道中着の襟を仮止めしてみたら、
一枚の並幅からおくみと襟を折りながら作るということで、
なかなか寸法が合わないので苦労した。
それでちょっともったいないとは思ったが、
襠とおくみの境目にハサミを入れたら、
何とかうまくおさまったようだ。
和服はまっすぐ縫えばいいのだからと私はちょっと甘く見ていた。
何とも針の通りが悪く、針がまがってしまったので、
針箱を探してみたら、
紬針なるものが出てきた。
ちょっと短めで、
それで縫ってみると前よりは少し縫いやすい。
私は今まで、絹で和服を縫ったことはなかったから、
自分で紬針を買ったことはなかったはず。
たぶん母が針箱に入れておいたのだろう。
それならば大事に使わなくてはと思っていながら、
二本も折ってしまった。
あと少し、、、。
あの頃チャンネル(2005年01月16日~2005年01月22日)
テレビを見ていたら、
兼好の徒然草から上達のコツなるものをやっていた。
あちらこちら手を出してはだめだ。
一番したいことから始める。
恥ずかしがってはだめ。
どれも思い当たることばかり、
知るのがちょっと遅かったかも。
反省!!!!!
テレビを見ていたら、
兼好の徒然草から上達のコツなるものをやっていた。
あちらこちら手を出してはだめだ。
一番したいことから始める。
恥ずかしがってはだめ。
どれも思い当たることばかり、
知るのがちょっと遅かったかも。
反省!!!!!
2冊の本を見ながら、
いよいよ羽織から道中着へのリホーム開始。
地色が濃いため、
仕付け糸でしるしをつけた。
脇を縫って、
見八つ口を新しく縫う。
見八つ口止まりの縫い代がきちんと合わずに、
縫いなおすけれどなかなかうまくゆかない。
何とかごまかした。
裄を伸ばすために目いっぱい振りを広げた。
半分出来たかな。
濃い地色に黒い糸で目が疲れる。
目の詰んだ絹地は針の通りが悪く、
思っていたより大変。
暮れに級友とお食事会の折り、
羽織を道中着にリホームして着てきた友人を褒めたら、
作るならあげるわよと別な友人からツインの着物が2セット送られてきた。
近所の友人に頼もうとしたら、
座るのが大変なのでもう和服を縫うのはやめたという。
それで、、、、。
ネットでこんな本を見つけたので、
自分でやってみようと
早速羽織をほどきにかかった。
襟と襠と袖を取り外し
アイロンをかけた。
驚いたのは、襟を広げてみたら、なんと36cm幅で2メートルにもなったこと。
洋服をほどくにはミシン目が細かくて、結構大変。
それに比べて、手縫いの着物はあっという間にほどくことが出来、
どの部分も縫いいこみがあったりして作り変えやすくなっていることに改めて感心した。
さあうまくできるかな。