いつもは自分でしていたが思い切って植木屋さんに頼んだら、すっきりと枝を落としてくれた。この木には棘があるので切るのも片付けるのも苦労だったがだいぶ楽がが出来た。それでいくつかついていた蕾もほとんどなくなってしまい残っているのは数えるほど。この花のオレンジ色が好きだ。今年は実はつかないかもしれない。
やっと暖かい日差しが戻ってきたと思ったら、そろそろ梅雨に入る頃になっていた。庭の紫陽花も少しずつ色づき始めた。うっとうしい雨も紫陽花には似合う。
しばらく留守にするとなると、あまり散らかしたままにはして置けない。それでいつもしないようなところを片付け始める。実はあまりお掃除は好きでないのでこんなときぐらいと思って始めるとあちらもこちらも不用品がたまっていたりしてだんだん仕事が増えてくくる。長い間使っていたお風呂マットを代えてみたり、二階のベランダに目隠しにしていたすだれを入れ替えてみたり、留守中に花びらが散っては迷惑かと早めにバラの選定をしてみたり、そばからそばから用事が増える。昨晩はもう寝ようと思っていたら、丁度テレビで世界遺産のスペイン編をやってたので見ていたら午前3時を過ぎてしまった。その前はサッカーで遅かったし、ちょっと寝不足気味。
旅行が近づくとスーツケースに荷物を詰める楽しみがある。初めの頃はあれもこれもと詰め込んだので大きいスーツケースにいっぱい。出かける前からふたの上に載ってしめる騒ぎだった。このごろは大きい荷物は重たくて動かすのが大変に成ったためもあるが出来るだけ少ない荷物を心がけている。それでスーツケースも小さいほうのを持っていくのだが、この前の旅行で飾りにつけてある帯がはがれてしまった。ためしにと接着剤で貼り付けてみたのだが、あまり思わしくない。接着剤が乾いてないのだ。一応張った部分に重石がかかるようにして様子を見る事にした。古くはなっているがどこも壊れているわけではないので買い換えるのも無駄な気がする。新しいのを買ったとしてもあちらこちらにぺたぺたと遠慮なく張られてしまうのだから古い事にはこだわらない。大きいほうのはまだ新しいのでそれを持っていっても良いのだが、そうすればきっとまたいらないものまで詰め込んでしまうだろう。ふと、あと何回スーツケースに荷物をつめる事になるのだろうと考えてしまった。
