夕方のNHKのニュースでは、県が明日の県議会全員協議会でミスを認める方向だとのこと。当初の目論見であった「1億もの追加工事や開港延期は伐採に応じない地権者の問題」との世論誘導が失敗したための方向転換である。
これで、よかったよかったと思うのは官僚や役人の習性を知らないということ。
障害のある物件の存在は認めてもミスを認めなかった県。こんなことは常識では考えられない。
同じく、ミスは認めても責任は認めないという、やはり常識では考えられないことも平然とやってのけるのが官僚であり、役人だからだ。
実際、既に布石は所々に打たれている。
① 新聞紙上での「普通なら航空調査の後に現地に入って確認できるが、空港反対運動で入れなかったので誤差が生じた」との県幹部発言(朝日新聞ほか報道)
② 27日の知事会見での「責任の問題については、その時点で事態がまだいろいろ完了していない、いろいろなものが完了していないこともあり得るので、それはいろいろなものが全部けりがついた、一段落したところで整理して対処したい」(29日UP)
③ 同じく会見で地権者が県の責任を明確することを求めているのではないかとの記者質問に対し、「県の責任を追及しているのかどうか、ちょっとよくわかりませんが。」「いや、(責任ではなく)測量に間違いがあったということを認めるべきだという主張だと受け止めています」(29日UP)
すなわち、ミスは起きたがその主な責任は空港反対運動による立ち入り拒否にある、だから地権者が伐採に応じるのは当然のことだった、なのに1年以上も応じなかったのが悪い、との県の実質的な責任をすべて回避する総括を最終的に狙っているのだ。
そんな言い訳が通用するのか?
もちろん社会一般では通用しない。
彼らの「立ち入れなかった」との言い訳は、上司から二階に来てくれと命じられて、「エレベータが動いていなかった」から行けなかった、エレベーターの管理責任が問題だという部下のたわごとに等しい。
彼ら役人は無能というか怠慢なのだ。現地に立ち入れなければ空から見た範囲でチェックしようということぐらい子供でも気づく。そうすれば、一目だ。(http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/284.html)
実際、記者会見でも記者がいくらでも代替手段があることを指摘している。
この怠慢が原因でこれだけの事態が生じたのであるとすればその責任者(専決権者)は万死に値するはずだ。
税金の納付を忘れ県に損害を与え賠償責任を負った職員(専決権者)の例(http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/27.html)よりもはるかに罪責が重いだろう。
しかし、役所はそうは考えない。
そして、「一段落」したあとではそれを追及もできない。
彼らを侮ってはいけない。てにをは一つで意味を変えられる。
言葉を含めて文化が違うということを踏まえ、慎重に慎重を重ねて対応しなければ、必ずぬかよろこびに終わる。
これで、よかったよかったと思うのは官僚や役人の習性を知らないということ。
障害のある物件の存在は認めてもミスを認めなかった県。こんなことは常識では考えられない。
同じく、ミスは認めても責任は認めないという、やはり常識では考えられないことも平然とやってのけるのが官僚であり、役人だからだ。
実際、既に布石は所々に打たれている。
① 新聞紙上での「普通なら航空調査の後に現地に入って確認できるが、空港反対運動で入れなかったので誤差が生じた」との県幹部発言(朝日新聞ほか報道)
② 27日の知事会見での「責任の問題については、その時点で事態がまだいろいろ完了していない、いろいろなものが完了していないこともあり得るので、それはいろいろなものが全部けりがついた、一段落したところで整理して対処したい」(29日UP)
③ 同じく会見で地権者が県の責任を明確することを求めているのではないかとの記者質問に対し、「県の責任を追及しているのかどうか、ちょっとよくわかりませんが。」「いや、(責任ではなく)測量に間違いがあったということを認めるべきだという主張だと受け止めています」(29日UP)
すなわち、ミスは起きたがその主な責任は空港反対運動による立ち入り拒否にある、だから地権者が伐採に応じるのは当然のことだった、なのに1年以上も応じなかったのが悪い、との県の実質的な責任をすべて回避する総括を最終的に狙っているのだ。
そんな言い訳が通用するのか?
もちろん社会一般では通用しない。
彼らの「立ち入れなかった」との言い訳は、上司から二階に来てくれと命じられて、「エレベータが動いていなかった」から行けなかった、エレベーターの管理責任が問題だという部下のたわごとに等しい。
彼ら役人は無能というか怠慢なのだ。現地に立ち入れなければ空から見た範囲でチェックしようということぐらい子供でも気づく。そうすれば、一目だ。(http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/284.html)
実際、記者会見でも記者がいくらでも代替手段があることを指摘している。
この怠慢が原因でこれだけの事態が生じたのであるとすればその責任者(専決権者)は万死に値するはずだ。
税金の納付を忘れ県に損害を与え賠償責任を負った職員(専決権者)の例(http://navy.ap.teacup.com/hikaritoyami/27.html)よりもはるかに罪責が重いだろう。
しかし、役所はそうは考えない。
そして、「一段落」したあとではそれを追及もできない。
彼らを侮ってはいけない。てにをは一つで意味を変えられる。
言葉を含めて文化が違うということを踏まえ、慎重に慎重を重ねて対応しなければ、必ずぬかよろこびに終わる。