昭和40年に開業した、所沢の老舗酒場『百味』(ひゃくみ)さん。
メニュー豊富で、価格はお手頃、しかも日が沈む前から飲める、ということで、地元民を中心に連日大繁盛。
そんな名酒場が昨年5月、コロナを理由に閉店。私を含む多くの呑兵衛が、嘆き悲しんだものだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/c9/b6018a65c3a3c76fd9e553b5efe66d2a.jpg)
素晴らしい店があったことを、皆さんにも知ってもらいたくて、閉店直後には拙ブログで、
「所沢の「ザ・昭和居酒屋」『百味』が閉店していた…」というタイトルでお店を紹介。
ところがその3ヶ月後、お店の近くを通ったところ、下記のように看板の文章が変化している。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/0a/78bb779b586427fa8accf43746fd31cc.jpg)
「またお会い出来るのを楽しみにしています」。おや、これは再開の意思がありそうだぞ。
さらにそれから3ヶ月後、11月下旬には地元のネットサイトで、「百味復活決定」のニュースが報じられ、
12月9日に、めでたく営業再開となった模様。バンザーイ!
なので、先述の「閉店していた…」と伝えた拙ブログは、削除しようかとも一瞬思ったが、
せっかく書いたものを消すのもしのびないので、タイトルには「※その後復活」の文言、
文末にも「営業再開~」の一文を赤字・最大文字で追加し、応急処置した挙句、
今回改めて、復活・百味のリポートをお届けすることにした。
訪問したのは12月の下旬。入口には以前と変わらぬ、「地元密着 足かけ五十年 新鮮 味 安さで」の貼り紙が。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/7b/a4e6c1743cd25a76b7430a334990dae4.jpg)
さっそく階段を降りて、紅白の「百味」看板をくぐって入口へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/be/6d1ed2f7ad09dfd69b767ac57e8c67c0.jpg)
店内をのぞくと、以前と同様の内装、壁に貼られた豊富なメニュー短冊、そして大勢のお客さんが!
変わった部分といえば、入口ドアの開放と消毒と検温、感染対策か鍋料理を提供していないこと、
あとは、入口レジ近くに鎮座していた、ご隠居こと店主の姿がないことくらいか(経営者が変わった模様)。
昔からいるベテラン店員も残っており、値段も閉店直前とたぶん同額。断言はできないが、席数は少し減ったかもしれない。
ドリンクメニューの一部がこちら。友人と最初だけ瓶ビール大460円で乾杯し、
※相変わらず安い!
その後は焼酎ボトル。昔懐かしい「宝焼酎 純」(720m)1640円を選択。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/52/5b2c2f650b36ae87460b3f8a1ec2112e.jpg)
友人は「ボトルセット(水と氷)」280円、私は「ホッピー外」250円などで割った。
久々に飲んだ純は、若い頃の記憶が蘇る…要するに悪い酒の味であり、翌日は激しい二日酔い(苦笑)。
ここからは、おつまみ類を紹介。私は当然、この店で一番好きな「つくね」の辛口と普通のを1本ずつ注文。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/f3/fb071ec6c8da1538b080c3d739ea9ec5.jpg)
正式名はそれぞれ「つくね辛口一本」と「つくね一本」。この大きさで各160円だ。
右上の「お通し」は280円だが、これはお座敷席のみで、テーブル席にはつかない。
さらに、つくねとの相性がいい、メニューには載っていない「生玉子」も注文してみた。
新顔らしい女性店員が、わざわざ厨房にたずねに行き、「出せます」と了解をもらう。価格は150円だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/2a/e95edfa3a28dac1e5bd611d0dc1c3686.jpg)
※本当は卵黄のみが理想だが
つくねは私が2本とも食べるが、代わりに友人は「刺身三種盛」1100円を独占。価格的には釣り合わないぞ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/d2/8586635987d06c7363cf34d30b1793a8.jpg)
他にオーダーしたのは、「天ぷら盛り合わせ」880円、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/13/aad6d6797075be4dcb2d6837615f867e.jpg)
「揚出し豆腐」に「かきフライ」、どちらも440円など。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/ed/32ef0e2a4ac2d7457153705ca2c3f793.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/d7/9620bfe0c41ab7f3503443c6d3c67532.jpg)
さらに私は、「つくね」を今度は塩焼きで2本追加。さっきの生玉子が余っていたしね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/70/912f029b60499416766eec541d35a004.jpg)
そういえば、以前と異なる点がもうひとつあった。注文受けが紙とペンから機械(ハンディターミナル)に変更。
おばちゃん店員は、まだ不慣れなようで、入力に手間取っていたよ(笑)。
進化した部分もあるが、百味さんはほぼ変わらぬ姿で帰ってきてくれた!
いつまでも、昭和の良き居酒屋文化を守り抜いてほしいし、それを期待し、私は今後も通い続ける。
ついさっき、本日、首都圏の1都3県の知事が、「緊急事態宣言の要請」をしたというニュースを見た。
飲食店には厳しい状況が続くかもしれないが、コロナ原因の廃業だけは免れてもらいたい、と強く願っている。
百味
埼玉県所沢市日吉町4-3
西武線所沢駅から徒歩約3分
営業時間 ※11時~22時30分
定休日 基本無休だけど、今年の年末年始はどうかな?
