年齢的に仕方ないとはいえ、どんどん食が細くなっていく自分に、恐怖すら感じてしまう今日この頃。
ただし、量こそ入らなくなったが、食の嗜好については、若い頃とさほど変わっておらず。
年を取ると、脂っこいものは避けるようになると聞いたが、私はいまだに焼肉屋ではカルビを何皿も頼むし、
もつ煮込み、豚角煮、クリームコロッケ、フィッシュアンドチップなど、脂モノも油モノも苦にせず食べられる。
そしてラーメンも、淡麗系のあっさりタイプよりも、チャーシューがどっさり入るこってりタイプが好きである。
今回はそんな、ラーメンの王様・チャーシューメンへの変わらぬ愛を示すため、
これまで私が食べてきた、傑作チャーシューメンをいくつか紹介したい。
なお、タイトルが「その2」になっているのは、約4年前に同内容の記事を書いたからである。
下記画像は、閉店した京王多摩川『山水亭』のチャーシューメン。こちらの詳細も含め、前回分はこちら。
上記商品と似たようなチャーシューメンを出しているのが、『北大塚ラーメン』。
屋号どおり、所在地はJR大塚駅の北口だが、最近は王子に2号店を出したとか。
私が本店で食べたのは、コロナ禍前の2019年2月。もう4年もたってしまった。
モンゴル出身のご夫妻が営んでいて、券売機で食券を購入し、カウンター席に座る。
メニューは、基本のラーメンに、チャーシューを乗せるか辛口にするか、あるいは双方を追加するかの4種。
私は「チャーシュー麺」850円+「小ライス」100円を注文した。現在はもう少し値上げしている。
茹で上がった麺とスープの入った丼に、奥さんが丁寧に肉を並べていき、チャーシューメンが完成。
まずはスープをひと口。しょっぱさと脂っこさは当然感じたが、ほんのり甘味もあって飲みやすい。
あえて表現すれば、肉じゃがのツユに、もう少しコクと塩分を加えたような、不思議なスープだった。
チャーシューは見た目どおり、柔らかく絶品。肉の下にはゆで玉子が半分隠れていたので、
小ライスに取り分けてラーメン丼を作成。券売機には半ライスしかないが、全ライスが欲しくなったよ。
ゆで玉子は、+100円で丸ごと1個追加されるが、このラーメンには生玉子が合うと思う。
麺は、あまり印象に残らなかったが、仕上がりがソフトだった。チャーシューを盛る時間がかかったからね(笑)。
ジャンル的には醤油ラーメンだが、しょっぱすぎず甘すぎず、東京風でも中華風でもモンゴル風でもなく、
他にはない不思議な醤油スープで味わうチャーシューメンであった。
相変わらず繁盛しているようだけど、ご夫妻はお元気だろうか。久々に食べに行かなくては。
最初に掲載した山水亭は、チャーシューと同様に角煮も美味しい、熊本ラーメンのお店で、
かつては『永柳』『肥後のれん』『てっぺん』など、同じ系統のお店がいくつかあったのだが、みんな閉店してしまった。
『桂花』は今も残っているが、母体は別のラーメン店だし、以前よりだいぶ値上げしてしまったのが残念。
その点、桂花から独立した西荻窪の『ひごもんず』は、お店公式サイトによると、あまり値上げせず頑張っている様子。
実はこちらのお店も、コロナ禍前の2019年8月に食べたのが最後なのだが、
注文したのは、たぶん初めて食べる「チャーシュー麺」であった。当時は930円で、現在は950円。
上記画像は、店内に掲示してあったメニュー見本だが、実際に出てきた商品は、写真とは異なり、
チャーシューが他の具材の下に敷かれて、見えない状態。なんかもったいないぞ!
まあ、私は「映え」はあまり意識しないし、写真と同じサイズのチャーシューが5枚入っていたので、文句はない。
ただ、麺とスープはともかく、チャーシューの味自体は、看板商品の角煮より淡泊なため、
ひごもんずではやはり、「角煮ラーメン」の方がおススメかも。
※公式サイトより拝借
ちなみに、下記は別の場所に貼ってあったサイドメニューの一覧だが、
「黒豚入り焼売」は3ヶ150円なのに、5ヶだと290円らしい。5個の方が割高ではないか!
