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朝昼晩、時間を問わず飲んで喰って面白おかしく過ごす人生を歩みたいです。※旧名「日が沈む前に飲む酒はウマい」

古都でたしなむ愉快なパフェ 京都三条『からふね屋珈琲』

2022年08月14日 | 喫茶店
甲子園に出場した、母校野球部を応援するため、2泊3日の関西出張に行ってきた。


結果は敗退であったが、よく頑張ったと思う。試合については、別の機会に改めてリポートする。

※お土産に買ったシャーペン1100円とボールペン650円。意外と高え!

4年ぶりの関西ゆえ、母校の応援と同様、飲食店巡りにも精を出し、多くの名店・迷店を訪問。
最終日の最後に立ち寄ったお店が、京都の喫茶店『からふね屋珈琲』三条本店であった。
創業は1972(昭和47)年。今年で50年目を迎えた老舗の喫茶店で、名物は水から抽出するダッチコーヒー。
他の飲み物や軽食も充実しており、さらには、前回日記の最後に紹介したように、
お店のHPでは「おもしろ系」と称している、愉快なパフェもいくつか提供している。


上記画像の下段に陳列している、エビフライやポテトフライなどが乗ったパフェが該当商品である。
こちらのお店では、常時140種類のパフェを用意しているが、おもしろ系は下記の6種。
 ※HPより拝借

私が食べたのは、このうち4つ。以下で順に紹介していこう。
まずは前回紹介した、「からあげパフェ」900円。ひと口サイズの鶏唐揚げが4個乗っている。


こちらは別アングル…のつもりだったのだろうが、あまり変わらないね。


最初の画像でお気付きだろうが、飾り切りされたリンゴなど、いたってマジメに作られている
食べた感想として、「熱々の唐揚げが、果物とクリームに絡み、なかなかアンニュイな味わい」
とのメモ書きがあった。なにがアンニュイだよ、当時のオレ(恥)。
ただ、唐揚げは確かに熱々ジューシィで、味付けも控えめ。当然、油切りはバッチリ。
キウイやリンゴなどの果物はフレッシュだし、クリームもほどよい甘さと、すべて手抜きなし。
器の下部分にはヨーグルトが入っており、ほどよい酸味が果物やクリームの甘さを引き立てる。
唐揚げも、甘いクリームとも意外と合うし、ヨーグルトとの相性も悪くなかったが、


たぶん別々に食べた方がもっとおいしい。「それを言っちゃぁおしまいよ!」だろうけど。
以降のパフェも、個々のパーツは素晴らしいが、「一緒にしなくても…」と思わせる商品ばかりであった。

からふね屋さんで最初に食べたのが、「さくさくロースかつパフェ」940円。

※スポーツ紙と指がジャマである

これは、逆側からのアングルかな。だいぶ前の写真なんで、撮影した意図を覚えていない。


さっきの唐揚げもそうだが、ロースかつはパフェ専用ではなく、食事メニューとしても提供しているためか、
失礼ながら、想像以上に「上等なかつ」であった。ここよりダメなとんかつ専門店、いくつか知ってるぞ。
クリームや2種のアイスの下には、唐揚げパフェと同様、コーンフレークとヨーグルトが隠れていた。
ハシを使用し、とんかつにクリームやヨーグルトなどを付けて食べてみた。


コーンフレークと生クリームは合うのだから、同じサクサク食感のとんかつも、合って当然…でもないか。
ただ、アイスクリームの甘さに飽きた頃、ソース味のとんかつを食べるのは、いい箸休めになったと思う。

【愉快なパフェ】シリーズで、唯一違和感があったのが「最強エビフライパフェ」1020円。


大きめサイズで歯応え抜群のエビフライを2本使用しており、甘いパフェとの相性も悪くないのだが、
エビフライに添えられたタルタルソースは、酢の酸味がバッチリ効いており、スイーツには余計。
以前友人に、からふね屋さんの揚げ物系パフェの秀逸さを説明しながらも、タルタルソースは不要かも、と補足したら、
「タルタルだけじゃなく、エビフライもとんかつも唐揚げもパフェには不要だろ」と、全否定されてしまった。ガッデム!
フォローするワケではないが、中央の求肥(「雪見だいふく」の外側みたいなヤツ)は舌触りがよく、
さっきの写真手前の紅芋味のアイスとは別に、下に隠れていたイチゴ味のアイスは、なかなかおいしかった。


さらにイチゴアイスの底には、コーヒーゼリーも潜んでおり、最後まで楽しめるパフェといえよう。

4度目の訪問となった今回は、卓上のメニューなども撮影してきた。
私は、ここ三条本店しか入ったことがないが、系列店は11店舗あり、各店でオリジナルパフェがある模様。


三条本店では50周年記念「シャンティーローズパフェ」を販売中。ただし、期間はわからん。

こちらはパフェの【人気ベスト5】で、


こちらは約3人前の【ジョッキパフェ】と、要予約の約5~25人前の【ジャンボパフェ】シリーズ。


上記の画像2枚は、HPでも見られるので確認してほしい。毎度毎度ヘタな写真でスマン。
今回頼んだのは、「魅惑のアメリカンドッグパフェ」1020円。先頭の「魅惑の」が、個人的にお気に入り。


こちらが横からのアングル。コーヒーゼリーなどの隠れキャラはない模様。


主役だけど食べるのにはジャマ(笑)な、アメリカンドッグは取り分け用のお皿に移す。

※串に果物が刺さっているため、指が汚れるのは必至

アメリカンドッグの下には、エビフライパフェでも見かけた紅芋アイスと、水色のラムネ味アイス。


このラムネアイスには、粒々のラムネも含まれており、爽やかなテイストであった。
さて、主役のアメリカンドッグだが、周囲のコロモが甘いため、パフェとの組み合わせも問題ナシ。
ただ、酸味の強いトマトケチャップと、塩分がある中身のソーセージは、やはり合わないかな。
別皿でアイス2種を乗せてみたけど、やはりイマイチであった。


ソーセージは肉々しい豚肉よりも、独特の甘味がある魚肉の方が、マッチするような気がする。

ここまで4種のパフェを食べてきたが、オーダー時はさすがに、おっさんだし変なパフェだし(あ、書いちゃった)で、
少々恥ずかしいのだが、店員さんは毎回、「○○パフェですね」と注文確認するだけで、ごく普通に接してくれる。
周囲の常連らしき客も、変なパフェを喰うヨソ者に対し、冷ややかな視線を向けたりはしない。
京都人は裏表があるそうだし、陰で笑われている可能性もあるが、私が気付かなければそれでいい。

最後に、お店入口に展示してある、ジャンボパフェシリーズの画像を掲載。


こちらが、ジャンボパフェの最高峰「ル・レーヴ」。約25人前でお値段55000円!


こんなにデカいのは無理だが、約3人前のジョッキパフェは、気合次第では食べられるかな。
先日、ラーメン店なのにパフェを出す、京王八王子『飛騨の高山らーめん』が閉店してしまったので、
私でも入店可能な(←これ大事)、大きなパフェを出すお店がなくなってしまった。
からふね屋さんは上記条件を満たしているけど、京都はさすがに遠いからねえ…。



からふね屋珈琲 三条本店
京都府京都市中京区河原町通三条下ル大黒町39
地下鉄京都市役所前駅、京阪線三条駅から徒歩約5分(以上、HPより)、阪急線京都河原町駅からも徒歩約8分
お店の近くにバス停もあり
営業時間 月~木、日祝9時~22時 金土は23時まで
定休日 なし
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