PCの前にばかり座っているのもいかがかと、カメラを持って散歩に出かけた。いつもの散歩道はススキも伸びて、野の花も数が減って、まだ残っていたタンポポの綿毛がかぜにまっていた。れんげそうは春先のものかと思っていたが陽だまりにまだ咲いてる。帰り際に近所のOさんに合ったら、お嬢さんの先取りの成人式の写真が出来たというので見せていただいた。ついこの間まで健康そうな中学生だと思っていたら、すらりと美しい和服姿に変わっている。年の立つのは早いものだとしみじみと感じた。
今まではあまり気にとめていなかった敬老の日であるが、介護保険証が届けられて、介護保険料を払ったらこの日が身近に思えてきた。かなり前にバスに乗ったとき、降りようとするお年よりが支払いに手間取っていたらいきなりエンジンをふかして走り始めようとするような場面に何度もであったことがある。この頃は乗務員の教育が行き届いてきたのかこのようなこともあまりなくほっとしている。年を重ねていくと体が思うように動かなくなるのを実感する毎日であるが、この日だけの敬老でなく、大人も子供も若者も老人にやさしい世の中であることを願っている。