もっとも、3個の方はサービス価格なのかもしれないし、現在は5ヶ250円と、1個あたりの価格を統一したようだ。
ここ数年で、大半のお店が値上げしたのに、焼売は価格維持、麺類も微々たる額しか上げていない、
ひごもんずさんの企業努力には頭が下がる。ここも、近いうちに再訪しなくては。
※2024年追記 ひごもんずに再訪し、ブログ書きました
いろんなチャーシューメンを食べてきたが、私が知る限り最大のチャーシューは、松戸の『そい屋』。
味噌ラーメン専門店のようだが、名物は下記の「蔵出しびっくりチャーシュー味噌ラーメン」1090円。
丼全体を覆ってしまう、本当にびっくりチャーシューである。
デカく分厚いお肉だが、しっかり煮込まれており、柔らかく食べやすかった。厚みがわかる画像がなくてゴメン。
一応、麺リフトならぬチャーシューリフトも撮影したが、大きさが伝わるだろうか?
チャーシューの下には味噌ラーメンらしく、コーンやもやしがどっさり。
肉と具材を食べ切るのに苦労したため、「蔵出し味噌」を使用したスープやメインの麺は、正直覚えていない。
実は、上記画像を撮影したのは2016年。隣駅の北松戸に用事が…要するに松戸競輪のついでに立ち寄ったのだ。
3年後、再び松戸に来たときは、激安居酒屋『大都会』松戸店で泥酔したため、寄らずに帰京。
さらに2年後、2021年5月に松戸を訪れた際は、競輪場より先にそい屋さんへ向かったのだが、お約束の臨時休業(泣)。
※お店は不定休
最近調べたところ、その4ヶ月後に閉店していた模様。もう一度食べたかったなあ。
先着5杯などの限定商品ではなく、あんなに大きな肉片を通常提供していた、そい屋さんのことは忘れないよ。
最大の次は、私が大好きな言葉である、「最安」のチャーシューメン。
八王子の『いち川食堂』や『ちとせ』も、650円という安価で提供しているが、
※いち川食堂の「チャーシューメン」
最安はおそらく、以前ここで「驚安の殿堂的中華食堂」と評した、八坂『宝来屋』さんの550円だろう。
昨年12月の訪問時は、価格変更はなかったが、つい先日チャーシューメンを食べに訪問した際は、
「4月より一部メニューの見直しと価格改訂」のお知らせが掲示されていた。
これまでが安すぎたし、値上げは当然であるが、着席し卓上のメニューを確認したところ…
ご覧のとおりどれも安価で、一見、値上げした形跡がない。
私はプロなので(←なんのプロだよ?)、どの商品が値上げしたのかはだいたいわかったが、
「タンメン」450円→500円、「カントンメン」550円→600円、裏面の「カレーライス」450円→500円など、
ごく一部のメニューを50円上げただけで、「ラーメン」は350円、「餃子」も300円と以前の価格を維持。
私が頼んだ「チャーシューメン」も、550円のままであった。本当にいいのだろうか。
独特の香辛料を感じる醤油スープに、決して少なくない細麺が軽やかに泳ぎ、
しっとりと身が詰まり、厚さもじゅうぶんなチャーシューが4枚入る。ナルトやメンマもいい脇役だ。
強烈なインパクトはないけれど、マジメに作られたのがわかる、心落ち着くチャーシューメンである。
退店後、ご主人がたまたま店外に出てきたので、価格について少しだけ会話した。
今回の値上げは、苦渋の決断だった様子なので、「どうか気にせず、そして無理をなさらず」とお伝えした。
「10月頃にまた、玉子関連のメニュー(玉子丼やかつ丼?)を上げるかも」とおっしゃっていたが、10月まで我慢するのがスゴイ。
それに引き換え、こってりスープ以外はちっともウマくない、並ラーメンでさえ940円で、
チャーシューメンは1160円と、宝来屋さんの倍以上も取る、ラーメンチェーン『T』の価格は、やはり理解しがたい。
最後は、立川一…ではなく、私が日本一好きかもしれないラーメン店、『パワー軒』のチャーシューメンを紹介。
チャーシューメンという商品はないが、追加トッピングの食券を購入して作ってもらう。
パワー軒さんも、2月に麺類を100円値上げし、追加チャーシューも、以前は「S」が4枚280円、「W」が8枚480円だったが、
Sが4枚で330円、Wが6枚で480円に変わっていた。まあ、この時勢だし仕方ないよね。 ※1枚100円で追加可能
先日注文したのは、昔から食べている「塩豚骨」930円の中盛+100円に、「豚バラチャーシューW」480円。
チャーシューが多いと予想し、バランスを考慮し麺を増やしたのだが、出てきたチャーシューメンは、私の想像を超えていた。
海苔、木耳、味玉(サービス)などと一緒にチャーシューが盛られているが、どの肉もサイズが大きい。
1枚アップで撮影してみたが、大きいだけでなく厚みもあるチャーシューを、6枚も増やしてしまったのだ。
具材の下に隠れているチャーシューを掘り起こし、7枚並べて撮影してみた。
なかなか壮観であると同時に、「オレ、食べ切れるのかよ?」という不安が脳裏をよぎる。
なお、塩豚骨には最初から2枚入っているので、実はもう1枚底に沈んでおり、チャーシューは全部で8枚だった。
サイズも厚さも、通常のラーメン店の2倍はありそうなので、8×2×2で実質32枚入りの計算になる。
麺と一緒に食べていたら、足りなくなるのは必至で、中盛にして正解だった…はずなのだが、
塩豚骨の麺は、中盛だと250~270グラムだったはずだが、まるで替玉でもしたかのように、食べても食べても減らない。
時間はかかったが、なんとか麺と具材は食べ切ったものの、腹がキツくて帰路は歩く気にならず、
最寄りの泉体育館駅から立川駅まで、モノレールを利用してしまった。 ※そもそも、立川駅まで30分歩く客は少ないはず
退店直前、店主に「チャーシュー、大きくなってますよね?」とたずねたところ、
「2月に値上げしちゃったから、その分お客さんに還元しようと思って、前より大きくしたんだ」とのこと。
麺類は100円上がったとはいえ、チャーシューのサイズが以前の倍では、お店の儲けは変わらないのでは?
