拙ブログでは「煮込み」と呼んでいる(そして、誰もマネしてくれない)、『天下一品』のこってりラーメン。
前回10月の投稿↓では、水道橋店が770円に値上げしていたのを嘆いたのだが、
https://blog.goo.ne.jp/shiyoudayuuji/e/91e85833cf49f05d980d2141f92df2e9
調べたところ、東京で770円は水道橋と赤坂だけで、あとは新宿西口と吉祥寺が730円で、他はだいたい720円のままのようだ。
以前も書いたが、テンイチは店舗によってスープの濃度に差があるが、これはオーナーがそれぞれ違うからであり、
同様の理由で、メニューや価格も微妙に異なっているので、自分の好みの店を探すのもまた楽しい。
私が好きなのは、つまみメニュー豊富な水道橋(値上げは残念だが)、濃厚なのに意外と空いている穴場店の府中中河原、
そして、営業時間の長さや席数の多さ、スープの安定感などの総合力で、高円寺を最上位に推したい。
高円寺は、天下一品・京都本部の直営店らしく、「アメトーーク!」などメディアに露出する機会も多い。
スープはいつでも濃厚で、連日お客さんも途切れることなく、私自身も味について不満を抱いたことはないが、
お店側は現状に満足することなく、新たなメニューの開発・提供にも熱心なのである!
ただし、それは高円寺店の意思ではなく、本部からの指令で、イヤイヤやっているだけなのかもしれないが(苦笑)。
たとえば、だいぶ前に紹介した「回鍋肉」は、東京では高円寺と、おなじく直営店の神楽坂でしか見たことない。
※回鍋肉は単品550円、定食は1090円
回鍋肉、意外とウマかった印象があるよ。こってりとのセットは相当カロリーが高そうだが。
また、今から2年ほど前には、【ハバネロを練り込んだ辛口の餃子】という、幻のメニューがあった。
どのくらい幻かというと、正式なメニュー名を覚えてないほど。結局、一度しか頼まなかったし。
ネットで調べたところ、正式名は「辛餃子」で、読みは「しんぎょうざ」だった様子。
こちらがその写真。酒のツマミとして、「豚キムチ」単品と一緒に注文した。
見本の写真は、もっと真っ赤だったのだが、見た感じは普通の餃子とさほど変わらないよね。
しかし、いざ食べてみるとハバネロの辛味が……たいして効いておらず、ほんのりピリ辛。
一番わかりやすいのが、「うまい棒」のめんたい味(笑)。豚キムチの方が、よっぽど辛かった。
結局、レギュラーメニューにならなかったので、あまり評判よくなかったのかも。
さらに、昨年10月の「天下一品祭り」の時期に訪問した際には、卓上にて写真のメニューを発見。
テンイチなのに最中アイス!? 甘党の私だが、さすがに注文するのをためらってしまった。
料理の世界では「シェフこだわりの味」などと、いい意味で使われるケースの多い「こだわり」だが、
本来は「つまらないことに執着し、行動が停滞する」という、どちらかといえばネガティブ要素の強い言葉である。
つまり、この場合の「こだわり最中」は、日本語的には正しいといえるだろう(笑)。
ちなみに、昨日(4/1)の時点でもまだ販売していたが、味は2種類のままだった。
さて、昨日の私が注文したのは、まずはびんビール600円と、写真のおつまみセット412円。
以前より、盛り付けが美しくなった。さすがは高円寺、従業員がマジメだ(…と思う)。
辛口キムチですぐに1本、玉子とメンマに卓上の辛味噌を乗せてもう1本ビールを飲み、そろそろシメに。
この日は、店内壁ポスターでひっそりと表示していた、高円寺限定・期間限定・数量限定のメニューを選択。
そのメニューとは、「こってりチーズパンラーメン」である!
高円寺店のみの提供、期間は3月~8月の半年間、1日30食限定らしい。
30食の割には、21時45分の時点でも売り切れてなかったので、あまり人気ないのかも(笑)。
ポスターのイメージ写真を見ると、カットしたバケットらしきパンが2枚、こってりスープに沈んでいた。
パン2枚で、普通のラーメンに+230円(計950円)とは、ちと高い気もするが、
原価はともかく、オーブンを使用するため、調理の手間が余計にかかっているので仕方がない。
写真のオーブンが「チーン」と鳴り、中からバケットを取り出し、ラーメンに乗せて完成…と思いきや、
店員が首を傾げつつ、再度オーブンに入れ直しているのを見てしまった。どうやら焼きが甘かったらしい。
修正するのはさすがは高円寺の店員だが、すでに完成したラーメンの麺がノビるのでは…と不安になった。
数分後、再びオーブンから取り出したバケットが、無事に丼に添えられた状態でやってきた。
見よ、これが「こってりチーズパンラーメン」だ!
