最近は走ることや自転車が中心の生活になっていた。歩くといっても大阪市内の街歩きである。自然の中をゆったりと歩いてみたいという声が身体の中から聞こえてきた。昨日、このあたりの自然に詳しい人と偶然ジムで一緒になり、くろんど園地の水芭蕉が咲いているという情報をもらった。
気分転換に歩いて行ってみようと思っていたが予報のようには雨が上がらず、しつこく降ったりやんだりを繰り返していた。昼近くまで迷っていたがジムでランニングマシーンに乗る気持ちも起きないし、かといって雨読という心境でもないので霧雨になったのを幸いに「春雨じゃ濡れてまいろうぞ」と出かけることにした。ビニール傘では様にならないが気分はそんなところ。
京阪私市駅前までが30分、そこから月の輪の滝を通りくろんど池へ向かうハイキングコースを歩く。月の輪の滝周辺の巨岩と尺治川の水音は浮世を離れたという気分にさせてくれる。ウグイスの鳴き声がさらに加わったので天気の悪さなど気にもならなくなった。
私市駅前から40分ほどで園地案内所に到着。小休憩して掲示してある情報を見る。水芭蕉の他にショウジョウバカマの花も沿道に咲いているとあった。50mほど管理道を進むと道は二股に分かれる。右はくろんど池へと続く。水芭蕉のある八つ橋は左に続く管理道をそのまま歩いてキャンプ場に入る。そこを抜けて200mぐらいである。20分ぐらいで到着した。
ラクウショウの景観も独特のものがある。今まで見に来た中では一番見頃やな
と感じる水芭蕉たちであった。
大きな目的は果たしたし天気の回復も遅いので帰りはさっさと戻ろうと思って歩き始めたが、やはり生来の寄り道癖が出てきた。340度のパノラマが楽しめる展望台の標示板を見た瞬間に絶対今日は展望できないとわかっていても⇒に従って『そよかぜの路』にそれた。必然的に山登りコースとなる。展望台は案の定霞んで眺望は開けない。ここは下見ということで晩秋から冬にかけて空気の澄んだ日に再度来ることに決めた。馬酔木のきれいな花を見つけた。万葉時代から歌に詠まれてきたものである。
磯の上に生うる馬酔木を手折らめど 見すべき君がありと言はなくに(万〈二〉166)
展望台から『そよかぜの路』を下って往路で休憩した園地案内所に戻った。そのまま私市駅に向かうつもりでいたが、案内地図を眺めていたら慢性病になっている〈同じ道を戻りたくない病〉が発症して、私市カントリークラブの中を抜けて磐船神社からほしだ園地に入りやまびこ広場を抜けて妙見東に出るコースに変更した。15時過ぎだったので16時30分には家に帰ることができるだろうとふんだ。
そのおかげでもないがくろんど園地では見つけることができなかったショウジョウバカマをやまびこ広場の手前で見つけることができた。
声明のきこゆる如き谷間(たにあい)に ショウジョウバカマ花つけいたり (鳥海昭子) 花言葉は希望。
予定より少し早く家に着くことができた。休憩等含めてトータル3時間56分余りの花巡りであった。
気分転換に歩いて行ってみようと思っていたが予報のようには雨が上がらず、しつこく降ったりやんだりを繰り返していた。昼近くまで迷っていたがジムでランニングマシーンに乗る気持ちも起きないし、かといって雨読という心境でもないので霧雨になったのを幸いに「春雨じゃ濡れてまいろうぞ」と出かけることにした。ビニール傘では様にならないが気分はそんなところ。
京阪私市駅前までが30分、そこから月の輪の滝を通りくろんど池へ向かうハイキングコースを歩く。月の輪の滝周辺の巨岩と尺治川の水音は浮世を離れたという気分にさせてくれる。ウグイスの鳴き声がさらに加わったので天気の悪さなど気にもならなくなった。













磯の上に生うる馬酔木を手折らめど 見すべき君がありと言はなくに(万〈二〉166)
展望台から『そよかぜの路』を下って往路で休憩した園地案内所に戻った。そのまま私市駅に向かうつもりでいたが、案内地図を眺めていたら慢性病になっている〈同じ道を戻りたくない病〉が発症して、私市カントリークラブの中を抜けて磐船神社からほしだ園地に入りやまびこ広場を抜けて妙見東に出るコースに変更した。15時過ぎだったので16時30分には家に帰ることができるだろうとふんだ。
そのおかげでもないがくろんど園地では見つけることができなかったショウジョウバカマをやまびこ広場の手前で見つけることができた。


声明のきこゆる如き谷間(たにあい)に ショウジョウバカマ花つけいたり (鳥海昭子) 花言葉は希望。
予定より少し早く家に着くことができた。休憩等含めてトータル3時間56分余りの花巡りであった。