日差しが暖かくなって私の庭も少しずつ明るくなってきたので庭に出てみると、水仙の蕾が少し膨らみ始めていた。残念ながら茎が折れ曲がってしまっていたので切って花瓶にさしてテーブルの上においた。暖かい部屋で見る間に花を開いて良い香を放っている。
日差しが暖かくなって私の庭も少しずつ明るくなってきたので庭に出てみると、水仙の蕾が少し膨らみ始めていた。残念ながら茎が折れ曲がってしまっていたので切って花瓶にさしてテーブルの上においた。暖かい部屋で見る間に花を開いて良い香を放っている。
雑誌の整理をしていたら、手ごろな大きさのクロスステッチの図案が見つかった。早速、刺ししやすそうな布目の黒いジャバクロスと、持ち合わせている刺繍糸の中から図柄に合いそうな糸を探し出して作業を開始した。クロスステッチは布目を数える必要があるので先ず目印に、10升ごとにしつけ糸でしるしをつけた。しばらく刺繍をしていなかったのでなかなか針目が揃わない。刺してしまってから色が気に入らなくて解いてみたりしているうちにクロスステッチ用の針があったような気がして探してみた。針先の丸いクロスステッチ用の針に糸をつけ刺し始めるとすっきりときれいな針目になり作業もはかどる。やはり用具を馬鹿にしてはいけないと思った。何とか半分ほど進んだのでもうひとがんばりしよう。
長瀞の宝登山へ蝋梅を見に行った。長瀞の駅にはハイキンッグ仲間やリックを背負った人などが大勢あつまっている。まずトイレで行列。ロープウエイの乗口までついたら、切符を買う列とロープウエイに乗る列が2列になって、長々とつながっていたのでロープウエイは諦めて歩いて上る事にした。蝋梅園は人であふれていた。黄色い蝋梅の花も丁度見ごろできれいに咲いていたがあまりの人の多さで楽しみも半減。早めに引き上げようとしたらまたまたロープウエイの駅は長い行列が出来ていた。それで帰りもやはり歩いて降りる事に。花もよかったけれどしばらくぶりに良い運動になった。
長瀞・宝登山の蝋梅
長瀞・宝登山の蝋梅
ウールの着物の裄をなおしてみた。縫い方をよく観察しながら、袖をはずして右左のしるしをつけて、縫い目にアイロンをかけてできるだけ跡が見えないようにして、袖と身頃からできるだけ幅が出るようにしるしを付け直した。そして、押入れにしまってあった裁縫箱を出してきた。ふだんにはクッキーの空き缶に糸や針などこまごましたものを入れて使っているが和服はくける部分がたくさんあるのでくけ台がいるのでその裁縫箱が出番と成る。母と一緒に選んだ裁縫箱で、家に持ち帰ってから隅にある小さなくけ台の使い方を聞いたり、糸やら針やらを入れるための受け皿をどけてみたら小さな隠し引き出しが有る事を見つけたりしたことを思い出しながら縫い直した。なれない耳絎けをして、何とかもとの状態に戻した。
昔、泊まりにきた母に和風の寝巻きの縫い方を教わったことを思い出し懐かしい。
ポーラ美術館展をbunkamuraに見に行った。しばらくぶりだったので道を1本間違えてしまい、そばまで行って、行ったりきたりしてしまった。印象派から点描画、そしてセザンヌへと変わっていく様子がわかりやすく展示してあった。シカゴ美術館でスラーの「グランドジョットの日曜日」を見たときには大きな絵を点描であらわしてあるのにとても感心したが今日の点描の作品は小さいものばかりでちょっとものたりなかった。
その後上野まで出て、「書の至宝展」をみた。私は書道は学校で授業で書いただけなのでよくわからないが聖武天皇の書だといわれるものや紀貫之の仮名、空海、良寛など国宝級のものがたくさん有ってみるのに飽きなかった。
出かけるときは暖かいくらいだったのに家につく頃は冷たい風がびゅうびゅう吹いて寒かった。空を見上げるときれいな三日月とオリオン座などがきらきらときれいだった。