syuの日記・気まま旅

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都心の静かな小石川後楽園、梅が見頃

2019-02-13 | 季節だより
2019年2月上旬の小石川後楽園

特別史跡・特別名勝「小石川後楽園」


都立文化財9庭園「浜離宮・六義園・岩崎邸庭園・向島・清澄・旧古河庭園・殿ヶ谷庭園・旧芝離宮」
後楽園は、水戸徳川家祖「徳川頼房」上屋敷に造られた。二代光圀の代に完成、回遊式泉山庭園、造成には、中国「朱舜水」円月橋・西湖堤等が。

                    飯田橋駅より出入口 西門


                  徳川御三家の一つ 水戸「徳川頼房」




                         系図


                        西行堂跡


「大泉水」庭園の中央に、蓬莱島・竹生島を配し、琵琶湖を見立てて造られた。池で「舟遊び」をしたと云う。



                         延段


                    稲田、地元小学生が田植えを


1・2月の「後楽園花暦」

ロウバイ・フクジュソウ・梅・椿などが。

                   これから四季を通じて散策します。




            光圀18歳 史記「伯夷列伝」に感銘、得仁道に木像を安置


             桜のつぼみが、  後楽園には、推定樹齢約60年の枝垂れ桜がある。


光圀公は、「梅里」と称するほど梅を好んだという。

               紅梅・蠟梅・白梅等30種類が(2月上旬2~3分咲き)



ロウバイの植栽の歴史はそれほど古くなく、江戸時代後期に書かれた「本草網目啓蒙」に
江戸時代初期に中国から日本に渡来したという記述がある。
花の少ない時期に咲くため、冬の庭木として珍重され、「南京梅」や「唐梅(カラウメまたはトウウメ)」と呼ばれることもあり、
花弁の色から「黄梅花」と呼ばれたり、花弁の数が多いことから「九英梅」と呼ばれたり、旧暦の12月を意味する「臘月」の頃に開花することから「臘梅」と呼ばれるなど、多数の別名が。

                  「蝋梅や 雪うち透す 枝のたけ」芥川龍之介の一句
ロウバイが詩歌に詠まれるようになったのは江戸時代後期以降、「蝋梅」は漢名で、花弁が蝋細工のように見えることに由来している。
薬用としては蕾が使われ、生薬名も「蝋梅」ー主に鎮咳や解熱、油に花を漬けたものを火傷に用いたとされている。







                         花菖蒲田と藤棚


                            円月橋


                             一ッ松




面積70.847・17m2 開園9時~5時 無量公開みどりの日、都民の日 65才以上¥150.