屋『大都会』には無関係な話題を出し、まとまりのないまま本稿は終了となる。
※今回のタイトルも、クリスタルキング「大都会」の歌詞から拝借



大都会 池袋店
東京都豊島区西池袋1-29-1
JRほか池袋駅北口出口より徒歩約30秒
営業時間 0時~24時
定休日 基本なし
※松戸店は千葉県松戸市本町4-9 B1F
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