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高校野球・西東京大会がもうすぐ開幕…してしまう! -日大三高野球部2024-

2024年07月02日 | 高校野球
今週6日に開会式が行われる、第106回全国高等学校野球選手権・東西東京大会
先月15日の抽選会の結果、我が母校日大三は、10日に初戦を迎える。
抽選会の模様は、地元ケーブルTVで中継していたのだが、
番組の冒頭で司会者が、「西東京の注目は何といっても、ノーシードの日大三ですね!」と発言。
確かに、大会連覇中の三高がどの位置に入るかは、他の高校も気にしているだろうけど、
都大会では秋も春もベスト32止まりだったチームなので、あまり注目はしないでほしい。

先に東東京がクジを引き、そのあとが西東京。まずはシードされた8校が引き、トーナメント表の四隅や真ん中あたりに入る。
その後、どうやって決めたのかは知らないが、頭文字が「ふ」の高校、たとえば都立富士森高校がクジを引き、以降はあいうえお順に、
「へ」「ほ」「ま」…「わ」まで行ったら「あ」に戻り、「い」「う」…の高校が抽選するため、「に」の日大三は、相当あと回しになる。
比較的楽なブロックは、他校に引かれてしまい、入ったのは結局、左上下(わかりづらい?)の国士舘ブロックであった。
※東京都高野連HPのトーナメント表はこちらをクリック

三高は二回戦からのスタート(シード校は三回戦から)で、初戦とその次は、まず負けることのない相手なのだが、
四回戦はたぶん、シード校の国士舘と対戦。そこを突破し五回戦に勝ったとしても、準々決勝の相手はおそらく、第一シードの東海大菅生。
昨年大会も、初戦が国士舘、ベスト8で菅生と対戦予定だったため、「21世紀では最悪のクジ」と嘆いたものだが、
今年は、五回戦の相手になりそうな桐朋にも好投手がいるらしく、去年以上にしんどいクジである。
悪いクジを引いた戦犯(←言い過ぎ)の土井キャプテンは、中継の最後にインタビューを受けていた。
注目選手をたずねられ、「四番打者の織田です」と応え、「エース谷亀を中心に、一戦一戦頑張っていきます」と宣言した。

抽選会の翌日、母校グラウンドにて、愛知の強豪・中京大中京との練習試合があったので、観戦してきた。
ここまで文字ばかりだったので、以前も載せた、学校近くで咲いていたあじさいの画像を掲載。


6月は中京大中京だけでなく、千葉の志学館も来校し、変則ダブルの練習試合を実施するのが、毎年恒例になっている。
志学館は春季千葉大会でベスト8、秋の千葉大会は初戦のベスト32で敗退。
一方の中京大中京は、高校野球ファンなら誰でも知っている、全国区の名門校だが、特に今年は強いようで、
昨秋の愛知大会は3回戦(ベスト16)敗退も、春季愛知大会で準優勝、同東海大会では優勝を飾っており、
今年は2017年以来となる、夏の甲子園出場を視野に入れているようだ。

三高と中京大中京は毎年、春に愛知、6月に東京と、それぞれの地元で練習試合をやるのだが、
6月の三高グラウンドでの試合は、近年は三高が圧倒しており、私の観戦時は全勝している。
毎年ではないが、昨年までの三高グラウンドで、私が観戦した日大三-中京大中京の結果を転記する。
2010 三高5-4中京
2012 三高9-2中京
2013 三高7-3中京
2016 三高14-6中京
2018 三高12-5中京
2019 三高12-5中京
2023 三高11-3中京

ご覧のとおり、2010年以外は三高の圧勝。無論、両チームともベストメンバーで臨んでいるはず。
観戦していないのでスコアは不明だが、中京大中京が夏に全国制覇を遂げた2009年も、練習試合では三高が勝ったらしい。
2018年は、下記のように試合結果をブログに掲載し、


試合後は町田で、パイナップルつけ麺を食べている。つけ麺の詳細はこちらで。


非公開の試合結果は明かさないのが拙ブログのポリシーだが、ついさっき、球歴ドットコムというサイトに結果が載っていたのを確認したため、
以降で今年の中京大中京戦について、簡単に説明していく。試合内容を明かすのも、本来はダメなんだろうけどね。
私は第一試合の三高と中京の試合だけ観戦して帰ったが、上記サイトによると、中京3-1志学館、三高8-7志学館だったらしい。

三高の先発はエース谷亀。一回表は四球ふたつにサードゴロエラーで、いきなり1点を失う。
ゆる~いゴロだったのに、三塁手は怠惰な動きで後逸。最低でも身体で止めて、二塁走者の生還を阻止してほしかった。
無論、追い込んでから四球を出し、守備のリズムを崩した、谷亀およびバッテリーの配球もいただけない。
谷亀は5回裏に代打が出て降板したが、四球と失点は初回のみで、奪三振3、被安打1の失点1とまとめた。
6回からは、私が初めて見る2年生投手が登板したが、投じた球は、ど真ん中の速くないストライクか、外角に大きく外れるボールのみ。
しかも、先頭打者のレフトフライを、レフトが余裕の脚運びで追いながら捕球できず。昨秋から何度か見たシーンである。
その後、ホームラン、四球、安打などで3失点。別の日の練習試合や、紅白戦では結果を出しているのかもしれないが、
この日のピッチングは、失礼ながら一軍レベルではなかった。 ※なので投手の名前は出さない
彼の不甲斐ない投球は残念だったが、もっと腹が立ったのが、まったく声をかけない内野陣及びベンチ。
2年生投手が苦しんでいるのに、3年生野手は声をかけて励ますこともなく、我関せず、といった様子。
無言なのは守備だけでなく、攻撃時も同様。常に声を出しているのはサードコーチャーだけで、ベンチからの声も単発。
相手の中京ベンチは、複数の選手が終始声を出していたため、三高の静かさが余計に目立った。

