以前も書いたが、自分が気に入った居酒屋のマスターから教わる、おススメの同業店はほぼハズレがない。
昨年、行きつけの某居酒屋の店主さんから、「分倍河原駅出てすぐの場所に、おでんで飲める良店がある」と教えてもらい、
数日後に分倍河原へ行ってみたところ、確かに駅至近の距離に、看板に「おでん」と記載されている居酒屋があったが、
その隣にも、おでんを出しているお店があり、屋号を記憶していなかった私は立ち往生。ちゃんとメモっておかなきゃダメだな。
片方は、店内明るく活気ある印象の居酒屋で、もう一方は、店内照明は抑えているが、渋い雰囲気のお店。
私が選んだのは、ひとり客でも入りやすそうな後者のお店で、屋号は『花まる』。
※上記画像はお店インスタグラムより拝借
入口で、女性店員さんに「いらっしゃいませ、お靴を脱いでお入りください」と声掛けされる。
店内に入ると、畳フロアに座布団が敷いてある。和の内装でなんだか落ち着く。
掘りごたつ式のカウンター席に案内されたが、団体用のテーブル席も3つある。
内観を見てほしいが、いつもお客さんがいるので撮影できず。気になる方は「府中 花まる 内観」で画像検索を。
着席するとおしぼりが提供され、最初のドリンクは、「ホッピー白」セット495円を注文。
お通しは推定300円で、上記は苦手なトマトか梅干しを使用した「なにか」だったので、食べられなかったが(たぶんイチゴではない)、
毎回、手間がかかった小鉢を出してくれる。たとえば、ナルトが入った野菜の煮物や、
こちらは茹でたワンタンに、ネギと食べるラー油のような調味料をかけたもの。
このスパゲティサラダは、レギュラーメニューにしてほしいウマさだった。
壁いっぱいにメニュー札が貼ってあるが、卓上にも手書きのメニューがある。
また、私の座った席からは、厨房内のおでんの大鍋が見え、食欲をそそる。
さっそく、おでんの「牛筋」「がんも」「玉子」と、看板に【串揚げ】とあったので、「玉ねぎ」「キス」「ニンニク」も注文。
以下で、2度目の訪問で撮影した、卓上メニューを掲載していく。
まずはおでんメニュー。1個132~385円の単品注文も可能で、春夏秋冬提供している。
こちらは揚げ物やチーズ料理など。「串揚盛り合わせ」770円のところに“単品でもどーぞ”と記されているように、
壁には串揚げの単品メニューが掲示してあり、私はそこからさっきの3品を選択した。価格はひとつあたり132~275円と安価。
さらには、魚、野菜、納豆・豆フなどもあり、この他に、日替わりの黒板メニューも用意されている。
続いてはドリンクメニュー。ビール、サワー、カクテルなどの定番に、
焼酎や日本酒も揃っている。やはりおでんには、熱燗か焼酎のお湯割りだよね。私は即酔うので遠慮しておくが(苦笑)。
まずは、大鍋から盛られたおでんが登場。牛筋はネギ入りで、お皿を分けてくれた。
出汁は濃すぎず、ちょうどいい塩梅。左側の器は、牛筋の旨味が加わりさらに美味しい。
続いて、串揚げ3種が登場。左から玉ねぎ、キス、ニンニクだが、それぞれの価格は覚えていない。
串カツ専門店のような細かいパン粉で、サクサクと食べられる。私の好きなニンニク揚げもホクホクだ。
「おかわり焼酎」ことナカ220円をお替わりし、さらに「ウーロンハイ」440円を飲み終えたところで、
こちらに来る前に他のお店で飲んできたので、お会計をお願いした。
最初に声掛けしてくれた女性が店主のようだが、お会計はもちろん、調理、接客、洗い物などもすべてひとりでこなしている。
後日、もうひとりの女性バイトも見かけたが、私の訪問時は大半がワンオペ。
終始忙しそうなので、会話はできなかったが、注文時は笑顔で応対してくれたし、
安くてウマいお酒とおツマミ、さらに落ち着く内装や、分倍河原駅から徒歩約10秒という好立地も気に入り、
以後もちょくちょく通っている…のは、既にお通しの数々を紹介しているので、書くまでもなかったか。
余談だが、花まるさんがある場所の奥には、だいぶ前に紹介した洋食店『ハッスル』もある。
