近年、再開発されて、見た目はキレイになった国分寺駅の北口。
地元の皆さんは喜んでいるのかもしれないが、私としては、かつて存在していた、
庶民的な居酒屋や飲食店、エロ本ばかりの本屋(駅前なのに…)などが並ぶ、商店街が懐かしい。
それでも、開発されたエリアのちょっと先、メイン通りから西側に一本入った路地には、
懐かしい雰囲気の飲食店、『えどっこ』が残っている。
お店自体は、以前から知っていたのだが、失礼ながら、ノレンも看板もない怪しげな外観だし、
※隣の空き地が草ボウボウなのも怖い
店内も、常連らしき酩酊客でいつも賑わっており、ヨソ者としては入りづらかった。
今年の春頃、久々に『谷信』で飲んだ帰り、小腹が空いていたのだが、
近くの『淡淡』、『武道家』、『だるまや』あたりでは、「小腹」では済まない(笑)。
悩んでいるうちに、えどっこさんを思い出し、お店に向かってみた。
この路地を歩くのは数年ぶりだったが、お店はちゃんと営業していて、空席もあったので入店。
初入店なのに小腹=ここはそんなに多くない、と思った理由は、入口に貼ってある値札。
「ラーメン」550円、「ラーメン+餃子3個」650円など、昭和価格の値札が並ぶ。
以前見かけた常連客も、高齢の方が多かったし、安価と客層から、量は控えめだろうと予想したのだ。
こちらのお店は、先述のように看板もノレンもないため、私も含め屋号を知らなかった方も多いはずだが、
上の貼紙をよ~く見ると、北・西・東・南の順に、「え」「ど」「っ」「こ」の文字が記されている。
注文はラーメンだけのつもりだったが、餃子に釣られて+3個のセットを選択。
人の良さそうな店主が調理に取り掛かり、まずはラーメンが完成。
スープは、昔ながらの醤油色かと思いきや、少し濁った飴色タイプ。
具材はチャーシュー、メンマ、ノリにネギ。チャーシューは自家製らしく、意外とウマかった。
横アングルでわかるとおり、多くはないが決して少なくもなく、適量といえる。
ラーメンを半分くらい食べたところで、餃子も焼き上がった。
チャーシャーと同様、餃子も自家製で、ニラが多めの家庭的な味わい。
2軒目ゆえ、さすがに満腹になり、この日はすぐに退散したが、店主はいい人そうだし、
なにより、壁紙メニューに気になる商品があったので、次回は空腹&シラフで来ようと決意。
数ヶ月後の再訪時には、壁メニューの撮影に成功。まずは麺、定食、セット。
別の壁には、「冷し中華」や「キーマカレー」などの別メニューも。写ってないが「味噌ラーメン」もある。
そして、ドリンク類とおつまみとなる単品。個人的に大歓迎なのが、単品<すくなめ>の存在。
最近胃が小さくなった私にとって、中華食堂の一品料理は、ひとり飲みには多すぎる場合が多く、
半チャーハン以外にも、少なめサイズの商品があるのは、本当にありがたい。
2度目の訪問では、「麦茶ワリ」380円を注文も麦茶がなく、同額の「ウーロン茶ワリ」に変更し、
おつまみとして、「にら玉子いため」350円と、「焼豚」単品のすくなめ480円をオーダー。
書き忘れたが、こちらのお店の最高値は、「焼豚定食」と冷し中華の800円。外観だけでなく、価格も昭和のままである。
注文を受けると、店主はまず、冷蔵庫からキャベツを取り出し千切りにしてから、焼き豚をスライスして盛り付ける。
「すくなめ」とはいえ、自家製チャーシューは4枚も盛られている。普通だと6~7枚になるのかな?
