今回ご紹介するのは国産初の足踏みミシンとされる「旧・日本ミシン製造(株)現:BROTHERミシン」が
販売した「ASIA」。
昭和初期まで輸入品(ANKERやSINGER等)の足踏みミシンに頼っていた日本。
それが昭和16年、太平洋戦争のため輸入禁止となり、同18年には販売も禁止。
終戦後の昭和21年に後の「(株)近畿ブラザー」となる「(株)橋和田ミシン商会」が
「ブラザー本社(名古屋)」との契約に元づき製造、販売をしたのが「ASIA足踏みミシン」となります。
現存数が少ないせいか見掛ける機会はほとんど無いに等しく、現に近畿ブラザーの「ミシン博物館」
にもヘッドのカットモデルと内部の機械部分が抜けたボディしか所蔵されてない「ASIA」。
そんな「ASIA」をshowa土花亭はレストアを施し所蔵しております。
残念ながら脚部分と机はブラザー製を流用しておりますが当然、完動品として。。。
ASIA足踏みミシン/非売品