syuの日記・気まま旅

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目黒のさんま

2011-09-05 | syu散歩
「目黒のさんま」9月3,4日と目黒のさんま祭りが開催された。どんなものか見に行ったが、ものすごい混雑で、並んで器を貰いまた並ぶ。
午後2時で100m位の列が5列、諦めて眺めて来ただけ。

JR・地下鉄目黒駅前の品川区『目黒駅前商店街振興組合青年部』は、街に「昔ながらの暖かさ」を合言葉に平成8年から『目黒のさんま祭り』を開催している。

20000人以上の人出
このイベントのきっかけは古典落語『目黒のさんま』。「目黒の良さ」と「さんまの良さ」の両方をわかってもらうために、
さんまを炭焼きと生で無料配布して、例年20000人以上のお客さんに楽しんでいただいている。
この辺りは江戸時代に松平讚岐守・森伊豆守などの上屋敷があり『目黒のさんま』に登場するお殿様の早駆けの場所。
つまり、訪れたお客さんたちはお殿様と同じ秋空の下でさんまを食べたことになる。

『目黒のさんま』との不思議な出会い
『目黒のさんま祭り』を始めて4回目の平成11年、宮古のさんまを使っていた縁で岩手県宮古市さんからのさんまを無料提供ああり、
また「さんま」と言えば「すだち」ということで、平成10年の第3回からすだちの日本一の産地・徳島県神山町さんからはすだちの無料提供。
さらに、平成13年の第6回からは栃木県那須塩原市高林の青年団『高林雷の会』の皆さんに炭焼きさんまの必需品である大根おろしの大根の無料提供。
今年も6000匹の新鮮さんま、10000個の芳醇すだち、500本の辛味がおいしい大根がやってきた。










            



目黒のさんま 落語の一部を掲載する。 八幡神社の集会所で行われていて、これもすごい行列。

それからというもの、殿様はさんまを食べたいと思うようになる。ある日、殿様の親族の集会で好きなものが食べられるというので、
殿様は「余はさんまを所望する」と言う。だが庶民の魚であるさんまなど置いていない。急いでさんまを買ってくる。

さんまを焼くと脂が多く出る。それでは体に悪いということで脂をすっかり抜き、骨がのどに刺さるといけないと骨を一本一本抜くと、
さんまはグズグズになってしまう。こんな形では出せないので、椀の中に入れて出す。
日本橋魚河岸から取り寄せた新鮮なさんまが、家臣のいらぬ世話により醍醐味を台なしにした状態で出され、これはかえって不味くなってしまった。
殿様はそのさんまがまずいので、「いずれで求めたさんまだ?」と聞く。「はい、日本橋魚河岸で求めてまいりました」
「うううむ。それはいかん。さんまは目黒に限る」。









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