ラーメンのときに感じたように、豚肉の旨味がほどよい。付属の濃い味のタレも、ツマミになるね。
続いて、これまた発注後に野菜を刻んでから調理した、にら玉子いためが完成。
そこそこ大きな皿で提供されており、具材もニラと玉子以外に、豚肉と玉ねぎも入っていた。
数日前に、「テンイチの小ライスは120円とはいえ少なすぎる」と苦言を呈したが、
えどっこさんのニラ玉は、350円とは思えぬ量と品質。全国に、ニラ玉を出す飲食店は星の数ほどあるだろうが、
この価格のニラ玉で、えどっこさんを上回る店は滅多にないのではないか。
他にお客さんがいなかったので、店主に客席で休憩してもらい、いろいろとお話しさせていただいた。
えどっこさんは当初、南口で『江戸っ子』名義で長年営業しており、北口の現店舗に移ってからは、今年で約10年。
「少し休んだ時期もあったけど、両方合わせたら40年くらい。オレの人生のだいたい2/3かな」と店主は語る。
店主は新潟の出身(江戸っ子ではない!)で、こちらの水質の悪さには閉口したそうだ。
単品に「すくなめ」がある理由はやはり、常連客の要望に応えたからだとか。
店の前を通ると、いつも常連さんで賑わってましたね、という私の発言に対し、
店主は「やっぱり、コロナがあってからは、みんな(来店頻度が)減ったよ。だから営業時間も少し短くした」。
ネットでは営業時間は22時までとの情報が散見されるが、現在は21時閉店である。
これはえどっこさんだけでなく、私が通っている居酒屋やバーの店主からも、同様の嘆きを聞いている。
「コロナ以降、飲み歩く習慣がなくなったのか、ハシゴする客が減ったため、夜遅い時間帯の売上が落ちた」と。
実際私も、体力だけでなく、金銭的な問題(←切実)もあるし、終電も早くなったため、ハシゴ酒は確かに減っている。
おつまみを食べ終えたので、店主に再度厨房に戻ってもらい、シメの食事を作っていただく。
前回醤油ラーメンを食べたので、今回は塩味の「たんめん」700円と、「ミニキーマカレー」400円を注文。
たんめんは、別の壁メニューに「野菜たっぷり」の説明があったが、確かに、店主が野菜をザクザク刻み始めた。
さっきも触れたように、注文が入るたびに野菜を仕込むことについて店主は、
「切り置きすると悪くなるし、そんなに仕込んでもお客さんが来ないから…」と謙遜していたが、
実際は、手抜き作業を嫌い、新鮮な野菜を使用したいという、店主の職人魂の表れであろう。
私が知る限り、前もって調理しているのは、餃子とキーマカレーだけだと思う。
その後、店主は大量の野菜を炒め、麺を茹で、さらに冷凍のキーマカレーを解凍し…と厨房内を駆け巡り、
まずは、中央にライスを盛り、周囲にカレーを注いだ、ミニキーマカレーが完成。
横アングルでもわかるように、ミニではなくハーフサイズはある。一般的なキーマカレーより水分も多め。
食べてみると、普通のひき肉カレーと思いきや、辛さの中にほろ苦いコクが感じられた。
隠し味にコーヒーを使っているのかな? とにかく、個性的でなかなか美味しいカレーである。
続いて、本当に野菜たっぷりのたんめんが登場。
前回のラーメンより、丼がひと回りデカく、食べ切れるのか不安になる。
麺はラーメンと同じ縮れタイプ。キャベツ、もやし、人参、ピーマンなど具材もたっぷり。
カレーをたいらげ、たんめんも頑張って食べ進めたが、具材少々とスープを残してしまった。
次回たんめんを頼むときは。同価格でいいので野菜を少なめにしてもらおう。
そしてつい最近、えどっこさんに3度目の訪問。
今回は「麦茶ワリ」があったのでオーダーしたら、お通しの冷奴も付いてきた。
サービスかと思ったら、会計時に150円と判明(苦笑)。まあ他の商品が安いからいいけどね。
おつまみとして、「しょうが焼」単品・すくなめ380円をオーダー。
にら玉子いためと同様、安価の割にはボリュームがあり、380円の豚肉の生姜焼きでは日本一かも。
しょっぱめの生姜タレと絡むマヨキャベツも、これだけで麦茶割りが1杯飲める名脇役である。
この日のシメは、ソース、塩、カレーと3種の味がある「焼そば」650円のカレーにする予定だったが、
先客が食べていた「とんぺい焼」450円が実にウマそうだったので、私もそれを注文。
とんぺい焼きor豚平焼きとは、豚肉のソテーを玉子で包み、ソースやマヨネーズなどをかける関西発祥の料理だが、
小麦粉を混ぜたり、キャベツやモヤシなどの野菜を含むなど、店によって具材や調理法が多少異なる。
そして、えどっこさんのとんぺい焼は、ご覧のとおり円形の玉子にソースや鰹節がかかっているが、
中身は豚肉と焼きそば。要するにオムソバなのである。