※よせばいいのに小ライスも追加
心配していた麺は、さほど伸びておらず。こってりスープはいつもの高円寺店ならではの高濃度。
そしてチーズパンは…残念ながら、チーズのインパクトが薄く、あまり風味を感じなかった。
ただでさえスープが強い商品なのだから、負けないようにチーズの量を増やすか、少し焦げ目をつけた方がよかったかも。
しかし、時間がたってスープを吸うと、なんだかウマそうなビジュアルになってきたではないか。
この「スープ吸いパン」と、テンイチ独特のチープな麺を、小ライスに乗せて…
トリプル炭水化物・特製テンイチ丼が完成!
スープをかけて、ズルズルもぐもぐガツガツと食べる。わかっていたけど、やっぱりウメえ。
先日の健康診断で、中性脂肪が大幅に増えていた私だが、炭水化物を控える気は一切ない。
今回の限定メニューは、先述の通りチーズがイマイチなので、チーズなしでもいいと思った。
むしろ、パンは今後も、追加トッピングとしてレギュラー化してもいいのでは?
シチューにバケットはもはや常識だし、最近はもつ煮にパンを付ける居酒屋も珍しくはない。
こってり煮込み+パン、ベストマッチではないかね。
あ、こってり煮込みとはテンイチの「こってりラーメン」のことね。念のため。
繰り返すが、天下一品は店舗によって、オリジナルメニューがあったりする。
たとえば、大阪の喜連瓜破(きれうりわり)店では、かつて「ハンバーガー」を売っていた。
※7年前にガラケーで撮影
写真は確か「フィッシュバーガー」だが、ハンバーガーの味自体も、こってりとの相性も悪くなかった。
テンイチマニアとしては、全国の店舗を巡って、独自のメニューを食べまくってみたいねえ。
天下一品 高円寺店
東京都杉並区高円寺南4-7-1
高円寺駅南口から徒歩約4分
営業時間 11時~翌3時
ほぼ年中無休
前回10月の投稿↓では、水道橋店が770円に値上げしていたのを嘆いたのだが、
https://blog.goo.ne.jp/shiyoudayuuji/e/91e85833cf49f05d980d2141f92df2e9
調べたところ、東京で770円は水道橋と赤坂だけで、あとは新宿西口と吉祥寺が730円で、他はだいたい720円のままのようだ。
以前も書いたが、テンイチは店舗によってスープの濃度に差があるが、これはオーナーがそれぞれ違うからであり、
同様の理由で、メニューや価格も微妙に異なっているので、自分の好みの店を探すのもまた楽しい。
私が好きなのは、つまみメニュー豊富な水道橋(値上げは残念だが)、濃厚なのに意外と空いている穴場店の府中中河原、
そして、営業時間の長さや席数の多さ、スープの安定感などの総合力で、高円寺を最上位に推したい。
高円寺は、天下一品・京都本部の直営店らしく、「アメトーーク!」などメディアに露出する機会も多い。
スープはいつでも濃厚で、連日お客さんも途切れることなく、私自身も味について不満を抱いたことはないが、
お店側は現状に満足することなく、新たなメニューの開発・提供にも熱心なのである!
