ホトトギス

あちらを少しこちらを少しと庭の片付けをしている。椿の木の下に植えたままの春蘭を鉢に植えたり、雑草を抜いたりしていたらユキヤナギの下で倒れたようにホトトギスが咲いているのを見つけた。知らずに何度も踏みつけてしまっていたようだ。去年は他の場所にあったような気がして、今年はなくなってしまったのかと思っていたところだった。こちらもついでに鉢に植え替えてみた。





ツワブキはどんなに踏みつけられても、いつもきれいな黄色の花をつけている。種が飛んでとんでもないところに芽を出したりしてあちらこちらに増えていく。

千鳥格子のスカート

デパートでぶらぶらしていたら、白黒の千鳥格子の服が目に付いた。私の好きな生地なのでもう何年も前に買ってそのままになっている生地があったのを思いつき早速スカートを作ってみた。この頃はたいていジーパンかパンツをはいているのでスカートを縫うのは久しぶりだった。型紙はスタイルブックに閉じこんであるのをそのまま使うことにして、裏地、ベルト芯、糸、ファスナー等も家に買い置きしてあるもので間に合った。前に縫ったスカートを見ながら何とか出来上がりはいてみたら丈が少し長かったので、丁度良い長さに縫い直した。
持っているセーターなどいろいろ組み合わせてこの冬を楽しめそうだ。

ベネツィア絵画のきらめき

bunkamuraミュージアムでベネツィア絵画のきらめきという展示を見てきた。テツィアーノ（洗礼者聖ヨハネの首を持つサロメ）やティントレット（愛の寓意の始まり）等の宗教画には聖書の話がそれぞれ丁寧につけてあったので分かりやすかった。
遠近法を用いて丁寧に描かれた風景画には大運河や、サンマルコ広場など当時の様子が伺える。

石榴

珍しく石榴が大きな実をつけた。家を建てたときに母からもらった苗木を植えてからもう30年を越えたが、明るいオレンジ色の花を沢山つけてはいるがほとんど実にならずにおちてしまう。今年の夏の暑さのため名のだろうか珍しく沢山の実がついていくつかはぱくりと口をあけて赤い粒粒を覗かせている。
絵でも描こうかと二枝ほど切ってみた。上手く採れたたと思っていたら、枝の棘を気にしているうちに落してしまい実が割れてしまった。一粒赤い実を食べてみたらまだちょっと渋かった。

宿根朝顔

去年一つも花をつけなかった宿根朝顔の蔓から苗を作って3本ずつ植木鉢に植えてベランダの支柱の両端に置いた。今年は元気にぐんぐん伸びて、沢山花をつけている。高いところがすきなのか二階の屋根に届くほど蔓を伸ばして、朝は大きな水色の花で始まり夕方になるほどにピンク色に変わっていく。







お隣の奥さんから種を頼まれていて、探してみるが普通の朝顔のような種はつけていないようだ。その代わり茎の下のほうでは紫色の蔓をぐんぐんと伸ばしとんでもないところに首をもたげてよじ登ってくる。もう普通の朝顔はとっくに終わっているのに、11月ごろまで花を咲かせるらしい。別名、マジック朝顔と呼ばれているそうだ。