思いつくままに

日記のようなメモのような日々思いついたことなどを書き付けていこうと思います。

ムンク展とフィラデルフィア美術館展

2007-11-14 12:16:09 | 展覧会

ムンクの「叫び」を見たいと思って上野に出かけた。公園の木々は梢が紅葉をはじめて青い空にきれいに輝いていた。初めから上野で二つ、友人が京橋のギャラリーで油絵の古典をしているというのでそれを見るために歩きやすい靴をはいて、もう11月だからとセーターに上着を着ていたらぽかぽかと暑いぐらいの陽気だった。
先ずは西洋美術館で、ムンク展を見た。お目当ての「叫び」は残念ながら展示されていなかったが、同じような構図の「不安」と「絶望」があった。ムンクについては聞いていたが見るのは初めてであって、叫びのような絵が沢山あるのかと思ったが、割と分かりやすい絵であった。ムンクはそれぞれの絵を組み合わせて全体として意味を持つと考えていたようで「ガイド」なしではそれを理解するのが難しかったかも知れない。





「フィラデルフィア美術館展」は印象派から20世紀までの絵の変遷が良くわかるように展示されていて気楽に見ることが出来た。シャガール、ピカソ、ミロ、ブラックなどいつも見慣れた物とは違った私にも理解出来そうな絵があってほっとする。ルノワールの「ルグラン嬢の肖像」(上の画像)はとてもきれいで可愛らしかった。。

古い日本史年表

2007-11-08 13:47:16 | Weblog

机の上に見覚えのある古い日本史年表を見つけた。裏表紙を開いてみたら私の高校3年の時に使っていた年表だった。最期は1956年鳩山一郎内閣で終わっていた。最近のものと比べてみたら6ページほどたりない。
あちらこちらページをめくっているとあの楽しかった高校時代がよみがえってきた。毎日、鶏糞の匂いのする坂道をおしゃべりをしながらぞろぞろと登った事、生徒会の予算の取り合いで会議が長引いて中々終わらなかった事、先生が用事で自由時間になった美術の時間に画板や絵の道具をもって写生に出かけ円陣を組んで時間をつぶした事、お昼過ぎの漢文の時間に窓から差し込む日差しが快くてついコクリコクリとしてしまっ事、、、。
上げればきりがないが私は日本史年表より英文法の時間に暗記させられた100の短文が載っているノートを今も欲しいと思っている。覚えるのは大変であったが、今になってみればそれが大変役に立っているのである。誰かもっている人はいないだろうか。