お店データは「駅から徒歩約20秒」と記したが、店舗は二階にあり、階段を上る時間を忘れていたので、徒歩30秒に修正しておいた。
以降では、その後に頼んだ料理を掲載していく。おでん各種もたびたび注文しているが、そちらは省略。
お酒は3度目くらいの訪問時に、「キンミヤ」ボトル2200円を入れて、飲ませてもらっている。この日のお通しは菜の花の和え物。
※外ホッピーや、氷セットの価格は忘れた
キンミヤは、よくある720mlサイズではなく、900mlなので2200円はお得だ。
お子ちゃま口の私だが、たまには「酒の肴」的な商品も頼む。こちらは、黒板メニューの「鮭の西京焼き」で、価格はたぶん6~700円くらい。
私は女将さんと呼んでいる、女性店主が料理上手なので、普段は食べない焼き魚も美味しくいただいた。
ここからは、普段の私らしい料理(笑)が続くが、大人も子供も食べて満足できる逸品ばかりだ。
まずは、居酒屋の定番メニュー鶏の唐揚げ。「おひとりならハーフの方が…」とおススメされたので、「鶏唐ハーフ」385円を頼んだら、
串揚げと同様、細かい粉で揚げられた唐揚げが、5個もやってきた。普通の「鶏唐揚」660円は10個らしい。
味付けは控えめの油っこくない唐揚げで、5個でもじゅうぶん満足できた。
こちらは「チーズオムレツ」638円。ケチャップではなくソースがかかっていた。
中から出てくるとろ~りチーズが、ソースと意外に合うのが面白い。
女将さんは揚げ物が得意なようで、コロッケ類も当然美味しく、常連さんにも人気らしい。
先に、「ポテトコロッケ」275円と、「クリームコロッケ」330円を注文。1個ずつ頼めるのが嬉しい。
右側のポテトコロッケには、ソースを付けていただき、
左側のクリームコロッケは、そのまま食べた。どちらも間違いのないテイスト。
唐揚げハーフや、コロッケ1個からの注文を認めてくれるなど、ひとり客への配慮がありがたいね。
別の日には、コロッケトリオ最後のひとり・「カレールーコロッケ」330円も注文した。
まずは、黒板メニューの「ポテトサラダ」をいただく。価格は400円くらいだったかな。
自家製と思われるサラダに舌鼓を打った数分後、カレールーコロッケも登場。
カレーはかかっているのではなく、中に入っており、小さく切ったじゃがいもも入っている。
その直後、せっかくなので、コロッケトリオをまとめて追加注文。
ふたつに割って撮影し、「ウマいウマい」とパクついた……以降の記憶がなく、気付いたら立川市の自宅で寝ていた。
この日は、花丸さんが2軒目で、1軒目の店でもそこそこ飲んでおり、酩酊状態で入店していた。
酔って迷惑をかけたか不安になり、翌日、女将さんにお詫びしに行ったが、2ヶ月ほど店内での飲食を自粛していた。
その後、特に問題はなかったと判明(たぶん)し、つい先日、友人と一緒に訪問。
入口で、「以前泥酔した正田ですが、大丈夫ですか」と確認すると、女将さんも「どうぞどうぞ」と迎え入れてくれて、ひと安心。
ふたりなので初めてテーブル席に座り、いつものようにキンミヤボトルをホッピーなどで割り、
昆布を含めると全9品あった、おでんの「盛り合わせ」825円、
串揚げ各1本ずつ(ニンニク、うずら、紅生姜)、
そして、日替わりメニューにあった、「チーズリゾットコロッケ」550円を注文。コロッケ類はすべて食べておかなくては。
最初からソースがかかった、小さめサイズが3個。中にはチーズとライスがあり、確かにリゾット風だ。
友人が、いかにもツマミらしい「もろきゅう」385円を追加したところ、しっかり包丁細工が施された一品が出てきた。
記憶をなくしたときは、酩酊というか、正直不機嫌な状態で入店したため、悪酔いを心配していたのだが、
ポテサラやコロッケ3種、なにより女将さんの明朗な応対で、機嫌を直したのだろう。
実際、近くの初めて会った客に、「元気出しましょーよ!」などと声掛けしていたらしいし。人見知りのオレが!?
