まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

20世紀は終わった/一言絶句・花咲舞が黙っていない~プロローグ3の終わり(その158)

2014-10-11 21:48:02 | 花咲舞が黙っていないⅡ
10・21防衛庁闘争に間に合わなかった  火を焚いても柱を背負っても20世紀は終わったはず  人間が好きなんだね君はそんな顔してた  俳句って相当見っとも無いよ今さら9条守れだなんて  結婚相手まで鎌倉佐弓という夢ばかり見て  東大俳句会の仲間は俳句界の選なんかしない  退官までにあといくつ博士論文が書けるのか  かげぼうしのような人生誰か共有したのかい(かげぼうしかの氷葬に遅れしや 夏石番矢)  尾崎豊が死んだ1990年代の暗黒は俳句にはない  人間とこの世界の交感は定型詩には盛れない

遅れ来し者/2020東京五輪に向けて思う~プロローグ3の終わり(その157)

2014-10-11 19:04:17 | 日記
3連休ならぬ3連勤の初日が終った。先週は同地で毎週行われている句会に欠席投句したが今回は辞退した。特定結社の句会に出ることは月一でも厳しい。私は30年前に短期間ながら天狼系の結社の同人なっており、今更という気持ちもある。ただここの主宰の句には深く感銘している。20世紀末を生き延び人間としてのギリギリのサバイバリズムを感じるからである。あまり長く関わることはあり得ないがこれから数ヶ月は人間としての熱の何がしかは交信したい。さて明日はまだ晴れるようだ。今日と寸分変わらぬ1日となりそうだ。 遅れ来し者夏石番矢と秋の小火  まほろば 

人生は一度だけ/雑句雑感Ⅲ~プロローグ3の終わり(その156)

2014-10-11 06:27:01 | 雑句雑感Ⅲ
人生は一度だけアレッポの秋燕たち  蟷螂だって負けてない東京直下型大地震  イスラム国の黒旗とニッポン原住民の白旗  ポロポロそしてポロポロ甘露飴早く溶けよ  田中正造と三つ目が通る東京のシャンゼリゼ