とん平焼きを450円くらいで出す店はあるが、オムソバを450円で提供する店は、かなり希少だと思う。
麺にはソースだけでなく、ラーメンに使う醤油タレも混ぜており、濃厚なソバとまろやかな玉子がよく合う。
シメのつもりが、あまりのウマさに、焼酎割りをもう一杯飲んでしまい、大満足で「ごちそうさまです」。
お会計時、今回の冒頭で触れた、開発前に存在した商店街について店主にたずねたところ、
「あの辺の店主とは、何人かが知り合いで。皆さん優秀な方(調理人・経営者)だったけど、
後継者がいなかったりして、立ち退きを機に廃業したみたい」と、少し寂しそうに語ってくれた。
仰るとおり、都市開発とは町の利便性を高める反面、私の地元立川市の駅周辺のように、
古くからその地に根付いていた老舗店に、トドメを刺すケースもあるのだ。
えどっこさんの周辺にも、昔ながらの豆腐屋さんやケーキ屋さんなどがあるが、
この一帯も遠くない将来、開発される計画もあるとか。他市の問題とはいえシャクにさわるなあ。
えどっこさんには今後も、通い続けるつもりなので、立ち退き計画なんぞ突っぱねていただきたいが…。
えどっこ
東京都国分寺市本町3-12-16
JR、西武線国分寺駅から徒歩約5分
営業時間 11時半~16時、17時半~21時
定休日 水、日
地元の皆さんは喜んでいるのかもしれないが、私としては、かつて存在していた、
庶民的な居酒屋や飲食店、エロ本ばかりの本屋(駅前なのに…)などが並ぶ、商店街が懐かしい。
それでも、開発されたエリアのちょっと先、メイン通りから西側に一本入った路地には、
懐かしい雰囲気の飲食店、『えどっこ』が残っている。
お店自体は、以前から知っていたのだが、失礼ながら、ノレンも看板もない怪しげな外観だし、
※隣の空き地が草ボウボウなのも怖い
店内も、常連らしき酩酊客でいつも賑わっており、ヨソ者としては入りづらかった。
今年の春頃、久々に『谷信』で飲んだ帰り、小腹が空いていたのだが、
近くの『淡淡』、『武道家』、『だるまや』あたりでは、「小腹」では済まない(笑)。
悩んでいるうちに、えどっこさんを思い出し、お店に向かってみた。
この路地を歩くのは数年ぶりだったが、お店はちゃんと営業していて、空席もあったので入店。
初入店なのに小腹=ここはそんなに多くない、と思った理由は、入口に貼ってある値札。
「ラーメン」550円、「ラーメン+餃子3個」650円など、昭和価格の値札が並ぶ。
以前見かけた常連客も、高齢の方が多かったし、安価と客層から、量は控えめだろうと予想したのだ。
こちらのお店は、先述のように看板もノレンもないため、私も含め屋号を知らなかった方も多いはずだが、
上の貼紙をよ~く見ると、北・西・東・南の順に、「え」「ど」「っ」「こ」の文字が記されている。
注文はラーメンだけのつもりだったが、餃子に釣られて+3個のセットを選択。
人の良さそうな店主が調理に取り掛かり、まずはラーメンが完成。
スープは、昔ながらの醤油色かと思いきや、少し濁った飴色タイプ。
具材はチャーシュー、メンマ、ノリにネギ。チャーシューは自家製らしく、意外とウマかった。
横アングルでわかるとおり、多くはないが決して少なくもなく、適量といえる。
ラーメンを半分くらい食べたところで、餃子も焼き上がった。
チャーシャーと同様、餃子も自家製で、ニラが多めの家庭的な味わい。
2軒目ゆえ、さすがに満腹になり、この日はすぐに退散したが、店主はいい人そうだし、
なにより、壁紙メニューに気になる商品があったので、次回は空腹&シラフで来ようと決意。
数ヶ月後の再訪時には、壁メニューの撮影に成功。まずは麺、定食、セット。
別の壁には、「冷し中華」や「キーマカレー」などの別メニューも。写ってないが「味噌ラーメン」もある。
そして、ドリンク類とおつまみとなる単品。個人的に大歓迎なのが、単品<すくなめ>の存在。
最近胃が小さくなった私にとって、中華食堂の一品料理は、ひとり飲みには多すぎる場合が多く、
半チャーハン以外にも、少なめサイズの商品があるのは、本当にありがたい。
2度目の訪問では、「麦茶ワリ」380円を注文も麦茶がなく、同額の「ウーロン茶ワリ」に変更し、
おつまみとして、「にら玉子いため」350円と、「焼豚」単品のすくなめ480円をオーダー。
書き忘れたが、こちらのお店の最高値は、「焼豚定食」と冷し中華の800円。外観だけでなく、価格も昭和のままである。
注文を受けると、店主はまず、冷蔵庫からキャベツを取り出し千切りにしてから、焼き豚をスライスして盛り付ける。
「すくなめ」とはいえ、自家製チャーシューは4枚も盛られている。普通だと6~7枚になるのかな?