守備よりはマシだと思われる打撃陣は、エース中井ら中京投手陣の継投を攻略できず、ヒット6本の三振9。
3人目左腕(名前記録せず)から、二番打者の清水が本塁打を放ったが、同じ投手と対戦した他の打者は、6人中5人が三振。
四球もいくつかもらい、チャンスを作ったのだが、ライナーを含め4度の併殺。
5回の一死満塁からの内野ゴロ併殺はともかく、初回の一死一、三塁でのショートゴロは、ボテボテの詰まった当たりだったので、
併殺崩れで1点取ったと思いきや、打者が一塁で余裕のアウト。あのゴロで併殺になるとは…鈍足なのか走る気がなかったのか。
主将が期待した四番織田は、2打数無安打1四球で、7回で交代。初回のショートゴロ併殺は彼である。
試合の結果は、球歴ドットコムでも伝えているように、中京大中京4-1日大三


三高グラウンドでは初めて見る、中京戦の敗戦もショックだったが、さらにショックだったのは、
相変わらずの低レベル守備、力量不足だった投手の登板、攻守ともに闘志なき選手、という惨状。これでは相手にも失礼である。

攻撃陣は4度の併殺と運に恵まれなかったし、エース谷亀は5回自責点0、3番手の畠山も3回を投げ無失点。
東海チャンプにこの内容は上出来かもしれないが、覇気が感じられない選手たちの態度は、観ていて不愉快であった。
とにかく声が出ていないし、淡々とプレイし淡々と敗れた印象。試合後も別に悔しそうではなかった。
元気がなく見えたチームは過去にも存在したが、今年のように秋春早期敗退でノーシード、
練習試合でも敗戦続き(の模様)と、実績も覇気もないチームは、21世紀では初めてだ。
どんな事情があるのかは知らんが、ヘタクソなんだから、せめて声くらい出せよ!

声を出さない事情、たとえばチーム内での揉め事とか、試合に集中できない理由があるのか。
実際、過去には選手同士の不和が原因で、夏の甲子園出場を逃したとされる代があった。
不和になった原因は、選手たちではなく、一部の関係者にあったと私は考えている。
確固たる証拠がないので詳述は避けるが、どこの組織にも、成功を妬み足を引っ張るクズはいるものである。
前回ノーシードだった2012年のチームも、いろいろあって結束していない時期があったが、
春大会の敗戦で、選手たちはいい意味で開き直り、夏大会前にはチームもまとまり、
初戦から全戦コールド勝ちで準々決勝に進出し、その勢いのまま、西東京代表の座を勝ち取っている。

中京大中京戦の翌週は、神奈川県の某校と試合し敗戦、一昨日の日曜は、同じく神奈川の平塚学園に7-8で逆転負けと、連敗している。
今年の練習試合は、例年より黒星が多い気がするものの、相手も他県の強豪ゆえ、接戦を演じた実力は、西東京でもトップクラスのはず。
負けに慣れることなく、何かきっかけをつかみ、一致団結してくれれば、西東京三連覇を目指せるのだが、
夏大会の初戦まであと8日。さすがに時間がなさすぎる!

断言はできないが、ここ数年は、開幕式直前の平日に、同じ東京の強豪・帝京との練習試合が組まれている。
昨年は開会式の前日に行ない、最終回に2点差を追いつき、10-10で引き分けた(詳細)。
守りのミスもあったが、帝京ベンチからヤジらしき声が飛んだことに触発され、三高ベンチも声を出し、活気ある試合となった。
今年もやるのか、そして今週いつやるのかは知らないが、東東京の第一シード・帝京との試合で、気合を注入されることを願っている。

最後に毎年恒例、今夏の西東京大会を、競輪式の印で予想する。
◎日大三 ○日大鶴ケ丘 ×東海大菅生 △国士舘 「注」日大二
本命は当然、勇往邁進・不撓不屈・OB優秀な三高である。ここで、さっきとは別の色のあじさい画像を掲載。


いろいろと不満も記したが、紫あじさいの花言葉(※他にもあるが)「辛抱強い愛」と同様、私の母校愛は揺るがない。
対抗は当然、第一シードの菅生だが、昨年の予想と同様、決勝の相手には絶対にならないため、反対のブロックから日鶴を指名。
昨夏準優勝で、第二シードである日鶴と、三高と同様ノーシードだが、昨秋大会はベスト4に進出した日大二、兄弟校にも期待。
菅生か国士舘は、どちらかが三高を破りそうなので、当然有力候補に。とりあえず、たとえ三高が敗退したとしても、
部員の盗撮事件を隠蔽し、秋大会の出場を続け、その後も自粛せずシレっと春大会に出場し、夏のシード権まで獲得しやがった、
W稲田実業の優勝だけは阻止してほしい。あんな高校を甲子園に出したら西東京の恥である。

泣いても笑っても、西東京大会はまもなく開幕。今年も、大会直前では恒例のエールを送ることにする。
甲子園と栄光を目指し、頑張れ高校球児たち!
無論、毎年書いているように、三高の対戦相手はあまり頑張らないでくれ(苦笑)。
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