ハロウィーン少年を追ふ君を見た ハロウィーンの南瓜永久に欠乏す ハロウィーンの篝火人体照し出す ハロウィーンの「ウイスキーがお好きでしょ」 ハロウィーン去って行く子の背の白さ ハロウィーン芭蕉の一句花向けに ハロウィーン新宿どこも無音なり ハロウィーン猫化けてなほ人間なり 天使すぎる堀北真希とハロウィーン 十月跳ねてハロウィーンと邂逅す
新宿アルタ前秋燕の迷い込む 熱湯に飛び込む五右衛門の秋思かな 田宮高麿は明日のジョーなり秋暑し けらつつき鉄砲柱大揺れに きゃりーぱみゅぱみゅ世界のどこか小鳥来る 秋澄める「世界中の誰よりきっと」 この星を故郷と信ず鵙日和
今夜は風が全く無い。先ほど駅前のコンビニの帰りにいつもの公園の藤棚の下で缶ビールを1本開けた。しばらくすると目の前の噴水側で若者3人が話し始め、すぐ隣のベンチには中年の夕勤明けの男性が終電で帰って来たのか、まさかと思うが明日の始発待ちなのかポツンと座って夜食を食べ始めた。さて23時過ぎて勤務先から土・月の仕事の打診のメールが入った。もう諦めかけていたので望外のことであった。したがって土曜の句会はまた欠席投句となる。1句目は ネアンデルタール人の獄中日記秋気満つ である。ここに出す5句は原則全句掲載となるのでかなりの主宰の添削が入るかもしれない。例えば ネアンデルタール人獄中に秋気満つ などである。いずれにしてもネアンデルタール人と秋気は外せない。どうしてもダメなら句会後すげ替えるつもりである。さて2句目である。 熱湯に飛び込む勇気三鬼の忌 まほろば