ラーメンのときに感じたように、豚肉の旨味がほどよい。付属の濃い味のタレも、ツマミになるね。
続いて、これまた発注後に野菜を刻んでから調理した、にら玉子いためが完成。
そこそこ大きな皿で提供されており、具材もニラと玉子以外に、豚肉と玉ねぎも入っていた。
数日前に、「テンイチの小ライスは120円とはいえ少なすぎる」と苦言を呈したが、
えどっこさんのニラ玉は、350円とは思えぬ量と品質。全国に、ニラ玉を出す飲食店は星の数ほどあるだろうが、
この価格のニラ玉で、えどっこさんを上回る店は滅多にないのではないか。
他にお客さんがいなかったので、店主に客席で休憩してもらい、いろいろとお話しさせていただいた。
えどっこさんは当初、南口で『江戸っ子』名義で長年営業しており、北口の現店舗に移ってからは、今年で約10年。
「少し休んだ時期もあったけど、両方合わせたら40年くらい。オレの人生のだいたい2/3かな」と店主は語る。
店主は新潟の出身(江戸っ子ではない!)で、こちらの水質の悪さには閉口したそうだ。
単品に「すくなめ」がある理由はやはり、常連客の要望に応えたからだとか。
店の前を通ると、いつも常連さんで賑わってましたね、という私の発言に対し、
店主は「やっぱり、コロナがあってからは、みんな(来店頻度が)減ったよ。だから営業時間も少し短くした」。
ネットでは営業時間は22時までとの情報が散見されるが、現在は21時閉店である。
これはえどっこさんだけでなく、私が通っている居酒屋やバーの店主からも、同様の嘆きを聞いている。
「コロナ以降、飲み歩く習慣がなくなったのか、ハシゴする客が減ったため、夜遅い時間帯の売上が落ちた」と。
実際私も、体力だけでなく、金銭的な問題(←切実)もあるし、終電も早くなったため、ハシゴ酒は確かに減っている。
おつまみを食べ終えたので、店主に再度厨房に戻ってもらい、シメの食事を作っていただく。
前回醤油ラーメンを食べたので、今回は塩味の「たんめん」700円と、「ミニキーマカレー」400円を注文。
たんめんは、別の壁メニューに「野菜たっぷり」の説明があったが、確かに、店主が野菜をザクザク刻み始めた。
さっきも触れたように、注文が入るたびに野菜を仕込むことについて店主は、
「切り置きすると悪くなるし、そんなに仕込んでもお客さんが来ないから…」と謙遜していたが、
実際は、手抜き作業を嫌い、新鮮な野菜を使用したいという、店主の職人魂の表れであろう。
私が知る限り、前もって調理しているのは、餃子とキーマカレーだけだと思う。
その後、店主は大量の野菜を炒め、麺を茹で、さらに冷凍のキーマカレーを解凍し…と厨房内を駆け巡り、
まずは、中央にライスを盛り、周囲にカレーを注いだ、ミニキーマカレーが完成。
横アングルでもわかるように、ミニではなくハーフサイズはある。一般的なキーマカレーより水分も多め。
食べてみると、普通のひき肉カレーと思いきや、辛さの中にほろ苦いコクが感じられた。
隠し味にコーヒーを使っているのかな? とにかく、個性的でなかなか美味しいカレーである。
続いて、本当に野菜たっぷりのたんめんが登場。
前回のラーメンより、丼がひと回りデカく、食べ切れるのか不安になる。
麺はラーメンと同じ縮れタイプ。キャベツ、もやし、人参、ピーマンなど具材もたっぷり。
カレーをたいらげ、たんめんも頑張って食べ進めたが、具材少々とスープを残してしまった。
次回たんめんを頼むときは。同価格でいいので野菜を少なめにしてもらおう。
そしてつい最近、えどっこさんに3度目の訪問。
今回は「麦茶ワリ」があったのでオーダーしたら、お通しの冷奴も付いてきた。
サービスかと思ったら、会計時に150円と判明(苦笑)。まあ他の商品が安いからいいけどね。
おつまみとして、「しょうが焼」単品・すくなめ380円をオーダー。
