素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

お水取りのクライマックスに合わせたような春陽気

2014年03月12日 | 日記
 春を呼ぶ行事と言われているお水取りは本来、3月12日深夜のお香水汲みのことをいうのだが、世間一般では3月1日からの「十一面悔過」という本行から今日の夜の籠松明、閼伽井屋でのお香水汲み、夜を徹して内陣で行われる達陀(だったん)の行法などのすべての行事を含めて「お水取り」と呼んでいる。今日の夜のニュースでは籠松明の様子が映し出されていた。1日からのお松明の様子もお水取りが始まったという形で必ず報道される。

 お水取りについては白洲正子さんの『私の古寺巡礼』(講談社文芸文庫)の中にある「お水取りの不思議」が面白い。それによれば2月20日の「別火」と呼ばれる精進潔斎から始まっているという。

 春を呼ぶ行事にふさわしい陽気であった。自然と体がよく動くから不思議だ。ジムでの60分間ウォークでは7.5kmまで距離を延ばすことができた。時速6.4㎞~7㎞の歩きと時速8㎞~9㎞の走りを混ぜての結果である。長時間走り続ける根気と足がまだないのは仕方がない。今日の結果は満足している。

 この後、明日にかけては一変して春の嵐になるとの予報。ツアーのキャンセルは結果としては良かったと考えよう。『どう考えようが事態が同じならプラス思考で考えたほうが良い』近頃よく口にすること。
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