「お客様に喜んでもらいたい」という、店主の心意気が込められたチャーシューを、今後もじっくり噛みしめるとしよう。
ただ、少食の方や私と同世代のナイスミドルには、パワー軒さんでのチャーシュー増しは、4枚の「S」を推奨しておく(笑)。
以上、7年前~最近まで、私が食べたチャーシューメンを5杯、紹介してきた。
そんな私が、生涯でもっともチャーシューメンを食べたお店は、八王子の『壱発』だと思われる。
下記画像は昨夏、八王子球場の帰りに食べた、「チャーシューメン」950円+中盛100円である。
確か、スープまで残さず食べ切り、店員さんから「いい食べっぷりで!」の掛け声をいただいたはず。
もういいトシなので、他の客からの視線がイタいのだが。
約4年ぶりの【チャーシューメン賛歌】となったが、また4年後くらいに第3弾を発表できるよう、
素晴らしいチャーシューメンの情報を募集するとともに、自分が4年後も健康であることを願うとしよう。
ただし、量こそ入らなくなったが、食の嗜好については、若い頃とさほど変わっておらず。
年を取ると、脂っこいものは避けるようになると聞いたが、私はいまだに焼肉屋ではカルビを何皿も頼むし、
もつ煮込み、豚角煮、クリームコロッケ、フィッシュアンドチップなど、脂モノも油モノも苦にせず食べられる。
そしてラーメンも、淡麗系のあっさりタイプよりも、チャーシューがどっさり入るこってりタイプが好きである。
今回はそんな、ラーメンの王様・チャーシューメンへの変わらぬ愛を示すため、
これまで私が食べてきた、傑作チャーシューメンをいくつか紹介したい。
なお、タイトルが「その2」になっているのは、約4年前に同内容の記事を書いたからである。
下記画像は、閉店した京王多摩川『山水亭』のチャーシューメン。こちらの詳細も含め、前回分はこちら。
上記商品と似たようなチャーシューメンを出しているのが、『北大塚ラーメン』。
屋号どおり、所在地はJR大塚駅の北口だが、最近は王子に2号店を出したとか。
私が本店で食べたのは、コロナ禍前の2019年2月。もう4年もたってしまった。
モンゴル出身のご夫妻が営んでいて、券売機で食券を購入し、カウンター席に座る。
メニューは、基本のラーメンに、チャーシューを乗せるか辛口にするか、あるいは双方を追加するかの4種。
私は「チャーシュー麺」850円+「小ライス」100円を注文した。現在はもう少し値上げしている。
茹で上がった麺とスープの入った丼に、奥さんが丁寧に肉を並べていき、チャーシューメンが完成。
まずはスープをひと口。しょっぱさと脂っこさは当然感じたが、ほんのり甘味もあって飲みやすい。
あえて表現すれば、肉じゃがのツユに、もう少しコクと塩分を加えたような、不思議なスープだった。
チャーシューは見た目どおり、柔らかく絶品。肉の下にはゆで玉子が半分隠れていたので、
小ライスに取り分けてラーメン丼を作成。券売機には半ライスしかないが、全ライスが欲しくなったよ。
ゆで玉子は、+100円で丸ごと1個追加されるが、このラーメンには生玉子が合うと思う。
麺は、あまり印象に残らなかったが、仕上がりがソフトだった。チャーシューを盛る時間がかかったからね(笑)。
ジャンル的には醤油ラーメンだが、しょっぱすぎず甘すぎず、東京風でも中華風でもモンゴル風でもなく、
他にはない不思議な醤油スープで味わうチャーシューメンであった。
相変わらず繁盛しているようだけど、ご夫妻はお元気だろうか。久々に食べに行かなくては。
最初に掲載した山水亭は、チャーシューと同様に角煮も美味しい、熊本ラーメンのお店で、
かつては『永柳』『肥後のれん』『てっぺん』など、同じ系統のお店がいくつかあったのだが、みんな閉店してしまった。
『桂花』は今も残っているが、母体は別のラーメン店だし、以前よりだいぶ値上げしてしまったのが残念。
その点、桂花から独立した西荻窪の『ひごもんず』は、お店公式サイトによると、あまり値上げせず頑張っている様子。
実はこちらのお店も、コロナ禍前の2019年8月に食べたのが最後なのだが、
注文したのは、たぶん初めて食べる「チャーシュー麺」であった。当時は930円で、現在は950円。
上記画像は、店内に掲示してあったメニュー見本だが、実際に出てきた商品は、写真とは異なり、
チャーシューが他の具材の下に敷かれて、見えない状態。なんかもったいないぞ!