この日は、ほろ酔い状態でお会計を済まし、「また来ます」と告げてお店を出た。
女将さんに、いつから営業しているのかたずねたところ、「今年で18年目」と教えてくれた。
奥まった目立たないエリアにあるとはいえ、花まるさんの存在に、長年気付かなかった自分が悔しい。
おツマミ豊富で、ひとり客も安心して飲める、駅至近の隠れ家風居酒屋として、今後もぜひ通い続けたい。
なお、泥酔者など女将さんを困らせるような客は入店禁止である。「お前が言うな」と怒られそうだが。
居酒屋 花まる
東京市府中市片町2-21-17
JR、京王線分倍河原駅から徒歩約10秒
営業時間 17時~23時 22時ラストオーダー
定休日 日曜、その他不定休
※不定休などの情報は、お店インスタグラムでご確認を
昨年、行きつけの某居酒屋の店主さんから、「分倍河原駅出てすぐの場所に、おでんで飲める良店がある」と教えてもらい、
数日後に分倍河原へ行ってみたところ、確かに駅至近の距離に、看板に「おでん」と記載されている居酒屋があったが、
その隣にも、おでんを出しているお店があり、屋号を記憶していなかった私は立ち往生。ちゃんとメモっておかなきゃダメだな。
片方は、店内明るく活気ある印象の居酒屋で、もう一方は、店内照明は抑えているが、渋い雰囲気のお店。
私が選んだのは、ひとり客でも入りやすそうな後者のお店で、屋号は『花まる』。
※上記画像はお店インスタグラムより拝借
入口で、女性店員さんに「いらっしゃいませ、お靴を脱いでお入りください」と声掛けされる。
店内に入ると、畳フロアに座布団が敷いてある。和の内装でなんだか落ち着く。
掘りごたつ式のカウンター席に案内されたが、団体用のテーブル席も3つある。
内観を見てほしいが、いつもお客さんがいるので撮影できず。気になる方は「府中 花まる 内観」で画像検索を。
着席するとおしぼりが提供され、最初のドリンクは、「ホッピー白」セット495円を注文。
お通しは推定300円で、上記は苦手なトマトか梅干しを使用した「なにか」だったので、食べられなかったが(たぶんイチゴではない)、
毎回、手間がかかった小鉢を出してくれる。たとえば、ナルトが入った野菜の煮物や、
こちらは茹でたワンタンに、ネギと食べるラー油のような調味料をかけたもの。
このスパゲティサラダは、レギュラーメニューにしてほしいウマさだった。
壁いっぱいにメニュー札が貼ってあるが、卓上にも手書きのメニューがある。
また、私の座った席からは、厨房内のおでんの大鍋が見え、食欲をそそる。
さっそく、おでんの「牛筋」「がんも」「玉子」と、看板に【串揚げ】とあったので、「玉ねぎ」「キス」「ニンニク」も注文。
以下で、2度目の訪問で撮影した、卓上メニューを掲載していく。
まずはおでんメニュー。1個132~385円の単品注文も可能で、春夏秋冬提供している。
こちらは揚げ物やチーズ料理など。「串揚盛り合わせ」770円のところに“単品でもどーぞ”と記されているように、
壁には串揚げの単品メニューが掲示してあり、私はそこからさっきの3品を選択した。価格はひとつあたり132~275円と安価。
さらには、魚、野菜、納豆・豆フなどもあり、この他に、日替わりの黒板メニューも用意されている。
続いてはドリンクメニュー。ビール、サワー、カクテルなどの定番に、
焼酎や日本酒も揃っている。やはりおでんには、熱燗か焼酎のお湯割りだよね。私は即酔うので遠慮しておくが(苦笑)。
まずは、大鍋から盛られたおでんが登場。牛筋はネギ入りで、お皿を分けてくれた。
出汁は濃すぎず、ちょうどいい塩梅。左側の器は、牛筋の旨味が加わりさらに美味しい。
続いて、串揚げ3種が登場。左から玉ねぎ、キス、ニンニクだが、それぞれの価格は覚えていない。
串カツ専門店のような細かいパン粉で、サクサクと食べられる。私の好きなニンニク揚げもホクホクだ。
「おかわり焼酎」ことナカ220円をお替わりし、さらに「ウーロンハイ」440円を飲み終えたところで、
こちらに来る前に他のお店で飲んできたので、お会計をお願いした。
最初に声掛けしてくれた女性が店主のようだが、お会計はもちろん、調理、接客、洗い物などもすべてひとりでこなしている。
後日、もうひとりの女性バイトも見かけたが、私の訪問時は大半がワンオペ。
終始忙しそうなので、会話はできなかったが、注文時は笑顔で応対してくれたし、
安くてウマいお酒とおツマミ、さらに落ち着く内装や、分倍河原駅から徒歩約10秒という好立地も気に入り、
以後もちょくちょく通っている…のは、既にお通しの数々を紹介しているので、書くまでもなかったか。
余談だが、花まるさんがある場所の奥には、だいぶ前に紹介した洋食店『ハッスル』もある。
