今までもコメット系はいくつかこの場でもご紹介して来ましたが、今回は珍しい角型です。
早速、いつものルーティン作業。
片足はフレームから外れ、ゼンマイは巻き切った状態で不動。
全て、修理を施し間もなく蘇る。。。
非常にあっさりとした洗練されたデザインで現代でも十分通用する。
足の修理も終わり、各クロームメッキ部分も磨いて輝きを取り戻す。
裏面の各ゼンマイ巻きやヘソ目は当時のオリジナル状態を保ってます。
当時のカタログを観ると丸型より角型の方の価格設定が高かったようです。
以前、ご紹介した「精工舎目覚まし時計」が右端の丸型コメットで、今回ご紹介するのが左端になります。
日本時計学会、昭和24年12月号「時計」の表紙を飾る本機