まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

秋雨は/2020東京五輪に向けて思う~プロローグ3の終わり(その143)

2014-10-04 18:59:33 | 日記
今日は思わぬ幸運が待っていた。東京西北部の文教タウンでの勤務の途中徒歩5分の句会会場に欠席投句を持参によって果たした。この句会には昨年12月から新年にかけて4回も出席している。昨年10月に20年振りに句作を再開してちょうど1年になるが他に句会には一切出ていない。しかもこの句会の印象が強烈だった。支部長の一見軽妙な句会運びと裏腹に辛らつな互いの評価が炸裂する。しかも一人残らず名人ばかりである。今日の句会の結果と私を含む欠席者による事後選句が郵送で行われた上で最終結果が出る。楽しみである。一番気になるのは私の句に果たして1点でも入っているかである。結社誌や総合誌、大会などに投稿するのはある意味気楽である。しかしこのような少数激戦の顔の見える場所でのものはハラハラドキドキの連続である。30年前小澤實、四ツ谷龍、澤好摩、夏石番矢、佐怒賀正美、小林恭二、大井恒行・・などのメンバーの句会に出た時、大井さんに「季語が入ってないから何なんだ」と怒鳴られたことを思い出す。伝統も前衛も、有季も無季もない人間の生々しい言葉の激突こそが現代の俳句の座たる句会の真骨頂であろう。私が一番嬉しかったのは高原耕治氏の未定句会で拙句【マスクして喪の背景に加わりぬ】が耕治選に入ったことである。さて今回どのような結果になるか・・楽しみである。 秋雨は東北の神武(ズンム)の雄叫びか  まほろば  ※深川七郎『東北の神武たち』

人生はあなたが思うほど悪くない/JーPOP論~プロローグ3の終わり(その142)

2014-10-04 03:25:34 | J-POP論/POP詩の宇宙
21世紀に入って以来ストリートには既成のJ-POP界に飽き足らない若者たちが溢れ返っている。その中にはすでにメジャーデビューを果たしたあと何か別の才能を開花すべく再びストリートに1歩を踏み出した者もいる。福山の歌姫から大阪でメジャーデビューした後も全国のストリートですでに名を成した他人の歌ばかり歌う森恵がいる。以前モノマネでも外国人の99点を破る100点満点で一花咲かせたこともあるという。しかし彼女の場合もともとモノマネとは異質の【カバー歌手】の第一人者となるべき才能があったようだ。彼女の数々のカバーソングに耳を傾けてみるとモノマネでもリメイクでさえない新鮮さを感じる。この日本全国くまなく張り巡らされたネットメディアの網の目から何か勢いよく噴出して来る想いの儚さの霞を性懲りもなく食べて生きていこうとする、これもまた儚い心意気さえ感じる。今回は【森恵・元気を出して】と検索してみた。予想通りいくつかの原曲でも森恵でさえもない【元気を出して】の無色透明な泡が私の手につかまれるのを待っていた。

あなたの小さなmistake いつか想い出に変わる
大人への階段をひとつ上ったの
人生はあなたが思うほど悪くない
早く元気出して あの笑顔見せて
(詞・曲 竹内まりあ 歌 竹内まりあ・薬師丸ひろ子他)

白球の行方/2020東京五輪に向けて思う~プロローグ3の終わり(その141)

2014-10-04 02:29:58 | 日記
いよいよ週末の勤務に入る。たまたま同所で新結社の句会が開かれているので昼休みに出句したい。時間内になんとか選句もやりたいと思っている。昨日金曜は暑かった。もしかすると30度に達していたかもしれない。例の在日男性の猫の餌遣りタイムの夜7~9時前後は灯りを消し、仮眠を取った。目が覚めたのはもう11時過ぎであった。駅前のコンビニでの買い物の後、近隣の球場のある公園で1句だけ作り、帰宅後明日の句会の5句をセレクトした。風ひとつない秋暑の一夜である。この後明日の勤務に備えユッタリとした深夜の時間を過ごし、また仮眠に入る。 白球の行方深秋の空遠し  まほろば