「県政オンブズマン静岡(静岡県庁の光と闇)~よりよき未来のために~」管理人のブログ

注)teacupブログから移転の2022年5月以前の投稿には、文字コードの違いから多くの文字化けがあります。

(無題)

2008-10-15 23:50:00 | 日記
県はアメリカの金融不安に端を発した世界経済の混乱による円高・株安などの県内経済・社会への影響に対処するため今日県経済対策連絡会を開催したという。
結果として出された方針というのが「引き続き状況把握に努め、経済対策連絡会議の開催を検討する。」だそうである。
対策の当事者という意識はないらしい。
とはいっても、下手の横好きで、ばらまきされて状況悪化となるよりははるかにましだが。

一方、昨日県庁内で開催された県医療対策協議会。
こちらは、今朝の静岡新聞に県が南伊豆町にある共立湊病院と東伊豆町にある伊豆東部総合病院が下田市に移転して集中するのはバランスが悪いと懸念との報道。
数日前の読売新聞では県が伊豆東部総合病院の下田市移転に反対で考え直すように要請するとも。
今年3月の共立湊病院からの地域医療振興協会撤退に伴う県のリーダーシップについては、民間の問題として知らんぷりし、知事が記者会見で要請があれば(頼まれれば)考えると消極的だったのと比べると明らかにダブルスタンダード。
民間が機関として決め準備を進めていることが、法に根拠のない県ごときの懸念で覆るとでも思っているのだろうか。
県による地元住民向けの単なるパフォーマンスであろう。

県の連絡会議とか協議会とかいうものは開くこと自体に意味があるとされる。
国をまねて、これだけやってますよというために。

しかし国と県では本質的に差がある。
国は良きにつけ悪しきにつけ官僚がコントロールし明確具体的に有言実行。県といえば・・・
役人の質の差には、つける薬がない。