今では「紙切れ」同然の戦時における「債権」。
軍備の補充および軍費の支弁のため国民から資金を吸収する目的であったもの。
この「日本勧業銀行」発行の貯蓄債権に至っては収入金が2億円になるまで発行したとされる。
今の時代ではなく「数円数十銭」の時代での2億円ですから、戦争というものがいかに国民に
金銭的にも負担を掛けていたのかが理解できます。
他にも「大日本帝国政府」が発行した「国庫債券」もあります。
全て「償還期日」というものがありますので、ここにご紹介する債券は全て期限切れの「紙切れ」となります。
最も、換金できたところで「何十円、何百円」の世界ですから、あくまでも歴史資料となりますので
お問い合わせの上、価格応談とさせていただきます。