まあ、私は「映え」はあまり意識しないし、写真と同じサイズのチャーシューが5枚入っていたので、文句はない。
ただ、麺とスープはともかく、チャーシューの味自体は、看板商品の角煮より淡泊なため、
ひごもんずではやはり、「角煮ラーメン」の方がおススメかも。
※公式サイトより拝借
ちなみに、下記は別の場所に貼ってあったサイドメニューの一覧だが、
「黒豚入り焼売」は3ヶ150円なのに、5ヶだと290円らしい。5個の方が割高ではないか!
もっとも、3個の方はサービス価格なのかもしれないし、現在は5ヶ250円と、1個あたりの価格を統一したようだ。
ここ数年で、大半のお店が値上げしたのに、焼売は価格維持、麺類も微々たる額しか上げていない、
ひごもんずさんの企業努力には頭が下がる。ここも、近いうちに再訪しなくては。
※2024年追記 ひごもんずに再訪し、ブログ書きました
いろんなチャーシューメンを食べてきたが、私が知る限り最大のチャーシューは、松戸の『そい屋』。
味噌ラーメン専門店のようだが、名物は下記の「蔵出しびっくりチャーシュー味噌ラーメン」1090円。
丼全体を覆ってしまう、本当にびっくりチャーシューである。
デカく分厚いお肉だが、しっかり煮込まれており、柔らかく食べやすかった。厚みがわかる画像がなくてゴメン。
一応、麺リフトならぬチャーシューリフトも撮影したが、大きさが伝わるだろうか?
チャーシューの下には味噌ラーメンらしく、コーンやもやしがどっさり。
肉と具材を食べ切るのに苦労したため、「蔵出し味噌」を使用したスープやメインの麺は、正直覚えていない。
実は、上記画像を撮影したのは2016年。隣駅の北松戸に用事が…要するに松戸競輪のついでに立ち寄ったのだ。
3年後、再び松戸に来たときは、激安居酒屋『大都会』松戸店で泥酔したため、寄らずに帰京。
さらに2年後、2021年5月に松戸を訪れた際は、競輪場より先にそい屋さんへ向かったのだが、お約束の臨時休業(泣)。
※お店は不定休
最近調べたところ、その4ヶ月後に閉店していた模様。もう一度食べたかったなあ。
先着5杯などの限定商品ではなく、あんなに大きな肉片を通常提供していた、そい屋さんのことは忘れないよ。
最大の次は、私が大好きな言葉である、「最安」のチャーシューメン。
八王子の『いち川食堂』や『ちとせ』も、650円という安価で提供しているが、
※いち川食堂の「チャーシューメン」
最安はおそらく、以前ここで「驚安の殿堂的中華食堂」と評した、八坂『宝来屋』さんの550円だろう。
昨年12月の訪問時は、価格変更はなかったが、つい先日チャーシューメンを食べに訪問した際は、
「4月より一部メニューの見直しと価格改訂」のお知らせが掲示されていた。
これまでが安すぎたし、値上げは当然であるが、着席し卓上のメニューを確認したところ…
ご覧のとおりどれも安価で、一見、値上げした形跡がない。
私はプロなので(←なんのプロだよ?)、どの商品が値上げしたのかはだいたいわかったが、
「タンメン」450円→500円、「カントンメン」550円→600円、裏面の「カレーライス」450円→500円など、
ごく一部のメニューを50円上げただけで、「ラーメン」は350円、「餃子」も300円と以前の価格を維持。
私が頼んだ「チャーシューメン」も、550円のままであった。本当にいいのだろうか。
独特の香辛料を感じる醤油スープに、決して少なくない細麺が軽やかに泳ぎ、
しっとりと身が詰まり、厚さもじゅうぶんなチャーシューが4枚入る。ナルトやメンマもいい脇役だ。
強烈なインパクトはないけれど、マジメに作られたのがわかる、心落ち着くチャーシューメンである。
退店後、ご主人がたまたま店外に出てきたので、価格について少しだけ会話した。
