クラス会を楽しみにしていた。念のためにと案内を見直したら日にちを間違って覚えていたようだ。せっかく出かける予定になっていたので世田谷美術館で「ルソーの見た夢、ルソーに見る夢」を、bunkamuraミュージアムで、「スーパーエッシャー展」を見ることにして早めに家を出た。良いお天気で、この時期にしては軽い服装で歩いている人が多い。砧公園の木々もあちらこちら紅葉して空気も気持ちが良い。ルソーのほうは絵本を見ているようで楽しい。独学で絵の勉強をしたという仲間達の絵は何故かほのぼのとした感じがする。エッシャー展は若い男の人たちが多かった。細かい線で作られた版画を絵のそばまで目を近づけてみんな熱心に見ていた。騙し絵はもう何回も見ているから分かっているのに、それでもつい、階段を目でおって確かめたりしてしまう。良い気分で駅で帰りの電車を待っていたら、若いお母さんが小さな女の子をヨコに抱えて向こう側のプラットホームを怒ったように急いで歩いていた。女の子は大きな声を出して泣き叫んでいるのに、お母さんは止まろうともしないで人の居ないほうへどんどん歩いていく。電車の音にも負けないくらい大きな声で子供の鳴き声がいつまでも続いていた。子供が何かお母さんを困らせるような事をしたのかもしれないが、叱るのはほどほどにしてやさしく話して聞かせることが出来ないものだろうかと、後味の悪い思いが残った。
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