丸型大時計では一番人気の明治時計製が入荷したのですが相当、手を加えなければいけません。
振り子、剣留め、時打ち調整棒、他欠品状態に木丸ケースの約半分に塗装劣化の17インチ(約43センチ)です。
針も短針長針とも錆びてボロボロ。寄贈ネーム入り文字盤等々・・・。
でも、「Occupied Japan」なんですよね・・・。終戦後間もない時期、「日本製(made in Japan)」を
名乗れない時代に生まれた大時計。
何とかして上げなければ・・・。
文字盤裏には1965年3月、蜂屋時計店の文字が書かれてます。
ムーブメントを確認すると時計側のゼンマイが交換されているようなので、きっとその時のものなんでしょう。
もし、この蜂屋時計店がかの有名な山形の「蜂屋時計店(明治14年創業)」であるとすると
恐れ多くて触る気もしないのですが、よくよく観ると「南町」の文字。
これは水戸市南町にある分家の「蜂屋時計店(創業昭和2年)」と思われます。
「蜂屋時計店」:http://www.kodokei.com/ot_029_4.html
近いうちにレストアへ入ります。