ひと月程前の久しぶりのミシンのレストアに続いて、こちらも相当時代物のアンティークミシンになります。
錆と古い油との格闘の末、やっと動くようになりました。
ベースは再塗装されています。この独特な滑り板の形状から「英国製」か「ドイツ製」と思われますが
メーカーは不明とさせて頂きます。
珍しいのがこの手回し部分の取っ手。何と陶器(白磁)で出来ています。
途中から破損しているようでテープで補修してあります。
裏側機械部分。
珍しい形をしてますが、それもその筈、下糸ボビンケースが何と「ボート型」です。
この辺りからも「ドイツ製」の線が濃く感じられます。
残念ながら「ボート型」ボビンケースと「ドイツミシン針」が欠品しておりますので試縫いは出来ませんでした。
本体ヘッド部分の金装飾はそこそこの残存率ですので美しいですねっ。
2本立ての糸立が特徴的で滅多にお目に掛かれない「アンティーク手回しミシン」。
飾って置くだけでも鑑賞に十分たえます。
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