今回の値上げは、苦渋の決断だった様子なので、「どうか気にせず、そして無理をなさらず」とお伝えした。
「10月頃にまた、玉子関連のメニュー(玉子丼やかつ丼?)を上げるかも」とおっしゃっていたが、10月まで我慢するのがスゴイ。
それに引き換え、こってりスープ以外はちっともウマくない、並ラーメンでさえ940円で、
チャーシューメンは1160円と、宝来屋さんの倍以上も取る、ラーメンチェーン『T』の価格は、やはり理解しがたい。
最後は、立川一…ではなく、私が日本一好きかもしれないラーメン店、『パワー軒』のチャーシューメンを紹介。
チャーシューメンという商品はないが、追加トッピングの食券を購入して作ってもらう。
パワー軒さんも、2月に麺類を100円値上げし、追加チャーシューも、以前は「S」が4枚280円、「W」が8枚480円だったが、
Sが4枚で330円、Wが6枚で480円に変わっていた。まあ、この時勢だし仕方ないよね。 ※1枚100円で追加可能
先日注文したのは、昔から食べている「塩豚骨」930円の中盛+100円に、「豚バラチャーシューW」480円。
チャーシューが多いと予想し、バランスを考慮し麺を増やしたのだが、出てきたチャーシューメンは、私の想像を超えていた。
海苔、木耳、味玉(サービス)などと一緒にチャーシューが盛られているが、どの肉もサイズが大きい。
1枚アップで撮影してみたが、大きいだけでなく厚みもあるチャーシューを、6枚も増やしてしまったのだ。
具材の下に隠れているチャーシューを掘り起こし、7枚並べて撮影してみた。
なかなか壮観であると同時に、「オレ、食べ切れるのかよ?」という不安が脳裏をよぎる。
なお、塩豚骨には最初から2枚入っているので、実はもう1枚底に沈んでおり、チャーシューは全部で8枚だった。
サイズも厚さも、通常のラーメン店の2倍はありそうなので、8×2×2で実質32枚入りの計算になる。
麺と一緒に食べていたら、足りなくなるのは必至で、中盛にして正解だった…はずなのだが、
塩豚骨の麺は、中盛だと250~270グラムだったはずだが、まるで替玉でもしたかのように、食べても食べても減らない。
時間はかかったが、なんとか麺と具材は食べ切ったものの、腹がキツくて帰路は歩く気にならず、
最寄りの泉体育館駅から立川駅まで、モノレールを利用してしまった。 ※そもそも、立川駅まで30分歩く客は少ないはず
退店直前、店主に「チャーシュー、大きくなってますよね?」とたずねたところ、
「2月に値上げしちゃったから、その分お客さんに還元しようと思って、前より大きくしたんだ」とのこと。
麺類は100円上がったとはいえ、チャーシューのサイズが以前の倍では、お店の儲けは変わらないのでは?
「お客様に喜んでもらいたい」という、店主の心意気が込められたチャーシューを、今後もじっくり噛みしめるとしよう。
ただ、少食の方や私と同世代のナイスミドルには、パワー軒さんでのチャーシュー増しは、4枚の「S」を推奨しておく(笑)。
以上、7年前~最近まで、私が食べたチャーシューメンを5杯、紹介してきた。
そんな私が、生涯でもっともチャーシューメンを食べたお店は、八王子の『壱発』だと思われる。
下記画像は昨夏、八王子球場の帰りに食べた、「チャーシューメン」950円+中盛100円である。
確か、スープまで残さず食べ切り、店員さんから「いい食べっぷりで!」の掛け声をいただいたはず。
もういいトシなので、他の客からの視線がイタいのだが。
約4年ぶりの【チャーシューメン賛歌】となったが、また4年後くらいに第3弾を発表できるよう、
素晴らしいチャーシューメンの情報を募集するとともに、自分が4年後も健康であることを願うとしよう。