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朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

団地商店街の喫茶店 一橋学園『BuFuUu』

2024年02月08日 | 喫茶店
昨年夏に紹介した、西武線一橋学園駅からちょっと歩いた場所にある、『ナイトー洋菓子店』
初訪問時は、食べログのデータに騙され定休日だったのだが、そのとき発見したのが、すぐ近くにある『BuFuUu』


お店のレシートではBu Fu Uuと字間が空いているが、店頭表記はBuFuUuなので、拙ブログでもそちらを採用する。
ノボリに記されているように、手作りサンドイッチのお店らしいので、ケーキの代わりにお土産として買うことにした。

ショーウインドーを眺めていたら、愛想の良さそうなおばちゃんに「いらっしゃい」と声をかけられた。
品数はなかなか豊富で、ドーナツやバターロールなどもある。


少し悩んだが、やはりサンドイッチの王道(?)である、「たまご」と「コロッケ」を選択。価格はどちらも220円。


玉子はともかく、サンドイッチの王道はコロッケよりも「ハム」かな?
ラップを外し、さっそく食べ始める。左右入れ替えた理由の記憶はなし。


玉子もコロッケも、マヨネーズやソースは控えめで、ほどよい塩分。
自家製で無添加のパンも、時間がたったのに柔らかく、耳も残っていることも含め、いかにも手作りの味、という印象。


なお、こちらのパンは一般的な四角形ではなく、上の部分がふんわりと盛り上がる、山型パンを使用している。


その後、うっかり定休日を勘違いし、ナイトー洋菓子店さんに来てしまったときも、


近所にBuFuUuさんがあるお陰で、無駄足にならずに済んでいる。というか、定休日を覚えておけよ、オレ。
サンドイッチは何度か購入しており、こちらは、「白身魚フライ」250円。


ご覧のとおり、タルタルソースが玉子多めで、フィッシュ&玉子サンドのようでお得感あり。
こちらは、「ベーコンエッグ」270円と「テリヤキチキン」290円。


キュウリ入りのベーコンエッグに、ほのかに甘い照り焼きチキン。味については文句はないが、
さっきも書いたが、パンが相当柔らかいので、カバンに詰めて帰るとだいたい変形し、変な写真ばかりになってしまった。
写真はないが、砂糖をまぶした「あげパン」100円も買ったことがある。昔の給食でたまに出てきた、懐かしい味であった。

ある日、普段は調理担当として厨房にいる、旦那さんがレジを担当したときに、ポイントカードをいただいた。


パン類を200円購入ごとに、ブタさんのハンコを1個押してもらい、15個たまると100円割引になるそうだ。
最近は、「入店時にアプリ起動で1ポイント」なんて店も増えたが、このような手製ポイントカードの方が、アナログな私にはありがたい。

ここBuFuUuさんは、実はイートインスペースもあり、しかもサンドイッチ以外の食事メニューが豊富。
実はこちら、サンドイッチ屋さんではなく喫茶店なのである。 ※ブログタイトルでわかっただろうけど 
今回の執筆にあたり、「喫茶店」のカテゴリーを新設し、八幡山『ルポーゼすぎ』などのお店を移動させた。

イートイン初利用は昨年の春。13時台で、ランチを食べ終えたおばちゃん集団が、お店のおばちゃんを交えて会話を楽しんでいる。
全員顔見知りのようで、見知らぬ客(私)の入店で、一瞬静かになったものの、すぐに会話を再開。皆さん、どうぞご遠慮なく。
空いていたテーブル席に座り、メニューを確認。こちらは各種定食やカレーなどだけでなく、


スパゲティやピラフもあり、他のページには、トーストやピザも載っていた。


喫茶店なので、ドリンクやデザートもある。今気づいたが、「缶ビール」や「グラスワイン」など、アルコール類も頼めるんだね。


“やっぱ これっしょ!”と赤字コピーで強調している「ナポリタン」も気になったが、
“半熟卵と生クリームとカリカリベーコンで、上品な味わい”の「カルボナーラ」950円をチョイス。
さらに、売っているサンドイッチも店内で食べられるので、「とんかつ」サンド280円も一緒に注文。
まずはサラダとフォークなどが運ばれてきて、