にら玉子いためと同様、安価の割にはボリュームがあり、380円の豚肉の生姜焼きでは日本一かも。
しょっぱめの生姜タレと絡むマヨキャベツも、これだけで麦茶割りが1杯飲める名脇役である。
この日のシメは、ソース、塩、カレーと3種の味がある「焼そば」650円のカレーにする予定だったが、
先客が食べていた「とんぺい焼」450円が実にウマそうだったので、私もそれを注文。
とんぺい焼きor豚平焼きとは、豚肉のソテーを玉子で包み、ソースやマヨネーズなどをかける関西発祥の料理だが、
小麦粉を混ぜたり、キャベツやモヤシなどの野菜を含むなど、店によって具材や調理法が多少異なる。
そして、えどっこさんのとんぺい焼は、ご覧のとおり円形の玉子にソースや鰹節がかかっているが、
中身は豚肉と焼きそば。要するにオムソバなのである。
とん平焼きを450円くらいで出す店はあるが、オムソバを450円で提供する店は、かなり希少だと思う。
麺にはソースだけでなく、ラーメンに使う醤油タレも混ぜており、濃厚なソバとまろやかな玉子がよく合う。
シメのつもりが、あまりのウマさに、焼酎割りをもう一杯飲んでしまい、大満足で「ごちそうさまです」。
お会計時、今回の冒頭で触れた、開発前に存在した商店街について店主にたずねたところ、
「あの辺の店主とは、何人かが知り合いで。皆さん優秀な方(調理人・経営者)だったけど、
後継者がいなかったりして、立ち退きを機に廃業したみたい」と、少し寂しそうに語ってくれた。
仰るとおり、都市開発とは町の利便性を高める反面、私の地元立川市の駅周辺のように、
古くからその地に根付いていた老舗店に、トドメを刺すケースもあるのだ。
えどっこさんの周辺にも、昔ながらの豆腐屋さんやケーキ屋さんなどがあるが、
この一帯も遠くない将来、開発される計画もあるとか。他市の問題とはいえシャクにさわるなあ。
えどっこさんには今後も、通い続けるつもりなので、立ち退き計画なんぞ突っぱねていただきたいが…。
えどっこ
東京都国分寺市本町3-12-16
JR、西武線国分寺駅から徒歩約5分
営業時間 11時半~16時、17時半~21時
定休日 水、日
コメントありがとうございます。
18禁の書店、実は私の地元には、まだあるんです。
ウインズ立川のそばで、ギャンブル関係の雑誌も扱っていて、
実は私が連載している雑誌も置いてあったりします。
エロ専門の書店はさておき、
個人経営の書店も、安くてウマい昭和の食堂も、
どんどん淘汰されていく今の情勢は、
どうにもさみしいものです。
昔はありましたね、ほぼエロ本ばかりの本屋。
アダルトショップも兼ね「ビニ本」とか、
「ブルセラ関連グッズ」とかも販売していました。
今ではすっかり見かけなくなりました。
昭和価格の中華食堂、いいですね。
旨くて安いは、実にいい。
NO暖簾、NO看板のお店のスタイル、
一昔前は度々見かけましたが、
これも少なくなりました。
そして再開発の弊害。
なるほど納得しました。
では、また。
コメントありがとうございます。
タンメン好きのhobohoboさんには、
ぜひここの「野菜たっぷり たんめん」も食べていただきたいです。
ブログでご指摘のとおり、盛り付けは雑なのですが(苦笑)、
注文ごとに野菜を刻むのが、店主の職人としての矜持なんでしょうね。
国立のラーショ、私の訪問時はいつも閉まっていたのですが、
現在も営業しているようでよかったです。
どれもおいしそうじゃないですか!
ラーメンとチャーハンしか食べない僕はお店の真実に迫れていないということですね😅
ラーメンのネギをその場で刻んでいるのも、たまたま切らした? くらいに思ってましたが、職人魂なんですね。
エロ本の本屋の奥のラーメン屋のサービス券、探せば出てくるかも(笑)