※現在は22時閉店、21時ラストオーダーです
メニュー豊富で、価格はお手頃、しかも日が沈む前から飲める、ということで、地元民を中心に連日大繁盛。
そんな名酒場が昨年5月、コロナを理由に閉店。私を含む多くの呑兵衛が、嘆き悲しんだものだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/c9/b6018a65c3a3c76fd9e553b5efe66d2a.jpg)
素晴らしい店があったことを、皆さんにも知ってもらいたくて、閉店直後には拙ブログで、
「所沢の「ザ・昭和居酒屋」『百味』が閉店していた…」というタイトルでお店を紹介。
ところがその3ヶ月後、お店の近くを通ったところ、下記のように看板の文章が変化している。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/0a/78bb779b586427fa8accf43746fd31cc.jpg)
「またお会い出来るのを楽しみにしています」。おや、これは再開の意思がありそうだぞ。
さらにそれから3ヶ月後、11月下旬には地元のネットサイトで、「百味復活決定」のニュースが報じられ、
12月9日に、めでたく営業再開となった模様。バンザーイ!
なので、先述の「閉店していた…」と伝えた拙ブログは、削除しようかとも一瞬思ったが、
せっかく書いたものを消すのもしのびないので、タイトルには「※その後復活」の文言、
文末にも「営業再開~」の一文を赤字・最大文字で追加し、応急処置した挙句、
今回改めて、復活・百味のリポートをお届けすることにした。
訪問したのは12月の下旬。入口には以前と変わらぬ、「地元密着 足かけ五十年 新鮮 味 安さで」の貼り紙が。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/7b/a4e6c1743cd25a76b7430a334990dae4.jpg)
さっそく階段を降りて、紅白の「百味」看板をくぐって入口へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/be/6d1ed2f7ad09dfd69b767ac57e8c67c0.jpg)
店内をのぞくと、以前と同様の内装、壁に貼られた豊富なメニュー短冊、そして大勢のお客さんが!
変わった部分といえば、入口ドアの開放と消毒と検温、感染対策か鍋料理を提供していないこと、
あとは、入口レジ近くに鎮座していた、ご隠居こと店主の姿がないことくらいか(経営者が変わった模様)。
昔からいるベテラン店員も残っており、値段も閉店直前とたぶん同額。断言はできないが、席数は少し減ったかもしれない。
ドリンクメニューの一部がこちら。友人と最初だけ瓶ビール大460円で乾杯し、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/f1/01d9fd83af9350176aed08861f759c0e.jpg)
その後は焼酎ボトル。昔懐かしい「宝焼酎 純」(720m)1640円を選択。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/52/5b2c2f650b36ae87460b3f8a1ec2112e.jpg)
友人は「ボトルセット(水と氷)」280円、私は「ホッピー外」250円などで割った。
久々に飲んだ純は、若い頃の記憶が蘇る…要するに悪い酒の味であり、翌日は激しい二日酔い(苦笑)。
ここからは、おつまみ類を紹介。私は当然、この店で一番好きな「つくね」の辛口と普通のを1本ずつ注文。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/f3/fb071ec6c8da1538b080c3d739ea9ec5.jpg)
正式名はそれぞれ「つくね辛口一本」と「つくね一本」。この大きさで各160円だ。
右上の「お通し」は280円だが、これはお座敷席のみで、テーブル席にはつかない。
さらに、つくねとの相性がいい、メニューには載っていない「生玉子」も注文してみた。
新顔らしい女性店員が、わざわざ厨房にたずねに行き、「出せます」と了解をもらう。価格は150円だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/2a/e95edfa3a28dac1e5bd611d0dc1c3686.jpg)
※本当は卵黄のみが理想だが
つくねは私が2本とも食べるが、代わりに友人は「刺身三種盛」1100円を独占。価格的には釣り合わないぞ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/d2/8586635987d06c7363cf34d30b1793a8.jpg)
他にオーダーしたのは、「天ぷら盛り合わせ」880円、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/13/aad6d6797075be4dcb2d6837615f867e.jpg)
「揚出し豆腐」に「かきフライ」、どちらも440円など。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/ed/32ef0e2a4ac2d7457153705ca2c3f793.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/d7/9620bfe0c41ab7f3503443c6d3c67532.jpg)
さらに私は、「つくね」を今度は塩焼きで2本追加。さっきの生玉子が余っていたしね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/70/912f029b60499416766eec541d35a004.jpg)
そういえば、以前と異なる点がもうひとつあった。注文受けが紙とペンから機械(ハンディターミナル)に変更。
おばちゃん店員は、まだ不慣れなようで、入力に手間取っていたよ(笑)。
進化した部分もあるが、百味さんはほぼ変わらぬ姿で帰ってきてくれた!
いつまでも、昭和の良き居酒屋文化を守り抜いてほしいし、それを期待し、私は今後も通い続ける。
ついさっき、本日、首都圏の1都3県の知事が、「緊急事態宣言の要請」をしたというニュースを見た。
飲食店には厳しい状況が続くかもしれないが、コロナ原因の廃業だけは免れてもらいたい、と強く願っている。
百味
埼玉県所沢市日吉町4-3
西武線所沢駅から徒歩約3分
営業時間 ※11時~22時30分
定休日 基本無休だけど、今年の年末年始はどうかな?
※現在は22時閉店、21時ラストオーダーです