その後、カルボナーラとコンソメスープがやってきて、


ほぼ同時に、等分されてお皿に盛られた、とんかつサンドも登場。


カルボナーラは、説明どおりの上品なテイスト。もっとクリームや塩分多めの下品な味が好みなので、粉チーズをバシバシかける。


とんかつサンドは対照的に、分厚いカツにたっぷりソースのわんぱく仕様、要するに私好みの味である。


スープもサラダもたいらげ、結構満腹になり「ごちそうさまです」。
レジにはアメちゃんが置いてあり、「よかったらどうぞ」のお言葉に甘え、ひとついただいた。


このような、昭和の時代ではよくあったサービスも、このお店らしくていいね。

その後も、既述したように何度かサンドイッチを購入し、つい先日は、『なにや』さんの買い物帰りに、久々に店内でランチ。
前日飲み過ぎて、昼頃まで寝ていたため出発が遅れ、BuFuUuさんに到着したのは14時過ぎで、おばちゃん集団は不在。
【二日酔いにはカレーのスパイスが効く】説を信用している私は、迷うことなく「ビーフカレー」930円をオーダー。
前回は、周囲にお客さんが多くて気付かなかったが、屋号がブーフーウーなだけあって、店内のあちこちにブタさんの人形や造形物が置いてある。


知らない方のために説明しておくが、「ブーフーウー」とは、かつてNHKで放映していた人形劇の作品名であり、
登場するこぶた三兄弟の名前でもある(長男ブー、次男フー、三男ウー)。

カレーは意外と時間がかかり、先にフォーク、サラダ、そしてスープとラッキョウが提供され、さらに数分後、


ランプみたいな容器に入ったカレーソースと、ライスがやってきた。


メニューには“玉ねぎを たくさん 炒めて炒めて炒めて この味と色が できます”と記載してあるし、
しかも、グレイビーボートと呼ぶらしい容器に入った、いい意味で喫茶店らしくない本格的なカレーが出てきて驚いた。
3~4個くらいかと予想したビーフも、ご覧のようにゴロゴロと入っており、計8個確認できた。


少し食べてから、マナー的に正しいのかは知らないが、ソースを全部かけてしまった。


カレーソースは、玉ねぎ由来なのか甘味が強く、辛味はほとんどなし。
途中で、粉チーズのような酸味をかすかに感じたが、具材は溶け込んでしまったのか、牛肉以外は確認できず。
さっき触れ忘れた、サラダはゴマ風味のドレッシングがかかっており、コンソメスープは熱々だが、たぶん自家製じゃないと思う。
カレーも、イチから手作りではないと思うが、手間が加わっているのは間違いない。
一式を食べ終えたあと、写真のかわいいブタさんから爪楊枝を1本いただき、お会計をお願い。


スパイス効果なのかは不明だが、来店前は二日酔いで気持ち悪かったのに、食後はだいぶ楽になった。

ナイトー洋菓子店さんのときにも記したが、このあたりは「団地北口通り」と呼ばれる、小平団地の北側にある商店街である。
他の地域の団地商店街と同様、人口減少に比例し衰退が顕著で、つい最近も、すぐ近くの食堂が廃業した模様。
今回タイトルの元ネタになった(気づいた?)、ガロの「学生街の喫茶店」の歌詞のように、時は流れているけれど、
早朝からサンドイッチを販売し、ランチタイムは近隣住民の憩いの場となっている
BuFuUuさんには、まだまだ踏ん張ってほしいものである。
私も、ポイントカードが埋まるまで、サンドイッチ類を買うつもりなので、今後もよろしくお願いします!



BuFuUu(ぶーふーうー)
東京都小平市学園東町3-2-43
西武線一橋学園駅より徒歩約9分、青梅街道駅、小平駅からも徒歩圏内
営業時間 7時~19時 ※イートインは9時からとの情報あり
定休日 月、火
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