ただし、それは高円寺店の意思ではなく、本部からの指令で、イヤイヤやっているだけなのかもしれないが(苦笑)。
たとえば、だいぶ前に紹介した「回鍋肉」は、東京では高円寺と、おなじく直営店の神楽坂でしか見たことない。
※回鍋肉は単品550円、定食は1090円
回鍋肉、意外とウマかった印象があるよ。こってりとのセットは相当カロリーが高そうだが。
また、今から2年ほど前には、【ハバネロを練り込んだ辛口の餃子】という、幻のメニューがあった。
どのくらい幻かというと、正式なメニュー名を覚えてないほど。結局、一度しか頼まなかったし。
ネットで調べたところ、正式名は「辛餃子」で、読みは「しんぎょうざ」だった様子。
こちらがその写真。酒のツマミとして、「豚キムチ」単品と一緒に注文した。
見本の写真は、もっと真っ赤だったのだが、見た感じは普通の餃子とさほど変わらないよね。
しかし、いざ食べてみるとハバネロの辛味が……たいして効いておらず、ほんのりピリ辛。
一番わかりやすいのが、「うまい棒」のめんたい味(笑)。豚キムチの方が、よっぽど辛かった。
結局、レギュラーメニューにならなかったので、あまり評判よくなかったのかも。
さらに、昨年10月の「天下一品祭り」の時期に訪問した際には、卓上にて写真のメニューを発見。
テンイチなのに最中アイス!? 甘党の私だが、さすがに注文するのをためらってしまった。
料理の世界では「シェフこだわりの味」などと、いい意味で使われるケースの多い「こだわり」だが、
本来は「つまらないことに執着し、行動が停滞する」という、どちらかといえばネガティブ要素の強い言葉である。
つまり、この場合の「こだわり最中」は、日本語的には正しいといえるだろう(笑)。
ちなみに、昨日(4/1)の時点でもまだ販売していたが、味は2種類のままだった。
さて、昨日の私が注文したのは、まずはびんビール600円と、写真のおつまみセット412円。
以前より、盛り付けが美しくなった。さすがは高円寺、従業員がマジメだ(…と思う)。
辛口キムチですぐに1本、玉子とメンマに卓上の辛味噌を乗せてもう1本ビールを飲み、そろそろシメに。
この日は、店内壁ポスターでひっそりと表示していた、高円寺限定・期間限定・数量限定のメニューを選択。
そのメニューとは、「こってりチーズパンラーメン」である!
高円寺店のみの提供、期間は3月~8月の半年間、1日30食限定らしい。
30食の割には、21時45分の時点でも売り切れてなかったので、あまり人気ないのかも(笑)。
ポスターのイメージ写真を見ると、カットしたバケットらしきパンが2枚、こってりスープに沈んでいた。
パン2枚で、普通のラーメンに+230円(計950円)とは、ちと高い気もするが、
原価はともかく、オーブンを使用するため、調理の手間が余計にかかっているので仕方がない。
写真のオーブンが「チーン」と鳴り、中からバケットを取り出し、ラーメンに乗せて完成…と思いきや、
店員が首を傾げつつ、再度オーブンに入れ直しているのを見てしまった。どうやら焼きが甘かったらしい。
修正するのはさすがは高円寺の店員だが、すでに完成したラーメンの麺がノビるのでは…と不安になった。
数分後、再びオーブンから取り出したバケットが、無事に丼に添えられた状態でやってきた。
見よ、これが「こってりチーズパンラーメン」だ!
※よせばいいのに小ライスも追加
心配していた麺は、さほど伸びておらず。こってりスープはいつもの高円寺店ならではの高濃度。
そしてチーズパンは…残念ながら、チーズのインパクトが薄く、あまり風味を感じなかった。
ただでさえスープが強い商品なのだから、負けないようにチーズの量を増やすか、少し焦げ目をつけた方がよかったかも。
しかし、時間がたってスープを吸うと、なんだかウマそうなビジュアルになってきたではないか。
この「スープ吸いパン」と、テンイチ独特のチープな麺を、小ライスに乗せて…
トリプル炭水化物・特製テンイチ丼が完成!
スープをかけて、ズルズルもぐもぐガツガツと食べる。わかっていたけど、やっぱりウメえ。
先日の健康診断で、中性脂肪が大幅に増えていた私だが、炭水化物を控える気は一切ない。
今回の限定メニューは、先述の通りチーズがイマイチなので、チーズなしでもいいと思った。
むしろ、パンは今後も、追加トッピングとしてレギュラー化してもいいのでは?
シチューにバケットはもはや常識だし、最近はもつ煮にパンを付ける居酒屋も珍しくはない。
こってり煮込み+パン、ベストマッチではないかね。
あ、こってり煮込みとはテンイチの「こってりラーメン」のことね。念のため。
繰り返すが、天下一品は店舗によって、オリジナルメニューがあったりする。
たとえば、大阪の喜連瓜破(きれうりわり)店では、かつて「ハンバーガー」を売っていた。
※7年前にガラケーで撮影
写真は確か「フィッシュバーガー」だが、ハンバーガーの味自体も、こってりとの相性も悪くなかった。
テンイチマニアとしては、全国の店舗を巡って、独自のメニューを食べまくってみたいねえ。
天下一品 高円寺店
東京都杉並区高円寺南4-7-1
高円寺駅南口から徒歩約4分
営業時間 11時~翌3時
ほぼ年中無休