まほろば俳句日記

毎日見たこと聞いたこと感じたことを俳句にします。JーPOP論にチャレンジ。その他評論・エッセー、学習ノート。競馬も。

オキナワの少女/一言絶句・花咲舞が黙っていない~プロローグ3の終わり(その203)

2014-10-30 02:50:16 | 花咲舞が黙っていないⅡ
きゃりーぱみゅぱみゅ東京音頭が見当たらぬ  秩父山系トンネル抜けてもまだ秩父  人呼んで火と読んでもただの我れ  オキナワの少女降臨す蟻地獄(Sally Joe)  あんなとこって御嶽山の草刈場  牛どんが百円上がれば深川めし(消費税10%の足音迫る)  さだまさしの精霊流し皆ながす  トンカラリンのどんでん返し忘れまじ  桜井誠はジャパネット高田の常連なり(在特会代表)  かつて貴乃花とがっぷりよっつの美女がいた(東京高田馬場駅前老舗質店屋上)    

冬の歌/2020東京五輪に向けて思う~プロローグ3の終わり(その202)

2014-10-30 01:17:35 | 日記
今日の北千住行きは大成功だった。あてにしていたチケットショップが19時で早々と店じまいしており銀行引き出しや記帳はここまで来る必要はなかった。KADOKWAの「俳句」も図書カード抜きならここで買う必要はなかった。たった一つの成果は振りに聴く駅頭の立体通路のストリート・ミュージシャンたちであった。これまで彼らからインディーズのCDを買ったのはほんの数回しかない。三浦一人【希望の歌】、山口元親【白伝々】そして今日の【Sally Joe】である。他に1枚あるが歌手名を忘れてしまた。初めて購入した三浦さんのものは当時住んでいたゲストハウスで1年近く一つ屋根の下にいたベトナム人女性にプレゼントした。やはり同所にいた元電通マンに「プロにもなっていない者のCDなんて・・」とたしなめられたが、この曲は後にTBSラジオの朝番組でテーマソングとして半年間流れたほどの名曲であった。私はむかし音楽制作を志していたこともあって老境に入りかけたいまもストリートで見かけるミュージシャンたちにふと足を止めてしまう。「トイレの神様」の植村香菜も神戸から上京し、一時新橋の駅近で夜な夜な歌っていたくらいである。横浜の山崎まさよししかり。もしかして将来の大物がいるかも・・というわけである。35年前には友部正人さんとも出会っている。時代は変わったもののストリートで何故歌うのかの理由は少しも変わっていないはずだ。 愛されし記憶の欠片冬の歌  まほろば

黒づくめの太陽/2020東京五輪に向けて思う~プロローグ3の終わり(その201)

2014-10-29 16:07:44 | 日記
今日は雲ひとつない秋晴れの一日であった。正確に言えば解雇のショックから寝たきりであったが日中蒸し暑く少なくとも20度は越えているだろうと思っていた。それでつい今しがた窓を開けてみた。見事な秋空が拡がっている。あと1時間もしないうちに暗くなるのですぐに外出すべきであろう。また完全に昼夜逆転の生活に逆戻りである。それでも本業はあり続け、俳句への再入門も1年経ちいよいよ佳境に入る。当ブログ左のプロフィールに船団所属と表明していることの実を示すべき時が来た。1回目の出句は12月号(103号)に載るが、2回目の3月号分をそろそろ準備しなければならない。今度はテーマを決めて批評性の高いものを集めたい。慢性的な失業などに流されず一点突破全面展開を図りたい。そのためには2014年の情況の等身大かつ無色透明な切り取り作業が必要である。相当な痛みを伴うが生きてゆくためには必須の作業でもある。俳句の趣味性をかなぐり捨てることだ。もともと季題趣味は一切持ち合わせず、外界のすべてが自我もしくは非自我の投影にすぎない。対象の発する《ことば》とは私のことばである。もしかしてわたしを含む何ものかの言葉である可能性は捨て去るべきであろう。 黒づくめの太陽千住大橋素通りす  まほろば

にんげんの挽歌/雑句雑感Ⅲ~プロローグ3の終わり(その200)

2014-10-29 02:48:39 | 雑句雑感Ⅲ
悲話として秋月の乱や秋燈す  にんげんの挽歌に似たり秋夕焼  ひとたびは黄金飛蝗の夢を見た  雁がねと知らずカラシニコフ乱射せり  指笛のさらばラバウル秋深し    

凍て猫/2020東京五輪に向けて思う~プロローグ3の終わり(その199)

2014-10-28 23:38:33 | 日記
今夜は風が強くかなり肌寒い。いつもの駅前の公園にある藤棚の下のベンチで缶ビールを飲んだが無風の昨夜とは段違いである。いよいよ秋が深まり紅葉の季節へと一歩踏み入ってゆく。この街に昨年4月に引っ越してから2年目の秋を迎えている。体調悪化に突然の失職が続き厳しい秋となった。それでも餓死や戦病死の心配は無いのだからよしとすべきだ。私はサバイバリストを自認している。まだまだマシな方である。11月の俳句雑誌の先陣を切って知人の新結社誌が送られて来た。意気軒昂さはこの上ない。そのことに悪い気はしない。むしろ励まされることさえある。もうしばらく末席を汚していたい。0時過ぎからNHKの歴史ヒストリアの再放送を観るつもりである。少しは和みそうである。 絶望に絶望秋猫の白すすむ  まほろば