まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

暗い金曜日/雑句雑感Ⅲ~プロローグ3の終わり(その140)

2014-10-03 02:40:18 | 雑句雑感Ⅲ
秋黴雨唯識論を読みすすむ  秋到来清掃・といふ言葉(労基法より) 安部薫の暗い金曜日にまた逢おう  二十九年生きて死んだ天空の旱星(安部薫へ) 猫に餌遣るだけの深秋の底無し沼  振り払っても消えない九月といふ暗号  セプテンバーレインは来なかった人生の並木道  地球は晴れるとひた走るマクベスの首  温泉饅頭蒸し上がるたび鬼は外  バート・バカラックっていたね 秋の雨は震えていた(『雨に濡れても』)