お店データは「駅から徒歩約20秒」と記したが、店舗は二階にあり、階段を上る時間を忘れていたので、徒歩30秒に修正しておいた。
以降では、その後に頼んだ料理を掲載していく。おでん各種もたびたび注文しているが、そちらは省略。
お酒は3度目くらいの訪問時に、「キンミヤ」ボトル2200円を入れて、飲ませてもらっている。この日のお通しは菜の花の和え物。
※外ホッピーや、氷セットの価格は忘れた
キンミヤは、よくある720mlサイズではなく、900mlなので2200円はお得だ。
お子ちゃま口の私だが、たまには「酒の肴」的な商品も頼む。こちらは、黒板メニューの「鮭の西京焼き」で、価格はたぶん6~700円くらい。
私は女将さんと呼んでいる、女性店主が料理上手なので、普段は食べない焼き魚も美味しくいただいた。
ここからは、普段の私らしい料理(笑)が続くが、大人も子供も食べて満足できる逸品ばかりだ。
まずは、居酒屋の定番メニュー鶏の唐揚げ。「おひとりならハーフの方が…」とおススメされたので、「鶏唐ハーフ」385円を頼んだら、
串揚げと同様、細かい粉で揚げられた唐揚げが、5個もやってきた。普通の「鶏唐揚」660円は10個らしい。
味付けは控えめの油っこくない唐揚げで、5個でもじゅうぶん満足できた。
こちらは「チーズオムレツ」638円。ケチャップではなくソースがかかっていた。
中から出てくるとろ~りチーズが、ソースと意外に合うのが面白い。
女将さんは揚げ物が得意なようで、コロッケ類も当然美味しく、常連さんにも人気らしい。
先に、「ポテトコロッケ」275円と、「クリームコロッケ」330円を注文。1個ずつ頼めるのが嬉しい。
右側のポテトコロッケには、ソースを付けていただき、
左側のクリームコロッケは、そのまま食べた。どちらも間違いのないテイスト。
唐揚げハーフや、コロッケ1個からの注文を認めてくれるなど、ひとり客への配慮がありがたいね。
別の日には、コロッケトリオ最後のひとり・「カレールーコロッケ」330円も注文した。
まずは、黒板メニューの「ポテトサラダ」をいただく。価格は400円くらいだったかな。
自家製と思われるサラダに舌鼓を打った数分後、カレールーコロッケも登場。
カレーはかかっているのではなく、中に入っており、小さく切ったじゃがいもも入っている。
その直後、せっかくなので、コロッケトリオをまとめて追加注文。
ふたつに割って撮影し、「ウマいウマい」とパクついた……以降の記憶がなく、気付いたら立川市の自宅で寝ていた。
この日は、花丸さんが2軒目で、1軒目の店でもそこそこ飲んでおり、酩酊状態で入店していた。
酔って迷惑をかけたか不安になり、翌日、女将さんにお詫びしに行ったが、2ヶ月ほど店内での飲食を自粛していた。
その後、特に問題はなかったと判明(たぶん)し、つい先日、友人と一緒に訪問。
入口で、「以前泥酔した正田ですが、大丈夫ですか」と確認すると、女将さんも「どうぞどうぞ」と迎え入れてくれて、ひと安心。
ふたりなので初めてテーブル席に座り、いつものようにキンミヤボトルをホッピーなどで割り、
昆布を含めると全9品あった、おでんの「盛り合わせ」825円、
串揚げ各1本ずつ(ニンニク、うずら、紅生姜)、
そして、日替わりメニューにあった、「チーズリゾットコロッケ」550円を注文。コロッケ類はすべて食べておかなくては。
最初からソースがかかった、小さめサイズが3個。中にはチーズとライスがあり、確かにリゾット風だ。
友人が、いかにもツマミらしい「もろきゅう」385円を追加したところ、しっかり包丁細工が施された一品が出てきた。
記憶をなくしたときは、酩酊というか、正直不機嫌な状態で入店したため、悪酔いを心配していたのだが、
ポテサラやコロッケ3種、なにより女将さんの明朗な応対で、機嫌を直したのだろう。
実際、近くの初めて会った客に、「元気出しましょーよ!」などと声掛けしていたらしいし。人見知りのオレが!?
この日は、ほろ酔い状態でお会計を済まし、「また来ます」と告げてお店を出た。
女将さんに、いつから営業しているのかたずねたところ、「今年で18年目」と教えてくれた。
奥まった目立たないエリアにあるとはいえ、花まるさんの存在に、長年気付かなかった自分が悔しい。
おツマミ豊富で、ひとり客も安心して飲める、駅至近の隠れ家風居酒屋として、今後もぜひ通い続けたい。
なお、泥酔者など女将さんを困らせるような客は入店禁止である。「お前が言うな」と怒られそうだが。
居酒屋 花まる
東京市府中市片町2-21-17
JR、京王線分倍河原駅から徒歩約10秒
営業時間 17時~23時 22時ラストオーダー
定休日 日曜、その他不定休
※不定休などの情報は、お店インスタグラムでご確認を