賑やかな街から離れたところに住むようになって、クリスマスには縁遠くなった。子供が小さい頃にはツリーを飾ったりケーキを焼いたり、その忙しさが楽しかった。我が家では、子供達が随分大きくなるまで、クリスマスのプレゼントはサンタさんが子供達の寝た後持ってくることになっていた。それで私は3人の子供達が喜びそうなものを探して買って、それをみんなに見つからないように隠しておいた。24日の夜には子供達はベッドのそばに靴下などを用意して眠る事になる。あるとき子供が熱を出した時は大変だった。かなりの熱だったので眠るどころではなく中々プレゼントを枕もとにおくチャンスが見つからない。やっと寝付いたすきを見てプレゼントの釣竿を枕もとにおいた。そのうち子供達の部屋で物音がするので見に行ったところ2段ベッドの上から釣り糸を垂れて遊び始めていた。熱も下がったようでほっとした。
わが子はプレゼントが嬉しくて友達に話したのだろう。返ってきた返事は「お前が馬鹿だからサンタさんが来ると思っているんだ。プレゼントはお父さんやお母さんがくれるんだよ。」と。
それでも我が家ではずっとクリスマスのプレゼントはサンタさんがくれる事になっていた。素的な子供達でした。
わが子はプレゼントが嬉しくて友達に話したのだろう。返ってきた返事は「お前が馬鹿だからサンタさんが来ると思っているんだ。プレゼントはお父さんやお母さんがくれるんだよ。」と。
それでも我が家ではずっとクリスマスのプレゼントはサンタさんがくれる事になっていた。素的な子供達でした。