平和堂財団は株式会社平和堂の創業者である故夏原平治郎さんが、地域に恩返しをするという趣旨のもと、私財を寄付し平成元年に設立された。以来、次世代を担う若い世代を物心両面から応援していこうと教育・文化・体育・環境の4つの分野で助成活動を行ってきた。
文化事業の中に、滋賀県内または滋賀県出身の将来有望な新進芸術家を対象に「芸術奨励賞」の贈呈とコンサートを開催してきた。平成3年度より24年間で音楽部門での芸術奨励賞受賞者は65名になる。
受賞者による「リサイタルの夕べ」は、これまで滋賀で開催されてきたが、今回♪リサイタルの夕べ~スペシャル♪と題して高槻で初めて開催されることになった。新聞で300組600名を無料招待の案内を見たので応募した。定員の3倍ほどの応募があったそうだが運良く抽選で当選した。
平成3年度の受賞者・稲垣聡さん(ピアノ)から平成26年度の受賞者・今高友香さん(ヴァイオリン)まで各年度の受賞者11名とゲストの3名を加えての14名で、一味違った演奏を楽しませてもらった。
印象に強く残ったのは第一部の最後にあった武田優美さんと奈良田朋子さんによる2台のピアノ での♪ラ・ヴァルス♪(M.ラヴェル)であった。格闘技に近い緊迫感が伝わってきた。ソロや連弾とは違うものを感じた。第二部の♪2台ピアノと打楽器のためのソナタ♪(B.バルトーク)は2人のピアニストと2人の打楽器奏者によるタッグマッチのような感があった。息を詰めて聴くというのがピッタリの表現。演奏終了後フ~ッと息を吐いたのは私だけではなかった。
文化事業の中に、滋賀県内または滋賀県出身の将来有望な新進芸術家を対象に「芸術奨励賞」の贈呈とコンサートを開催してきた。平成3年度より24年間で音楽部門での芸術奨励賞受賞者は65名になる。
受賞者による「リサイタルの夕べ」は、これまで滋賀で開催されてきたが、今回♪リサイタルの夕べ~スペシャル♪と題して高槻で初めて開催されることになった。新聞で300組600名を無料招待の案内を見たので応募した。定員の3倍ほどの応募があったそうだが運良く抽選で当選した。
平成3年度の受賞者・稲垣聡さん(ピアノ)から平成26年度の受賞者・今高友香さん(ヴァイオリン)まで各年度の受賞者11名とゲストの3名を加えての14名で、一味違った演奏を楽しませてもらった。
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